0. トマシュの逃亡劇は、 思わぬ結果になったね。
1. 騎士団の前で「変身」の力を使い、 いとも容易くあの場を逃れてみせるとは。
2. 変身、か……。
3. 変身、か……。
4. 言いたいことがあったら言うべきだよ。 『自分の……僕の力と似ていた』とか。
5. 同じだと言う
6. 何も言わない
7. そうだ。 ラルヴァ……お前のくれた力と同じだぞ。
8. そうよ。ラルヴァ…… あなたのくれた力と同じじゃない。
9. お前はトマシュの仲間なのか？ この力は……何なんだ？
10. あなたはトマシュの仲間なの？ この力は……何なのよ。
11. 僕の知る限り、僕に仲間はいない。 いるのは……運命共同体である君だけだ。
12. しかし、あれを目の当たりにした今では、 同じ力を持つ者の存在も否定できないな。
13. ………………。
14. ………………。
15. 何も言ってくれないのか？ でも、そうだな……。
16. あれを目の当たりにした今では、 同じ力を持つ者の存在も否定できない。
17. トマシュの様子は、皆が知った。 俺と関連づける奴だっているだろ。
18. トマシュの様子は、皆が知ったわ。 私と関連づける人だっているでしょ。
19. 教団が何も言ってこないってことは そこは黙ってくれてるみたいだが。
20. 教団が何も言ってこないってことは そこは黙ってくれてるみたいだけどね。
21. そうだね。君の学級の面々は、 君を信頼してくれているようだ。
22. 君としては…… おっと、誰か来たみたいだね。
23. [HERO_MF]。 ここにいたんだな。
24. どうした？
25. どうしたの？
26. ……いや。ただ、先日の事件もあったし きっと不安だろうなと思って。
27. 肯定する
28. 否定する
29. 悩んでも仕方ないのはわかってるが、 不安じゃないと言えば嘘になるな。
30. 悩んでも仕方ないのはわかってるけど、 不安じゃないと言えば嘘になるわね。
31. 別に不安ってわけじゃないが……
32. 別に不安ってわけじゃないけど……
33. もしこの力の正体が悪いものなら、 困りそうだと思ってな。
34. もしこの力の正体が悪いものなら、 困りそうだと思ってね。
35. そうだよな……。 その、上手く言えないんだが……。
36. 力は力に過ぎない。 その良し悪しは振るう者の心次第で変わる。
37. 俺にも人並外れた怪力が備わっているが、 それは誰かを守る力だと……信じている。
38. お前は、その力で俺たちを救ってくれた。 きっと悪いものではないと、俺は思うよ。
39. はは……気を遣わせちまったな。 でも、ありがとう。
40. ふふ……気を遣わせちゃったわね。 でも、ありがとう。
41. いや、俺こそ立ち入ったことを……
42. ディミトリ殿、探したぞ。 大司教猊下がお呼びだ。
43. フラルダリウス公がいらしているとか…… 至急謁見の間に来るように、と。
44. ロドリグが……？　すぐに向かいます。 [HERO_MF]、話はまた後で。