1. ……メリセウスにてクロニエらを 討ち取ることには成功しました。
  2. が、アランデル公……いや、タレスの行方は 未だわからず、ソロンの企みも不明のまま。
  3. フリュム領での行動は、前エーギル公の 反乱を助ける意図もあったと思いますが……
  4. やはり王国が滅亡してはまずいのでは? と思わないではいられませんな。
  5. 彼らが、大司教レアを擁する王国を? とても信じられないのだけれど。
  6. 戦争を終わらせたくなくて、仕方なく 事を起こしているというのかしら。
  7. 王国の宮廷魔道士であったコルネリアは、 “闇に蠢く者”に連なる存在でした。
  8. あるいは他にも、王国内に入り込んでいる 仲間がいるのかもしれません。
  9. 王国はいつでもほしいままにできる。 そのため、帝国の妨害を優先している……。
  10. 辻褄は合っているけれど…… 仮にそうならば、今後も邪魔が入ると?
  11. ええ。もはや表立って行動できる人材は いなくなったと、思いたくはありますが。
  12. [HERO_MF]は…… 本当に大丈夫なのかしらね。
  13. [HERO_MF]は…… 本当に大丈夫なのかしらね。
  14. おや、エーデルガルト様は信頼なさると 決めたのでは?
  15. 決めたわ。だからといって、心中に湧く 疑念を押さえることはできないでしょう?
  16. 伯父様だって……いえ、成り代わられてすら いない前エーギル公だって……
  17. “闇に蠢く者”と接触してから、 人が変わってしまったようだった。
  18. そんなことばかりが起こる中で、 私が誰かを信頼することなんて……!
  19. ………………。 ……左様、ですな。
  20. ……最後まで、いえ、戦争が終わったと しても、気は抜けそうにないわね……。
  21. ソロン、クロニエ、タレス……結局 あいつらのことは、よくわかってないよな。
  22. ソロン、クロニエ、タレス……結局あの人 たちのことは、よくわかってないわよね。
  23. 俺の力や、ラルヴァの正体に近づけるかと、 少し思ってたんだが……。
  24. 私の力や、ラルヴァの正体に近づけるかと、 少し思ってたんだけど……。
  25. そうだね……少し? あまり興味はないのかい。
  26. ないわけじゃないが、目の前の戦いで 精一杯っていうか……。
  27. ないわけじゃないけど、目の前の戦いで 精一杯っていうか……。
  28. ラルヴァはラルヴァだろ? たとえ俺の 先祖が“闇に蠢く者”だったとしても……
  29. ラルヴァはラルヴァでしょ? たとえ私の 先祖が“闇に蠢く者”だったとしても……
  30. それで共に戦うのをやめようとか、 考えたりはしないからな。
  31. それで共に戦うのをやめようとか、 考えたりはしないからね。
  32. いつか必ず来るだろう、“灰色の悪魔”との 対決にも備えなきゃいけないし。
  33. いつか必ず来るだろう、“灰色の悪魔”との 対決にも備えなくちゃいけないし。
  34. 素晴らしい心構えだよ。先日のこともそう だけれど、本当に君の成長は著しい。
  35. 嬉しいことを言ってくれるね。 本当に君の成長は著しい。
  36. “運命共同体”冥利に尽きる、というやつ なのかな、これが。
  37. 何だそれ。 まあ、合ってるのか……?
  38. 何よそれ。 まあ、合ってるのかしら……?
  39. とにかく、頼んだぞ。 戦争の終わりまで、共に駆け抜けよう。
  40. とにかく、頼んだわよ。 戦争の終わりまで、共に駆け抜けましょ。
  41. ああ、君の手で、決着をつけさせてくれ。 こちらこそ頼んだよ……。