1. レア様、セテス殿、ご無事で何よりです。 救援が間に合ったようで安心いたしました。
  2. 手間を取らせてすまなかったな。 おかげで無事に撤退できた。
  3. あなたとファーガスの人々の助力に 心から感謝します、ディミトリ王。
  4. いえ。私の即位の折にも、教団には 幾度となく手を貸していただいたのです。
  5. この恩をお返ししなければ、私は民から 忘恩の徒の謗りを受けることでしょう。
  6. それは私たちとて同じこと。聖教会も でき得る限り、王国に力添えしましょう。
  7. ああ。状況次第だが、騎士団の兵を王国の 指揮下に加えるという話にも異存はない。
  8. 感謝いたします。本来ならば、こういった 条件などつけてはならないのでしょうが……
  9. 我が国はその土地柄、食糧や物資に乏しい。 見返りもなく養うというのも難しいのです。
  10. そう恐縮しなくてもいい。身を置かせて もらっているのは、我々のほうなのだから。
  11. ……それでは、立ち話はここまでにして 一度王都フェルディアへ向かいましょう。
  12. 教団、王国、そしてこの戦いについて。 今後の方針を話し合わねばなりません。