1. モニカ? こんなとこに突っ立って何やってるの?
  2. あなたを待っていたんです。 陛下と話していたでしょう?
  3. ええ、少し戦術の話をね。 それで、私に用って?
  4. いえ、用というほどの用はないのですが。 その……陛下はどんな様子でした?
  5. どんなって……傭兵部隊の戦い方について 相談しただけよ。皆、得物が違うでしょ?
  6. 槍みたいな長物を使えない場所で 戦いそうだから、どう扱うかってね。
  7. それだけですか?
  8. いや、それ以外にも傭兵関係でいろいろ…… モニカが関わりそうな話はなかったけど。
  9. そういうことではなくてですね……あの、 兵士が茶菓子を持っていったでしょう?
  10. それに、あの部屋には花が活けてあったと 思いますが……見ませんでした?
  11. ええ、お菓子は分けてもらったわ。 美味しかったけど……食べたかったの?
  12. お花は……あった、気も……。 小さな白い花だったような……。
  13. もう! あなたの感想なんて聞いてません。 陛下はどうだったか聞いてるんです。
  14. 素直に答える
  15. 聞く理由を問う
  16. いや、何か言ってたかもしれないけど、 覚えてないわね。
  17. そんな……そしたら、陛下に直接 聞くしかないじゃないですか。
  18. あたしは、陛下がその場で漏らすような 素の感想を知りたいんです。
  19. 何でそんなに気になるの? というか、 エーデルガルトに聞けばいいでしょ。
  20. 直接聞いたって、本音で話してくれるか わからないでしょう。
  21. あたしは、陛下がその場で漏らすような 素の感想を知りたいんです。
  22. そう言われてもね……。 覚えてないわ。
  23. 光栄にも陛下に呼ばれて、相談されて。 陛下からお菓子まで下賜されて……
  24. 陛下のこと、ちゃんと見てないんですか? 信じられません、まったく。
  25. 期待に沿えなくて悪かったけど…… モニカが何をやりたいのかさっぱりよ。
  26. 今からでも感想を聞いてくる?
  27. や、やめてください。 あたしが聞きたがったなんて知れたら……
  28. 陛下に余計な気を回させてしまいます。 もうこの話はいいですから。
  29. 首を捻る
  30. 何か閃く
  31. いったい何なの……? わからないから、 やっぱりエーデルガルトに聞いて確かめ……
  32. ちょっと! やめてください! 言いますから!
  33. お菓子もお花も、あたしが用意したんです。 それで、正直な反応が知りたくて……。
  34. あ、わかったわ。 お菓子もお花も、あなたが用意したのね。
  35. それでエーデルガルトの正直な反応を さりげなく知りたくて……
  36. あ、ああ、それ以上言わないでください! 合ってますから!
  37. なるほどね……。 いえ、わかってもよくわからないけど……。
  38. もう、いいじゃないですか! 乙女心は複雑なんです!