link シルヴァン volume_up
おっと、ちょうどいい時に来てくれた! [HERO_MF]、頼みを聞いてほしい。
link シルヴァン volume_up
君、戦いの時にもう一本剣を使うだろ? ちょっとばかりその剣を見せてくれないか。
link シェズ volume_up
構わないけど……正直、意外ね。 あなたが、あの剣に興味があったなんて。
link シェズ volume_up
あまり他人に見せびらかすような 代物じゃないと思ってるんだけど。
link シルヴァン volume_up
ごめんな。けど、そこを何とか頼む! どうしても気になることがあってさ。
link シェズ volume_up
仕方ないわね。……けど正直、意外だわ。 あなたが、あの剣に興味があったなんて。
link シェズ volume_up
ディミトリやフェリクスのような、武器に 目がない人たちならまだわかるんだけど。
link シルヴァン volume_up
俺も一応ゴーティエ家の嫡子だ。子供の 頃から、武具の類いには慣れ親しんでる。
link シェズ volume_up
けどあなたは、よく訓練も手を抜いて…… まあいいわ。ほら、これでいい?
link シルヴァン volume_up
助かるよ。こうして見ると不思議な剣だな。 材質は何だ? 鉄や鋼……じゃあないよな。
link シェズ volume_up
悪いけど、わからないわ。 私に聞かれても困るわよ。
link シルヴァン volume_up
なら、その現れたり消えたりするのは どういう理屈なんだい? 何かの魔法か?
link シェズ volume_up
魔法じゃないわ。何というか…… 私が求めると、それに応えてくれるの。
link シルヴァン volume_up
不思議なもんだな。だったらもう一つ質問。 その剣……俺たちにも使えるのか?
link シェズ volume_up
たぶん無理ね。 私が手放したら、消えちゃうわ。
link シェズ volume_up
ねえ、シルヴァン。何でまた、 そんなに私の剣について知りたがるの?
link シルヴァン volume_up
何でも何も、この手の強力な武器は 世の中にいくつあっても困らないだろ?
link シルヴァン volume_up
“英雄の遺産”は一振りで数百、使い手に よっては数千の兵にも匹敵する代物だが……
link シルヴァン volume_up
使い手が死んじまえばそこで終わりだし、 何より、紋章を持ってなきゃ使えない。
link シルヴァン volume_up
その剣のように便利な代物を、 みんなが使えたら、と思ったんだが……。
link シェズ volume_up
難しいんじゃないかしらね。何しろ私自身、 この剣の正体はわかってないんだもの。
link シルヴァン volume_up
だよなあ……。似たようなものを作ると 言ったって、そう簡単にはいかなそうだ。
link シェズ volume_up
似たようなものを作る……。あなたも あなたなりにいろいろ考えてるのね。
link シルヴァン volume_up
これでも王国貴族の後継ぎなんだぜ、俺は。 それなりのことは考えるさ。何しろ……
link シルヴァン volume_up
みんなが遺産に頼らず戦えるようになれば、 俺たち貴族の責任も、多少は減るはずだ。
link シルヴァン volume_up
そうしたら俺も…… 何のしがらみもなく、君を口説けるだろ?
link シェズ volume_up
ええ……流石にそれはやめたほうが。 今の言葉、イングリットに伝えとくわよ。
link シェズ volume_up
ええ……流石にそれはやめたほうが。 今の言葉、ディミトリたちに伝えとくわよ。
link シルヴァン volume_up
手厳しいな! まあそこも素敵なんだが! ……ほら! もう少し剣を見せてくれよ!