作業を手伝う
ああ、程々に頑張ろうぜ。
  ディミトリ
    
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        シルヴァン:  よりにもよって、何で陛下を働かせるかな。 手を抜きにくい……はっ、狙いはこれか!?
      
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        ディミトリ:  おい、何を一人でぶつぶつ言っている? 無駄口を叩いていないで、早く始めるぞ。
      
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        シルヴァン:  陛下、たまには俺も役に立つでしょう? ……こんなに働くつもりはなかったが。
      
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        ディミトリ:  たまに、ではないだろう。 お前は自分を過小評価し過ぎなんだ。
      
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        シルヴァン:  うわあ、今日の訓練は陛下とですか……。 ……ぶっ飛ばされる前に帰っていいですか?
      
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        ディミトリ:  無論、俺とて加減はする。訓練相手を 「ぶっ飛ばす」ような真似はしないさ。
      
イングリット
    
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        イングリット:  さてと……片づけるわよ、シルヴァン。 ……ちょっと。やる気があるのかしら?
      
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        シルヴァン:  ある、ありますって! もちろん! ……はあ。これは手を抜けなそうだ……。
      
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        シルヴァン:  折角の機会なんだし、たまには俺たちの 息の合ったところを見せてやるとしようぜ。
      
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        イングリット:  え、ええ……。……やっぱりあなたが 真面目なことを言うと、調子が狂うわ。
      
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        シルヴァン:  まあ、ざっとこんなもんだろ。 お疲れさん、イングリット。
      
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        イングリット:  ふふ、お疲れさま、シルヴァン。 おかげで素晴らしい成果が出せたわね。
      
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        シルヴァン:  そうかあ、お前と訓練かあ……。 何と言うか、その……お手柔らかに……。
      
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        イングリット:  甘えたことを言わないでくれる? 私は 手を抜かない。あなたも本気でやりなさい。