1. 大活躍だったな! 流石はエーデルガルトの 見込んだ傭兵隊長だぜ!
  2. うん? カスパルか。 あなただって、相当暴れてたでしょ。
  3. 相手を褒める
  4. 自分を誇る
  5. 流石はあのベルグリーズ家に連なる人よね。
  6. いや、まだまだだ。 今回の戦いも、満足いく結果じゃなかった。
  7. けど、戦功をより稼いだのは、間違いなく 私のほうだったわね。
  8. ああ、そのとおりだ!
  9. 今のオレの腕は、親父どころかお前にだって 届いてねえ……悔しいけどな!
  10. そう? あの軍務卿はともかく、 私とは同等以上に思えるけど。
  11. くっそー……勝者の余裕を感じるぜ。 けど、勝負はこれからだ!
  12. この戦争で、お前より功を上げてやる! それがオレの人生のためでもあるしな!
  13. そうは言っても、 私は傭兵で、あなたは貴族よ。
  14. 手柄を上げる機会は、自ずと私のほうが 多くなる。もちろん死の危険も増すけどね。
  15. いくら次男坊とは言ったって、軍務卿の 息子を戦死させるわけにはいかないでしょ。
  16. いやいや、そいつはオレの親父を 甘く見てるぜ。
  17. オレは生まれた時から継承権がねえんだ。 兄貴とははっきり区別されて育てられた。
  18. オレが身を立てるには、武の道しかねえ!
  19. ……あ、いや、別に政治とか学問とか、 そういうのをやっても構わねえんだけど。
  20. とにかくオレは何もないところから上に 登っていかなきゃいけなくて……
  21. オレが選んだのが、戦って手柄稼ぐ、 そういう道だってことだぜ。
  22. 感心する
  23. 呆れる
  24. ほとんど傭兵同然なのね。貴族に生まれて それだけ覚悟が決まってるなんて……
  25. あなたは凄い人だと本気で思うわ、 カスパル。
  26. それでもオレには、親父の息子っていう箔が あるから、ただの傭兵よりはマシだけどな。
  27. 思ってたよりずっと大変そうな環境では あるんだけど……
  28. そこで選ぶのが、一番命の危険がある 武の道なのね……。
  29. 元々、ベルグリーズ家は武門の家だからな。 親父の影響なのかもしれねえ。
  30. なるほど……本気であなたが私と武功を 競ってるってのは理解したわ。
  31. だったら、私もそれに応えなくちゃね。
  32. これでも子供の頃から、ずっと傭兵として 戦場だの何だのに身を置いてきたのよ。
  33. いくら熱心に鍛錬してるからって、 貴族の子供には負けはしないわ。
  34. 言うなあ、お前! オレだって、 一朝一夕で超えられるとは思ってねえ。
  35. 今に見てろよ、[HERO_MF]?