- 父上、母上 こうして手紙を書くのは4節ぶりですね。 寒い日が続きますが、恙なくお過ごしでしょうか。 こちらは師匠の無茶苦茶な修業に付き合わされたり、 危うく殿下に骨を折られかけたりと大変でしたが、 まあ何だかんだ、それなりに楽しくやっています。
- 今回手紙を書いたのは、角弓の節のダスカー行きに 私も同行することになった、とお伝えするためです。 以前お会いした際、父上は随分心配していたようですが 私も……な鍛え方はしていませんし、いざとなれば 「盾」にはなれるでしょう……なんて冗談を言ったら、 まったく笑えない、と殿下に小言を……ましたよ。
- ダスカーとの会談が終わって落ち着いた頃にでも、 一度……貰って、……の城に帰るつもりです。 フェリクスがどれだけ……上げたか確かめたいですし。 くれぐれも……を怠るな、と言っておいてください。 私はともかく、殿下に勝ちたいと思っているなら、 大岩を担いで山を走り回る……はしてもらわないと。
- 追伸。 先日、……から上等な短剣を賜ったので、 手紙と一緒にガラテア領に……させました。 もし彼女がフラル……ウス領に来ることがあれば、 いつも寂しい……をさせて済まないと伝えてください。 ……=ゴーヴァン=フラルダリウス
- (誰かが家族に宛てた手紙のようだ。 ところどころ文字が滲んでおり、読みにくい)