link ディミトリ volume_up
よく戻った、ロドリグ。 西部の処理は無事に済んだようだな。
link ロドリグ volume_up
査問やら何やらで時間はかかりましたが、 これでひとまず内憂の芽は摘み切ったかと。
link ロドリグ volume_up
ギディオン、マテウス、エリデュアなどは 当主の顔も挿げ変わったことですしね。
link アッシュ volume_up
断絶とはいかなかったんですね。 それくらいのことをしたと思うんですが……
link ドゥドゥー volume_up
……そう簡単なことではないからな。 クレイマン家の時も、時間がかかった。
link ロドリグ volume_up
領主を変えるとなると、民や一族の中にも 不満を持つ勢力が現れますしなあ。
link フェリクス volume_up
何はともあれ、背後の安全を 確保しておくに越したことはないだろう。
link フェリクス volume_up
先日と同じ轍を踏むわけにはいかんからな。 もう少し揉めるかもしれんとは思ったが……
link ロドリグ volume_up
はは、これでもフラルダリウス公として この手の仕事を担ってきた身だからな。
link フェリクス volume_up
フン……となると問題はやはり東部か。 大丈夫なのか、同盟軍のほうは。
link ディミトリ volume_up
ギュスタヴの報告によれば、折を見て クロードたちも軍を進めていくそうだ。
link ディミトリ volume_up
とはいえ、やはりベルグリーズ領は簡単に 制圧することもできないようでな……
link ディミトリ volume_up
暫くは上手く膠着状態を演じつつ、 敵の消耗を狙う腹積もりだと聞いている。
link ロドリグ volume_up
そう考えると、大修道院を狙うというのは 今採れる最善の策だったやもしれませんね。
link シェズ volume_up
俺たちはヘヴリング領まで進む予定だよな。 同盟と歩調を揃えなくて大丈夫なのか?
link シェズ volume_up
私たちはヘヴリング領まで進む予定よね。 同盟と歩調を揃えなくて大丈夫なの?
link ディミトリ volume_up
問題ない。むしろ俺たちが優勢を取れば、 帝国は更に多くの兵を西部に割くだろう。
link ディミトリ volume_up
そうなれば東部も戦いやすくなるはずだ。 クロードとも、そう示し合わせはしたが……
link フェリクス volume_up
問題は、奴が信用に値する人間か わからん、ということだな。俺も同感だ。
link アネット volume_up
もしかして、あたしたちを消耗させて、 いきなり襲いかかってきたりして……。
link イングリット volume_up
共通の目的の下に団結している以上、今は そんな行動も考えにくいと思いますが……
link イングリット volume_up
クロードは掴みどころのない人間ですから、 いつどんな手に出るかもわかりませんね。
link メルセデス volume_up
どれだけ心配してもし過ぎることはないわ。 いろんな状況を想定しておかないと~……。
link ディミトリ volume_up
……同盟がおかしな動きをすれば、 ギュスタヴや教団が止めてくれるはずだ。
link ディミトリ volume_up
今は、黙って軍を進めるしかない。 皆、それぞれ出陣に備えてくれ。
link ロドリグ volume_up
それにしても、いよいよ本格的に 帝国に攻め入ることになるんですね。
link ディミトリ volume_up
……ああ。両国の民のため、とは言わないが こんな戦には、早々に決着をつけなければ。
link ロドリグ volume_up
ふむ。決着をつける……ですか。 陛下に、皇帝の首を取れますかな。
link ロドリグ volume_up
ああ、もちろん武術や用兵の腕の話ではなく あなたの「情」が気にかかりましてね。
link シェズ volume_up
そういえば義姉さんなんだっけ。 それは殺すのも躊躇われる……か?
link シェズ volume_up
そういえば義姉さんなんだっけ。 それは殺すのも躊躇われる……かな?
link ディミトリ volume_up
……一応、古い友人でもある。もっとも もう彼女は覚えてはいないだろうが……。
link ディミトリ volume_up
ロドリグ。俺が今更、躊躇うと思うか。 己の伯父でさえ容赦なく首をはねた俺が。
link ロドリグ volume_up
………………。
link ディミトリ volume_up
ダスカーの件に帝国が噛んでいる以上、 彼女から話を聞く必要があるのも事実だ。
link ディミトリ volume_up
……だがな、彼女は俺の同類だ。己の意志で 戦争を始め、多くの人々を死に追いやった。
link ディミトリ volume_up
たとえそこに尊い理想があったとしても、 そんな人間が許されていいはずがないんだ。
link ディミトリ volume_up
彼女に戦い続ける意志がある限り…… 俺は王として、復讐者として、彼女を殺す。
link ロドリグ volume_up
……そうですか。 それを聞いて、安心いたしましたよ。
link ロドリグ volume_up
ああ、そうだ。そういえば、あなたに これをお渡ししなければならんのでした。
link ディミトリ volume_up
む……書簡か?
link ロドリグ volume_up
つい先日、エリデュア子爵領の査問で 見つかった、パトリシア様からの書簡です。
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……継母上の?
link ロドリグ volume_up
失礼ながら先に改めさせてもらいましたが、 特に目新しい情報はありませんでした。
link ロドリグ volume_up
ですが……陛下にとっては、あまり 愉快ではないことが書かれておりますので。
link ディミトリ volume_up
……そうか。 後で目を通しておこう。