link シェズ volume_up
はあ、寒い寒い……。この辺は 雪がないのに、風が冷たくて堪えるな。
link シェズ volume_up
はあ、寒い寒い……。この辺は 雪がないのに、風が冷たくて堪えるわね。
link シルヴァン volume_up
はは、雪が積もってないほうが かえって寒かったりするからなあ。
link シルヴァン volume_up
気をつけてくれよな? 雪が積もってない ほうが、かえって寒かったりするんだから。
link ディミトリ volume_up
こんな北にまで連れてきた上、偵察まで 任せてしまってすまないな。どうだった?
link シェズ volume_up
異変はないな。 そろそろ敵の姿が見えてもいいはずだが。
link シェズ volume_up
異変はないわね。 そろそろ敵の姿が見えてもいいはずだけど。
link シェズ volume_up
……本当にスレンの連中は山脈を 越えてくるのか? あんな険峻な山を……。
link シェズ volume_up
……本当にスレンの人たちは山脈を 越えてくるの? あんな険峻な山を……。
link ロドリグ volume_up
来ますとも。彼らはそういう相手です。
link ディミトリ volume_up
加えて、今回は襲撃の規模も大きい。 率いている者が率いている者だからな。
link シェズ volume_up
王都でゴタゴタがあった時にも、 襲撃を受けたよな。
link シェズ volume_up
やっぱりスレンとファーガスの仲は 最悪なのか?
link シルヴァン volume_up
最悪ってほどではないだろうが、 深い因縁のある相手なのは間違いないぜ。
link シルヴァン volume_up
俺たちがまだほんの子供だった頃にも、 ファーガスとスレンは正面切って戦ってる。
link シルヴァン volume_up
ファーガスが勝った時、向こうの長が 人質として身柄を差し出してきた末息子……
link シルヴァン volume_up
そいつこそが、今回の襲撃の中心人物だ。
link シェズ volume_up
率いている者って……名の知れた 将か何かなのか、スレンの指揮官は。
link ディミトリ volume_up
そういうわけではない。ただ、フォドラの 文化や軍略にはこの上なく精通している。
link シェズ volume_up
王都でゴタゴタがあった時にも、 襲撃を受けたのよね。
link シェズ volume_up
やっぱりスレンとファーガスの仲は 最悪なの?
link シルヴァン volume_up
最悪ってほどではないだろうが、 深い因縁のある相手なのは間違いないぜ。
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俺たちがまだほんの子供だった頃にも、 ファーガスとスレンは正面切って戦ってる。
link シルヴァン volume_up
ファーガスが勝った時、向こうの長が 人質として身柄を差し出してきた末息子……
link シルヴァン volume_up
そいつこそが、今回の襲撃の中心人物だ。
link シェズ volume_up
率いている者って……名の知れた 将か何かなの? スレンの指揮官は。
link ディミトリ volume_up
そういうわけではない。ただ、フォドラの 文化や軍略にはこの上なく精通している。
link ロドリグ volume_up
彼は人質としてフォドラに来てから、 長らく辺境伯の薫陶を受けていました。
link ロドリグ volume_up
辺境伯も、かつて奥方をスレン族に殺され、 深い怨恨を抱いていたことでしょうが……
link ロドリグ volume_up
スレンとの関係を改善するための一歩だと、 彼を丁重に扱い、言葉や習俗を学ばせた。
link ロドリグ volume_up
……ですが、彼はそんな考えとは裏腹に、 ゴーティエ領を逃げ出して帰参したのです。
link シェズ volume_up
人質が勝手に故郷に帰ったらまずいだろ。 揉めなかったのか?
link シェズ volume_up
人質が勝手に故郷に帰ったらまずいでしょ。 揉めなかったの?
link シルヴァン volume_up
父上が人を遣って責任を問うても、 知らぬ存ぜぬを通されたんだってよ。
link ディミトリ volume_up
だが、今回スレンの兵を率いて ファーガスに攻め入ってきたのを思えば……
link ディミトリ volume_up
故郷に戻り、フォドラの内情を伝えることで 部族の中でも立場を得たのかもしれない。
link シェズ volume_up
北も北で大変なんだな。 隣人がこんなに厄介だったなんて。
link シェズ volume_up
北も北で大変なのね。 隣人がこんなに厄介だったなんて。
link マティアス volume_up
はは、我々の置かれている苦境について、 少しでも理解してもらえたのなら何よりだ。
link シルヴァン volume_up
父上。出陣の用意ならば整っていますが、 そろそろ諸将らに招集をかけましょうか。
link マティアス volume_up
ああ。招集が完了し次第、ルスカ山脈に 向けて出立。麓の砦に拠って陣を張る。
link ロドリグ volume_up
此度の戦場があの砦になるとは…… 図らずも北征の再現になりましたね。
link マティアス volume_up
……ああ。そうなるな。 あの砦は確か……緒戦の戦場だった。
link マティアス volume_up
陛下、当家が始末をつけるべき件で お呼び立てしてしまい申し訳ございません。
link ディミトリ volume_up
いえ。ゴーティエとフラルダリウスは、 長らく共にスレンと戦ってきた盟友……
link ディミトリ volume_up
ブレーダッド家の当主として、 この危機に参じるのは当然のことです。
link ディミトリ volume_up
シルヴァン、[HERO_MF]、 お前たちの力も頼りにしているぞ。
link シェズ volume_up
ああ、任せてくれ。スレンだろうが 何だろうが、俺がぶっ飛ばしてやろう。
link シェズ volume_up
ええ、任せて。スレンだろうが 何だろうが、私がぶっ飛ばしてあげるわ。
link シルヴァン volume_up
おっと、それは心強い。 だったら俺はほどほどに……
link マティアス
………………。
link シルヴァン volume_up
……いや。全力を尽くして戦います。 死なない程度に。
link シェズ volume_up
正直不安だな。頭の切れる指揮官なんだろ? まあ、やれるだけのことはやるが……。
link シェズ volume_up
正直不安ね。頭の切れる指揮官なんでしょ? まあ、やれるだけのことはやるけど……。
link シルヴァン volume_up
そう弱気になる必要はないだろ。 お前の腕前はよく知ってる。
link シルヴァン volume_up
そう弱気になる必要はないさ。 君の腕前はよく知ってる。
link シルヴァン volume_up
それに、こんな顔ぶれが揃っていて、 負ける可能性は万に一つもないだろ。
link マティアス
………………。
link シルヴァン volume_up
……いや。その万に一つを考えるのが 指揮官の仕事ってわけだがな。ははは。
link ロドリグ volume_up
私も微力を尽くしましょう、辺境伯。
link ロドリグ volume_up
フラルダリウス公の位を倅に譲った今、 私はしがない将の一人に過ぎませんがね。
link マティアス volume_up
謙遜はよせ。似合わんぞ、ロドリグ。 互いに、我らの王に恥じぬ戦いをしよう。