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シェズ & ローレンツ C - 支援会話鑑賞
C
B
A
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ローレンツ
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おや? 誰かと思えば[HERO_MF]さんか。 ちょうど良かった。
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シェズ
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……何か私に用でも?
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ローレンツ
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いや、一度ゆっくりと話をしたいと 思っていたのでね……まあ、楽にしたまえ。
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シェズ
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言われなくても、楽にしてるけど……。
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ローレンツ
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君は出自が曖昧らしいね。 おまけに由来不確かな力を持っている……。
VerdantWildfire
ScarletBlaze
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ローレンツ
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そんな君を前線の指揮官に起用するとは、 クロードも思い切ったことをするものだ。
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ローレンツ
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そんな君を前線の指揮官に起用するとは、 皇帝陛下も思い切ったことをするものだ。
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シェズ
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そこまでのことじゃないんじゃ……?
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ローレンツ
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おや? 理解していないようだね。 君が置かれている特異な立場というものを。
VerdantWildfire
Else
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ローレンツ
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レスターでは諸侯がそれぞれ騎士を抱え、 諸侯の意を受けた騎士が兵を動かしている。
ScarletBlaze
Else
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ローレンツ
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本来、国家間の戦争というものは、貴族と 貴族に仕える騎士が兵を動かして行われる。
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ローレンツ
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しかし君は騎士でもない、ただの傭兵だ。 それが誰にも仕えず兵を動かしている。
VerdantWildfire
ScarletBlaze
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シェズ
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仕えてはいないけど、盟主の指示に従って 動いてるんだから問題ないでしょ?
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シェズ
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仕えてはいないけど、皇帝の指示に従って 動いてるんだから問題ないでしょ?
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ローレンツ
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ああ、問題ないとも。君は優秀だし、 実に勇敢に戦ってくれている……しかーし!
VerdantWildfire
ScarletBlaze
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ローレンツ
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本来、レスターの民を守る役目は、 貴族のみに課せられた責務なのだよ。
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ローレンツ
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他国と戦い自国の平民を守るという役目は、 貴族のみに課せられた責務なのだよ。
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ローレンツ
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君のような素性不明の傭兵上がりに頼るなど 屈辱と取る貴族もいるだろうね。
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シェズ
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ふうん……? 傭兵を雇って戦わせてるのも だいたい貴族だけどね。
VerdantWildfire
ScarletBlaze
VerdantWildfire
ScarletBlaze
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ローレンツ
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だが……聞くところによれば、帝国では 平民出身の指揮官が増えているという。
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ローレンツ
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だが……陛下が自ら、平民出身の指揮官を 積極的に起用していることも事実。
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ローレンツ
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人材不足が否めない今、同盟でも帝国に倣い 平民の取り立てを増やすべきなのだろう。
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ローレンツ
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人材不足の解消には確かに有効であるし、 これが陛下の方針ならば従うほかない。
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ローレンツ
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そうなれば特段、君を気にする必要もない、 ということになるだろうな。
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シェズ
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話が見えないわね……気にする必要が なくなるなら、それでいいじゃない。
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ローレンツ
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とはいえ! 平民を守るという貴族の責務に 何ら変わるところはない。
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ローレンツ
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君は出自が分からないとはいえ、 現時点では紛うことなき平民だ。
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ローレンツ
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つまり、君は本来は守られる側の人間…… 無理はせず、困ったらこの僕を頼りたまえ。
承諾する
拒否する
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シェズ
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ええ、遠慮なく頼らせてもらうわ。 ローレンツは優秀だし、貴族に顔も利くもの。
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シェズ
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いえ、遠慮するわ。私は平民ではあるけど、 戦いを生業としている傭兵だもの。
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シェズ
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……それにしても、文句を言いたいだけかと 思ったら、親切で言ってくれてたのね。
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ローレンツ
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親切? 僕が君に? ……あっはははは! 面白いことを言うじゃないか。
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ローレンツ
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いいかい、僕は名門グロスタール家を継ぐ 貴族の中の貴族なのだよ。
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ローレンツ
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頼れと言ったのは親切ではない。 平民は平民らしくあれという話だ。
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ローレンツ
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それが、このフォドラの あるべき秩序というものだからね。
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シェズ
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それは私が秩序を乱してるってこと? 結局、文句を言いたいのね。
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ローレンツ
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それも違う! 断じて違うぞ。 僕がそんな器の小さな人間に見えるか?
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ローレンツ
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君の能力は認めるが、平民らしくあれと、 それだけの話だ。理解してくれただろうね?
肯定する
否定する
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シェズ
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ええ、あなたの言いたいことはわかった。 気には留めておくわ。一応ね。
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シェズ
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いえ、わからないわ。このご時世、貴族だの 平民だのに、こだわってる場合なの?
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シェズ
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とにかく、私は戦うために雇われた傭兵よ。 これ以上の気遣いは無用にしてくれる?
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ローレンツ
volume_up
気遣っているわけでは……! いや、もういい。また改めて語り合おう。
C
B
A