link シェズ volume_up
フェルディアに戻る……? 折角ここまで来たのにか?
link シェズ volume_up
フェルディアに戻る……? 折角ここまで来たのに?
link ディミトリ volume_up
戻ると言っても、少しの間……そうだな、 1節ほど、俺がここを空けるというだけだ。
link メルセデス volume_up
あなたが王都に戻らなきゃいけないなんて、 いったい何があったのかしら~?
link アネット volume_up
もしかしてフェルディアで、 何か大事件でも起こったんですか……?
link アネット volume_up
王都には父さんたちもいますし、 滅多なことはないと思いますけど。
link フェリクス volume_up
きちんと説明してやれ、猪。あれの脅威は、 北方に暮らす連中にしかわからん。
link ディミトリ volume_up
……スレン族の一団がゴーティエ領を突破し 王都フェルディアに迫っているそうだ。
link ディミトリ volume_up
王都のイヴァン公が迎撃に出て、 捕縛されたという報告も入ったが……
link ディミトリ volume_up
ゴーティエ辺境伯との定期連絡も途絶し、 報告の真偽を確かめることもままならない。
link アッシュ volume_up
だ、大丈夫なんですか、それ……!? 大事件じゃありませんか……!
link シルヴァン volume_up
そりゃあもう大事件だぜ、アッシュ。 王都が略奪されたら戦争どころじゃない。
link シルヴァン volume_up
まあ、あの父上がそう簡単にやられるなんて にわかには信じられませんけど……
link シルヴァン volume_up
連絡が途絶えたのは事実だ。 何かが起きてるのは間違いないでしょうね。
link セテス volume_up
それは……由々しき事態だな。王領内には 教団の根拠地たるカムロスがある上……
link セテス volume_up
王都フェルディアには、 教団の者も少なからず出入りしている。
link メルセデス volume_up
スレン族って、ファーガスの 北の半島に住んでいる人たちよね?
link アネット volume_up
うん……あたしたちが物心ついた頃には、 すっかり落ち着いてた気がするけど……。
link シルヴァン volume_up
そんな殊勝な連中じゃない。今でも、隙を 見せれば食いついてくるような相手だぜ。
link ディミトリ volume_up
ファーガスと境を接するスレンの北西部は、 一年を通して雪に覆われた土地だ。
link ディミトリ volume_up
彼らも生き延びるため、豊かな土地を 求めなければならないのだろう。
link フェリクス volume_up
その手段が問答無用の略奪でなければ、 交渉の余地もあろうものだがな。
link ディミトリ volume_up
……そういうわけで、俺は北に戻って 討伐軍の指揮を執らねばならない。
link ロドリグ volume_up
辺境伯もイヴァン公も安否不明となれば、 陛下が直接指揮を執るほかありませんしね。
link シェズ volume_up
だったら、俺たちも一緒に行ったほうが いいんじゃないか?
link シェズ volume_up
だったら、私たちも一緒に行ったほうが いいんじゃない?
link シェズ volume_up
危険な戦いに飛び込むなら、 腕の立つ護衛が必要だろ?
link シェズ volume_up
危険な戦いに飛び込むなら、 腕の立つ護衛が必要でしょ?
link フレン volume_up
そうですわよ、ディミトリさん。
link フレン volume_up
わたくしたちにとっても、 決して他人事ではないのですから。
link ディミトリ volume_up
ありがたい、と言いたいところだが…… ここにも戦力を残しておく必要がある。
link ディミトリ volume_up
[HERO_MF]、お前は今やこの軍の 要の一人だ。……アリアンロッドを頼む。
link イングリット volume_up
帝国軍に痛打を与えたとはいえ、いつ 反撃されるかもわかりませんからね……。
link ディミトリ volume_up
ドゥドゥー、ロドリグ、供を頼む。 あとは数十騎ほどを連れていきたい。
link ドゥドゥー volume_up
は、かしこまりました。
link ディミトリ volume_up
単に辺境伯の使者の到着が、何らかの事情で 遅れているだけ、という可能性もある。
link ディミトリ volume_up
シルヴァン、お前は念のため アリアンロッドに残って使者を待て。
link シルヴァン volume_up
わかりました。 ……陛下、どうかご無事で。
link ディミトリ volume_up
それからフラルダリウス公。俺がここを 空けるとなれば、王国軍の指揮官はお前だ。
link ディミトリ volume_up
フラルダリウス公。俺がここを 空けるとなれば、王国軍の指揮官はお前だ。
link ディミトリ volume_up
万一、使者が着くようなことがあれば…… その時にどうするかはお前の判断に任せる。
link ディミトリ volume_up
ここにいる兵士もまた、俺たちにとって 守るべき民の一人なんだ。彼らを頼む。
link ディミトリ volume_up
……もしも彼らを失えば、俺にはもう何も 残らない。死者への一念を除いては……。
link フェリクス volume_up
チッ……わかっている。
link ディミトリ volume_up
そう硬い顔をするな。お前ならむしろ、 俺よりも上手くやってくれる気がするよ。
link ディミトリ volume_up
俺がここを離れたことは厳重に秘せ。 帝国に勘づかれれば厄介だからな……。