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ヒルダ & ホルスト B - 支援会話鑑賞
B
A
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ホルスト
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はっ、たっ、やあっ!
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ヒルダ
………………。
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ホルスト
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そこにいるのは、ヒルダだな?
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ヒルダ
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わっ! びっくりした。 兄さん、あたしに気づいてたの?
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ホルスト
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我が愛しの妹の気配に気づかぬはずもない。 私の心は常に研ぎ澄まされているからな。
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ホルスト
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地道に鍛錬を積めば誰でもできる芸当だ。 おまえも試してみたらどうだ?
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ヒルダ
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あたしが地道な努力とかすると思うー? そういうの、ほんっと苦手だから。
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ヒルダ
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いつもやってる鍛錬だって、 やらなくていいならやりたくないしー。
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ホルスト
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はっはっは! おまえは努力せずとも優秀な 天才肌だからな。その才能が眩しいよ。
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ホルスト
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そうだ、折角一緒にいるのだ。 昔のように、少し鍛錬に付き合わないか。
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ヒルダ
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昔って……兄さんがあたしを背負って 屈伸するやつのことでしょ……?
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ヒルダ
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嫌だよー。小さい頃は楽しかったけど、 今は流石に恥ずかしいって。
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ホルスト
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そうか。それは残念だな。
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ヒルダ
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そういえば、兄さんはいつまで あたしたちと一緒にいるのー?
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Else
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ホルスト
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いられる限りはいるつもりだ。円卓会議が 催されるたびに出てくるのも大変なんでな。
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ホルスト
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パルミラに何か怪しい動きがあれば、 すぐにでも戻らねばなるまいが……。
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Else
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ホルスト
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いられる限りはいるつもりだ。この戦時下、 陛下の側におらねば役にも立てぬからな。
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ホルスト
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爵位を継いだとはいえ父上も健在だ。 私が留守でも領地のことは心配あるまい。
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ヒルダ
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ふうん……別にあたしがここにいるから、 兄さんもいてくれるってわけじゃないんだ?
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ホルスト
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何だ、不満か? そういう過保護なことを 言うと、おまえはいつも嫌がるじゃないか。
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ホルスト
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無論ここにおまえがいるのが最大の理由だ。 私がいる限り、おまえの身は私が守り抜く!
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ホルスト
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ついでに、おまえに言い寄る不届き者どもも 成敗してやらねばなるまい。はっはっはっ!
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ヒルダ
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えーと、それは遠慮したいなー。 誰もあたしに寄りつかなくなっちゃう。
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ヒルダ
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でも、あたしのこともちゃんと考えて くれてたんだね。ちょっと嬉しいかも。
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ホルスト
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ああ。それに……ここにいる理由は 実は他にもあるのだ。
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ヒルダ
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他の理由って?
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Else
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ホルスト
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ベルグリーズ伯のような一流の武人と 剣を交える機会は、そうあるまい?
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Else
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ホルスト
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王国やセイロス騎士団の強者たちと 剣を交える機会は、そうあるまい?
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ホルスト
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真の武勇とは、強者との命を懸けた 戦いでこそ磨かれるものなのだ。
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ホルスト
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この先、そんな猛者たちと相まみえることが できるのだと思うと、身震いが止まらん!
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ヒルダ
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はあ、なるほどねー……。
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ヒルダ
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結局、それが一番の理由なんでしょう? はいはい、わかりましたーっと。
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ホルスト
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いや、誤解するな。何よりも大切なのは 言うまでもなく我が愛しの妹だ!
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ヒルダ
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いいから、いいから。 それじゃ、鍛錬頑張ってねー。
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ホルスト
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待て、待ってくれ、我がヒルダよ! 戻ってきてくれーっ!
B
A