1. <<<EMPTY>>>
  2. いずれエーデルガルトとディミトリは 血みどろの戦いを始めることになる。
  3. できれば、奴らが決着をつける前に、 俺たちの手で中央教会を潰してしまいたい。
  4. それで戦争が止まると俺は信じているが、 止まらないなら、仕方ない。その時は……
  5. 意地っ張りの二人を俺たちがとっちめて、 無理矢理でも新しい時代をこじ開けようぜ。
  6. さあ、いよいよ戦争も大詰め……なんだが、 [HERO_MF]、大丈夫なんだよな?
  7. ああ、いや、また味方を襲うんじゃないか、 ってな心配はまったくしてないんだが。
  8. ずっとお前の中にいたラルヴァってのが、 消えちまったわけだろ?
  9. 大丈夫だという
  10. わからないという
  11. もう大丈夫だ。 ちゃんと戦えるから安心してくれ。
  12. もう大丈夫よ。 ちゃんと戦えるから安心して。
  13. まあ、本人がそう言うなら信じるか。 もし不調があれば言ってくれ。
  14. さあ、自分でもよくわからない。 こんなことは初めてだからな。
  15. さあ、自分でもよくわからないわ。 こんなことは初めてだからね。
  16. だよな。だが、見たところ元気そうで 良かったよ。不調があれば言ってくれ。
  17. ……お前のおかげで、エーデルガルトと ディミトリが直接話す機会を持てた。
  18. この後どうするかは、あいつら次第…… 俺たちは俺たちの戦いに決着をつけよう。
  19. 必ず勝利して、新しい時代を開くんだ。
  20. このフォドラの歴史は、常に中央教会と共に 紡がれてきたと言っても過言ではない。
  21. それが今、我々の手で終わろうとしている。 これまでの常識が、完全に覆されるのだ。
  22. その責任の重さに僕は圧し潰されそうな 心地でいるよ。君もそうだろう?
  23. そうだと答える
  24. 別にと答える
  25. そう言われると、まあ、そうだな。 確かにそうかもしれない。
  26. そう言われると、まあ、そうね。 確かにそうかもしれないわ。
  27. なんだね、その気の抜けた返答は。 もっと昂りたまえ!
  28. 別に、そこまで気負ってはいないぞ。 俺は倒すべき相手を倒すだけだ。
  29. 別に、そこまで気負ってはいないわ。 私は倒すべき相手を倒すだけよ。
  30. なんだね、それではいつもの君と 変わらないではないか!
  31. 一介の傭兵だからと呆けていては困るぞ。 次の時代の主役は、貴族ではないのだから。
  32. ……とはいえ、この僕が歴史の表舞台から 退くことにはならないだろうな。
  33. なんせ僕は、ローレンツ=ヘルマン= グロスタールだからね! はーっはっはっ!
  34. あ、[HERO_MF]くん。何だか やらかしたって聞いたけど、もういいの?
  35. あ、[HERO_MF]ちゃん。何だか やらかしたって聞いたけど、もういいの?
  36. あとはレア様を倒すだけだよね。 それで戦争がちゃんと終わるといいなー。
  37. きっと終わると答える
  38. まだ終わらないと答える
  39. 誰も戦争が長引くことを望んでないんだ。 原因が消えればきっと終わりに向かうさ。
  40. 誰も戦争が長引くことを望んでないのよ。 原因が消えればきっと終わりに向かうわ。
  41. 原因って言われちゃうレア様たちも、 何だか可哀そうな気がしちゃうけどー。
  42. それだけじゃまだ終わらないかもな。 帝国と王国がどう動くかわからないし……
  43. それだけじゃまだ終わらないかもね。 帝国と王国がどう動くかわからないし……
  44. そしたら、あたしが間に入って強引にでも 仲直りさせる! もう戦争はたくさんだよ。
  45. とにかく、まずは勝たないとね。 みんなで頑張ろう!
  46. この戦いが終わっても、わたしが抱える 問題が解決するわけではないですが……
  47. それでも、勝たないと前には進めません。 だから絶対に、勝ちたいです。
  48. あんただって同じですよね。お互いに、 悔いを残さないよう全力で戦いましょう。
  49. [HERO_MF]…… 無事に戻ってくれてよかったです。
  50. あんたの身に起こったこと、見たこと、 聞いたことを詳しく教えてもらえますか。
  51. たぶん“闇に蠢く者”の正体を知るための 手がかりがあると思うので。
  52. 話す
  53. 後にする
  54. ああ、もちろんだ。 何から話せばいいかな。
  55. ええ、もちろんよ。 何から話せばいいかしら。
  56. ラルヴァが俺の……いや、先にラルヴァの 説明が必要か。そいつはだな、つまり……
  57. ラルヴァが私の……ううん、先にラルヴァの 説明が必要かしら。それはね、ええと……
  58. ……あの、やっぱりいいです。 長くなりそうなので。
  59. いや、話せば長くなるぞ。 もっと時間があるときでも構わないか?
  60. いえ、話せば長くなるわ。 もっと時間があるときでもいいかしら?
  61. そうですか。私もじっくり聞きたいですし、 また今度にしたほうがよさそうですね。
  62. もたもたしていたら、また奴らの仲間が どこかで騒乱を起こすかもしれません。
  63. 今は戦争を終わらせることが最優先です。 しっかりと準備を整えて臨みましょう。
  64. この戦いはフォドラの歴史上、重要な 転換点になることは間違いありません。
  65. そんな戦いを、ボクが当事者として 見ることになるなんて……
  66. もし生き残れたら、ボクはこの戦いを 絵に描いて残そうと思います。
  67. それがボクの、使命のような気がして……。
  68. 今更なんだけどよ、オデはこのところの 連邦国軍の戦い方に不満があるんだ。
  69. お前だって、同じじゃねえのか? 正直に言っちまえよ。
  70. 同意する
  71. 否定する
  72. 少し行き当たりばったり感はあるかな。 良く言えば臨機応変ということにはなるが。
  73. 少し行き当たりばったり感はあるわね。 良く言えば臨機応変ということになるけど。
  74. それは別に悪くねえんじゃねえか? 状況に応じて最善を尽くしてたんだろ。
  75. 不満は特にないな。俺みたいな奴を 受け入れてくれてるわけだし。
  76. 不満は特にないわ。私みたいな人を 受け入れてくれてるわけだし。
  77. お前は強えから、どこ行っても雇って もらえるだろ。そんなことじゃねえよ。
  78. じゃあ、ラファエルは何が不満なんだ?
  79. じゃあ、ラファエルは何が不満なの?
  80. 戦っても戦っても、宴がねえってことだ! クロードくんらしくもねえ!
  81. この戦いが終わったら、 オデは盛大な肉の宴を断固要求するぞ!
  82. ……レア様たちが、王都フェルディアに 入ることはないのではないでしょうか。
  83. それよりも、彼らはタルティーン平原で 戦うことを望む気がします。
  84. 理由を聞く
  85. 理由を推理する
  86. 何で、そう思うんだ?
  87. 何で、そう思うの?
  88. 援軍のない籠城戦は不利ですし、 他にも理由が……
  89. 援軍を望めない籠城戦は、延命はできても 勝利はない……そういうことか?
  90. 援軍を望めない籠城戦は、延命はできても 勝利はない……そういうことね?
  91. はい、そのとおりなのですが、 他にも理由が……
  92. タルティーン平原は、かつて聖セイロスが 解放王ネメシスを破った古戦場です。
  93. その戦いを再現できれば、中央教会の権威を 再びフォドラに示すことができる……
  94. と、レア様ならお考えになるのでは、と。 あくまで、私の想像ですが……
  95. 私も、できれば戦場は平原がいいです。 街を戦いに巻き込みたくないですから……。
  96. ……ちょっと気になってるんだけど、 この前“灰色の悪魔”を倒しただろ?
  97. その時、ジェラルト傭兵団の他の連中は 姿を見せなかったと思うんだよな。
  98. もう解散しちゃったのかな。 だとしたら、少し残念だな……
  99. 師匠、前の戦いから、なんかこう そわそわしてんだよなあ。
  100. 昔、セイロス騎士団にいたって話だけど、 そのせいだけじゃないような……。
  101. 何か本人に聞いちゃいけない気がしてさ。 アロイスさんにでも聞いてみようかな。
  102. よう、[HERO_MF]。 “灰色の悪魔”とやりあったんだって?
  103. まあ、あんたにも思うところがあったん だろうし、済んだことは仕方ない。
  104. だけど、ほどほどにな。あいつも悪い奴じゃ ないと思うんだ。……師匠の子供だしさ。
  105. [HERO_MF]、喜んでくれ! 頼もしき我が義兄が加勢に来てくれたぞ!
  106. これから仕上げの戦いなんだろ? 義弟の知らせを受けて飛んできたぜ。
  107. 今回はちゃんと王にも話を通してきたぞ。 事情は多少の尾ひれをつけといたけどな。
  108. フォドラの歴史を変える一戦に、 パルミラの将が力を貸してくれるという。
  109. まさに、陛下の描くフォドラの未来を 体現する感慨深い光景ではないか?
  110. なっはっは、この戦争が終わったら、 次は義弟をパルミラに招かねえとなあ
  111. これまで多くの元同僚を地獄に送ってきた。
  112. が……次の戦いはこれまで以上に 殺すことになるだろう。
  113. あいつの怒声が聞こえてくるようだよ。 愛憎入り混じった、な。
  114. 怒られるのは、次で最後にしたいものだ。 行くぞ、[HERO_MF]。
  115. クロードの方針が明確になってきて……
  116. 帝国出身の僕らへの風当たりも徐々に 良くなってはきたんだけど。
  117. 同時に無駄に話しかけられることも多く なってさ。僕はもう帝国貴族じゃないのに。
  118. 帝国に戻る気はないのか聞く
  119. 慰める
  120. 望めば、貴族に戻れるんじゃないか? 帝国に帰りたくはないのか?
  121. 望めば、貴族に戻れるんじゃない? 帝国に帰りたくはないの?
  122. ないよ。実家を継ぐ気もなければ、 貴族の責務を果たす気も……。
  123. それは災難だったな。 皆、帝国の貴族に繋ぎを作りたいんだろ。
  124. それは災難だったわね。 皆、帝国の貴族に繋ぎを作りたいんでしょ。
  125. そうだろうね。僕には実家を継ぐ気も、 貴族の責務を果たす気もないんだよ。
  126. ただ平和な世を謳歌して、好きに昼寝を していたい。それだけなんだけどなあ。
  127. ガルグ=マク大修道院の地下に、 街があるってのを聞いたことあるか?
  128. 日の当たる地上じゃ行き場のねえ奴らが 最後に行きつく掃き溜めみたいな場所だよ。
  129. 俺もそこにいたことがあってね。 どうなってるやら覗いてきたんだが……
  130. 地上の喧騒もどこ吹く風、昔とほとんど 変わらない、平和な掃き溜めだったよ。
  131. この戦争が終わったら、あそこに住んでる 奴らも地上に出てこられたりすんのかねえ。
  132. お父様、なんだか必死で逃げ回ってて、 ベル、場違いですけど、笑っちゃいました。
  133. お父様、なんだか必死で逃げ回ってて、 ベル、場違いだけど、笑っちゃったの。
  134. でも…… 何やかんや生きてて良かったなーって。
  135. いくら嫌いでも、会いたくなくても、 ベルにお父様は一人しかいないですからね。
  136. いくら嫌いでも、会いたくなくても、 ベルにお父様は一人しかいないからね。
  137. お父様、死んじゃったんですよね……。 この気分、何て言うんだろう……。
  138. お父様、死んじゃったんだよね……。 この気分、何て言うんだろう……。
  139. いくら嫌いでも、会いたくなくても、 ベルにお父様は一人しかいないわけで……。
  140. 本当にこれでよかったのかなって。 あれ、涙が……。
  141. 大司教、レア、いなくなる、フォドラと、 ブリギット、近くなる、でしょうか。
  142. 教会と、疎遠の、帝国、除くと、 ブリギット、親交、ない、ですが。
  143. きっと近くなると言う
  144. 難しいと言う
  145. ああ、クロードが言うにはな。 王国や連邦国とも近くなるだろうさ。
  146. ええ、クロードが言うにはね。 王国や連邦国とも近くなると思うわ。
  147. はい、そのよう、わたし、望みます。 王として、実現できる、よい、ですが。
  148. そう簡単にはいかないんじゃないか? これまでの歴史もあるしな。
  149. そう簡単にはいかないんじゃない? これまでの歴史もあるしね。
  150. はい。わたし、同意です。 しかし、いつか、乗り越える、できます。
  151. クロードは、すぐにでもこの戦争に 決着をつけるつもりのようですわね。
  152. ということは、ですわ!
  153. ……ということは?
  154. ……ということは?
  155. この戦争で大功を立て、ヌーヴェル家再興の 道筋とするのは難しくなりましたの。
  156. ならばやはり、ここは私の魔道の才を、 皆に知らしめねばなりませんわね!
  157. レアさんに退場してもらわなきゃいけない っていうのはわかるんだけどさ。
  158. ホントに殺さなきゃいけないわけ? 諦めて、引退したりしてくれないのかな。
  159. 殺すしかないと言う
  160. 殺さなくてもいいかもと言う
  161. 殺すしかないんだと。大司教の影響力は、 生きてる限りなくならないだろ?
  162. 殺すしかないってさ。大司教の影響力は、 生きてる限りなくならないでしょ?
  163. そーなんだ。ま、ハピより頭の良い人たちが 考えた結論なんだろーけど。
  164. どうなんだろうな。人里から離れて、 ほとんど誰とも会わない生活を送れば……
  165. どうなのかしらね。人里から離れて、 ほとんど誰とも会わない生活を送れば……
  166. 皆が危惧してる、影響力ってやつも なくなるんじゃないか?
  167. 皆が危惧してる、影響力ってやつも なくなるんじゃない?
  168. そーだよね。ハピの生まれた里とか…… 良い場所かもしんないし。
  169. 王国の人間は、生まれた時から当然のように 中央教会の庇護下で生きてきた連中だ。
  170. 仮にレア様を、中央教会を倒せたとしても、 人の心のほうは簡単には変わらない。
  171. いくら両国の王が手を尽くしても、民は レア様を討った侵略者を許さないだろう。
  172. 同意する
  173. 否定する
  174. ……そうかもな。けど、俺たちの 目指す未来は、その先にしかないんだ。
  175. ……そうかもね。けど、私たちの 目指す未来は、その先にしかないのよ。
  176. それが誰のための未来なのか、ってのは 今考えるべき問題じゃねえのかもな……。
  177. そうとは限らないだろ。そんな状況に ならないように、俺たちが力を尽くすんだ。
  178. そうとは限らないでしょ。そんな状況に ならないように、私たちが力を尽くすのよ。
  179. だよなあ。それしかないんだよなあ……。 俺も、やれるだけのことはやるよ。
  180. はあ、先のことばかり考えても仕方ねえか。 万が一負けちまったら元も子もねえしな。
  181. ……王国出身の敬虔な信徒としては複雑だが 勝ち馬に乗るってのも、俺の仕事の一つさ。
  182. ファーガスの人たちの命と、中央教会。 どちらかを捨てなければならないのなら……
  183. 陛下は中央教会を捨てられる方だ。たとえ それで国じゅうの民から蔑まれたとしても。
  184. けど、もしそうなれば陛下はきっと……。 ……僕は、どうしたらいいんだろう。
  185. クロードに相談するよう促す
  186. 諦めるよう促す
  187. クロードに相談してみたらどうだ。 お前の気持ちだってきっとわかってくれる。
  188. クロードに相談してみたらどうかしら。 あなたの気持ちもきっとわかってくれるわ。
  189. 降将の僕に、そんな権利が……いや。 そんなのを気にしてる場合じゃないよね。
  190. ……ありがとう、[HERO_MF]。 少し、クロードと話してみようと思う。
  191. 割り切るべきこともあるんだ、アッシュ。 あいつを想うなら、決断を尊重してやれ。
  192. 割り切るべきこともあるのよ、アッシュ。 あいつを想うなら、決断を尊重してあげて。
  193. 君の言うことにも一理あると思う。 だけど僕は……それじゃ納得できないよ。
  194. 僕は僕の立場で、できることをしたい。 受けた恩を、きちんと返したいんだ……。
  195. 私には、信仰ってよくわからないわ。 だから……大司教に従う人たちもね。
  196. エーデルちゃんもクロードくんも、 人の上に立つ者として信頼を集めてる。
  197. そうして信ずる者同士が激突するの。 そこに、女神様はいないでしょう?
  198. 女神はいると言う
  199. いないと言う
  200. どうだろうな、いるんじゃないか? 人知を超えた存在ってやつはさ。
  201. どうかしらね、いるんじゃない? 人知を超えた存在ってものは。
  202. そうなのかしら。……だとしたら、 私たちの邪魔はしないでほしいわね。
  203. ああ、女神はいないのかもな。 いたとしても地上には干渉しないか。
  204. ええ、女神はいないのかもね。 いたとしても地上には干渉しないか。
  205. そうね……。もしいるっていうなら、 最後まで邪魔しないでほしいわね……。
  206. クロードも君も、 無事に戻ってこられて良かった。
  207. 謎の魔道に巻き込まれて消えた時には、 何が起こったのか、混乱したよ。
  208. 謝る
  209. 礼を言う
  210. それもそうだが……とにかく、悪かった。 仲間のお前に斬りかかるなんてな……。
  211. それもそうだけど……とにかく悪かったわ。 仲間のあなたに斬りかかるなんてね……。
  212. 君の意思じゃないことは聞いたよ。 心配しないでくれ。
  213. ありがとう。俺がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともな。
  214. ありがとう。私がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともね。
  215. 君の意思ではなさそうだったからな。 仲間を斬るわけにはいかなかった。
  216. クロードも君も、 無事に戻ってこられて良かったよ。
  217. 謎の魔道に巻き込まれて消えた時には、 何が起こったのか、混乱したから。
  218. 謝る
  219. 礼を言う
  220. それもそうだが……とにかく、悪かった。 仲間のお前に斬りかかるなんてな……。
  221. それもそうだけど……とにかく悪かったわ。 仲間のあなたに斬りかかるなんてね……。
  222. 君の意思じゃないことは聞いたよ。 心配しないで。
  223. ありがとう。俺がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともな。
  224. ありがとう。私がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともね。
  225. 君の意思ではなさそうだったからね。 仲間を斬るわけにはいかなかったよ。
  226. ……正直な話、俺にとってレア様は 一番顔を合わせたくねえ相手なんだよ。
  227. 俺はあの人に大恩がある。 だが、それ以上の因縁もあってな。
  228. そういう諸々に背を向けて逃げ出す手も あったが、なぜかここまで来ちまった。
  229. 後はもう、成るに任せるしかねえよな。 ここらでけじめをつけとけってことだろう。
  230. クロード坊やも立派になったもんだ。 王の貫禄が出てきたとは思わないかい?
  231. 今の坊やをティアナが見たら、 何て言うだろうねえ……
  232. それはそうと、まさかナデルが 駆けつけてくれるとは思わなかったよ。
  233. フォドラの喉元を越えて来るには、 いろいろ面倒なこともあるだろうに。
  234. そんな苦労をまったく顔に出さないんだ。 まったく、ナデルには恐れ入ったよ。
  235. ガルグ=マクでの戦いで見たかもしれんが、 決してレア様の強さを侮ってはならんぞ。
  236. しかも、恐らくレア様は 今のこの状況にとても憤っておいでだろう。
  237. レア様は穏やかな方だったゆえ、憤って どんな行動を起こすのか……想像もつかん。
  238. 気を引き締めて臨まねばな。 武運を祈っているぞ、[HERO_MF]殿!
  239. タルティーン平原か……。 ううん、何でもないわ。
  240. これでも昔からガルグ=マクへは 頻繁に行商に行ってたからね。
  241. 教団……中央教会の人たちとは、 頻繁に顔を合わせたのよ。それだけの話。
  242. 長らく西部戦線は膠着状態にあったが、 王国側の劣勢は想像に難くない。
  243. そもそも王国の危機に、命を懸けてでも 抗おうという者が西部にどれだけいるか。
  244. 王国西部の諸侯は協調性に欠けているし、 西方教会も中央教会とは不仲だからな。
  245. ファーガス国王がアリアンロッドに入れば 一時的に士気は上がるだろうが……
  246. 皇帝率いる帝国軍を押し返すほどの勢いは 得られないだろうね。
  247. 中央教会がなくなれば、ファーガス東部は 明確な管轄教会のない空白地帯となる。
  248. そうなれば、西方教会の管轄下に加えるのが 自然な流れだが……
  249. 大司教の信奉者は西方教会を拒絶するはず。 もちろん南方教会も受け入れ難いだろう。
  250. となれば東方教会か……あるいは、新たに 北方教会でも興すしかなくなりそうだな。
  251. ガルグ=マクに住んでいた中央教会の 信奉者の多くは、王国領に逃れましたが……
  252. その一部は、バーガンディ領に流入し、 今もレスターのどこかに潜んでいます。
  253. この先、大司教を討てたとしても、油断の できない状況が続くのではないでしょうか。
  254. 連戦、行軍、何のその! 連邦国軍の兵の 多くは、やる気に満ち溢れてますよ!
  255. 新しい時代を拓くんだっていう気概を、 一人一人が持ってますからね!
  256. もちろん、俺だってやってやります! 期待していてくださいね!
  257. 次の戦いには、大司教補佐のセテスさんとも 戦うことになるんでしょうか……
  258. 私、セテスさんには士官学校時代に お世話になっていて……
  259. 真面目で怖いけど、優しいところもあって、 その……死なないでほしいな、と。
  260. 以前、連邦国軍はセイロス騎士団の聖騎士、 “雷霆”のカトリーヌを討ちましたよね。
  261. これはあくまで噂ですが、彼女は王国の カロン伯爵家の令嬢だったという話が……
  262. それが本当なら、我々はカロン家の者たちに 恨まれているかもしれませんね。
  263. よう、隊長! この戦争もあと少しで 終わるって聞いたぞ。本当か?
  264. 戦争が終わったら、俺はデアドラ辺りに 家を持って第二の人生を始めるつもりだ。
  265. 隊長も、何も考えてねえなら考えとけよ。 まさか傭兵を続けたりはしねえだろ?
  266. 連邦国軍の皆さんのご活躍を見届けて、 皇帝陛下にお伝えするのが私の任務……。
  267. 見張っているわけではありませんよ? ただ、見届けて報告するだけです。
  268. 隊長、お疲れ様です! 本日も異常なしであります!
  269. 実はガルグ=マクで弟に会えたんです。 とても元気そうでした。
  270. 敵として会うことにならず良かったです。 お互いの武運を祈って別れました。
  271. 戦争が早く終わるといいですね。どの国の 人とでも笑って話せるのが一番ですから。
  272. もう何も恐れることはないよ、 [HERO_MF]。
  273. 何が敵に回ろうと、僕らならば この世界を救えるはずだ。
  274. さあ、行こう。 戦い続けるんだ、最後まで。
  275. もうラルヴァの声は聞こえないか……。
  276. もうラルヴァの声は聞こえない……。
  277. 戦いもいっそう激しくなってきた。 いよいよ次が決戦になるかもしれない。
  278. 戦いもいっそう激しくなってきたわ。 いよいよ次が決戦になるかも……。
  279. 機会を逃しちまう前に、“傭兵の呼び笛”を 誰かに贈るのも悪くないよな。
  280. 機会を逃しちゃう前に、“傭兵の呼び笛”を 誰かに贈るのも悪くないわよね。
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