1. おっと……こいつは好物だ! 最高の差し入れだよ、ありがとな。
  2. 一人で食べるよりも、みんなで食事を 囲んだほうが美味いってのは本当だな。
  3. うわっ。……ああほら、その。 誰にでも苦手なものはあるってことさ。
  4. 待たせちまって悪かったな。 さて、それじゃあ出掛けるとしますか。
  5. 誘ってもらえて光栄だよ。 今日の行き先はもう決まってるのか?
  6. ここは人の声もしなくて、静かだなあ。 寝転がったら、すぐに寝ちまいそうだ。
  7. 鎧を叩くなりして音を出していれば、 熊と鉢合わせずに済むって言うよな。
  8. 結構登ったなあ、疲れてないか? ……いや、様子を見るに、無用な心配か。
  9. 俺たち北国出身の人間からすると、 夏場は水辺が恋しくてたまらないんだよ。
  10. お、どこだ? ……いや安心しろって。 狩って帰ろうとか言わないからさ。
  11. 他人の書きつけを見るもんじゃ……とは 思うが、こんなの気になっちまうよなあ。
  12. 狩り? 俺なんかより陛下やフェリクスを 誘ったほうが楽しいと思うぜ。たぶんな。
  13. 動物って、いいよなあ。人間と違って、 信頼には信頼で応えてくれるだろ。
  14. 俺に妙な気を遣うなって。雨が降ったら 冷えるだろうし、ちゃんと羽織っとけよ。
  15. 俺は別にかまわないが……。戻っても、 どうせ仕事と訓練が待ってるだけだしな。
  16. あっはは、俺もろくに経験がない! 今度一緒に乗ってみるか? 沈没するかな。
  17. いや大丈夫だろ。船酔いするくらいなら、 わざわざあんな小舟に乗らないだろうさ。
  18. みんなと会うたびに真面目になったって 言われるんだが……そんなに変わったか?
  19. 小さい頃の陛下は、本っ当に女心の わからない奴で……いや、それは今もか。
  20. イングリットはああ見えて結構繊細なんだ。 あんまりいじめてやらないでくれよ。
  21. 昔のフェリクスは本当に可愛かったのに、 何がどうしてああなっちまったんだか。
  22. もう少し……自分の身の上を嘆いてりゃ 良かっただけのガキでいたかったよ。
  23. あのまま星辰の節まで在学できていたら、 舞踏会も催されたらしいぜ。はあ……。
  24. 父上と母上、喧嘩をしていないといいが。 お世辞にも器用とは言えない人たちだし。
  25. 女の子たちと話をするのは好きだな! あれほど楽しくて充実した時間はないぜ。
  26. 野郎どもに囲まれて過ごすのは…… 何とも言えない気持ちになるよなあ。
  27. 将来? いろいろ考えてることはあるが、 まずは目の前の問題を片付けてからだろ。
  28. 悩みってほどのことはないが……友達が 働き過ぎてるのを見てるとつらいよなあ。
  29. 兄上とは、母親が違うんだよ。 貴族の家じゃあよくあることさ。
  30. 先王陛下が崩御されてからは、幼馴染と 会う機会もめっきり減ったっけ……。
  31. 王国軍にもいろんな人材がいるわけで。 陛下には、適材適所ってのを頼みたいね。
  32. 王国貴族はみんな武芸一筋って感じだろ? その分、俺みたいなのが頭を使わないとな。
  33. 陛下を支えてやってくれよ。 俺たちにできることは限られてるからさ。
  34. 伝わってるかはわからないが、 これでも結構、頼りにしてるんだぜ。
  35. 気づいたんだ。美人は口説くのもいいが、 ぼうっと眺めてるのもまたいい、ってな。
  36. 教団には、よく本を貸してもらってるんだ。 これがまた興味深い本ばかりでなあ……。
  37. 騎馬隊を率いて戦場に出ると、土煙やら 砂やらで髪がボサボサになるんだよなあ。
  38. モルフィスのほうには、草木の汁を使って 髪を染める文化があるんだってさ。
  39. 話をする時は相手の目を見て話せ…… ガキの頃、よく父上に言われたっけ。
  40. そこまでじっと見られると…… 何と言うか、ちょっと気恥ずかしいな。
  41. 鎧の手入れは骨が折れるんだよ……。 錆びないように気を遣わないといけないし。
  42. 帝国や同盟の奴らと並ぶと、こう…… 王国の将は鎧を着込んでて物々しいよな。
  43. ありがとな。また誘ってくれよ。
  44. おかげで楽しい時間を過ごせたぜ。
  45. ああ、程々に頑張ろうぜ。