1. <<<EMPTY>>>
  2. ………………。
  3. 励ます
  4. 叱咤する
  5. 暗い顔するなよ、ディミトリ。 生きてりゃ親戚と戦うことくらいあるって。
  6. 暗い顔しないで、ディミトリ。 生きていれば親戚と戦うことくらいあるわ。
  7. ……はは。お前は冗談が上手いな。 俺もその明るさを見習わなければなるまい。
  8. おい、困るぞ。お前が悩みっぱなしじゃ、 他の連中の士気も下がっちまうだろ。
  9. 困るわね。あなたが悩みっぱなしじゃ、 他の皆の士気も下がっちゃうじゃない。
  10. ……そうだな。まったく、情けない。 少し槍でも振ってくるか……。
  11. 伯父上の元には書簡を届けさせたが、 恐らく……返事は、戻ってこないだろう。
  12. 戦闘になったらすぐに出られるよう、 準備を進めておいてほしい。頼んだぞ。
  13. おれは……おれは、大公が嫌いだ。 あの男は何度となく、殿下を害そうとした。
  14. 口ぶりに驚く
  15. 話の続きを待つ
  16. 驚いたな、ドゥドゥー。 お前がそこまではっきり言い切るなんて。
  17. 驚いたわね、ドゥドゥー。 あなたがそこまではっきり言い切るなんて。
  18. ……そうかもしれんな。
  19. 殿下の初陣は西部の反乱鎮圧だったが、 それも殿下を葬るため、大公が弄した謀だ。
  20. フラルダリウス家が同道してくれたからこそ 殿下もほとんど無傷で戻られたが……
  21. その後も王城では、暗殺未遂が続いた。 そもそも先王陛下も、ダスカーも……いや。
  22. ……殿下も、大公の悪意には きっと気づかれているはずだ。
  23. フェリクス、そろそろ機嫌直せよな。 ロドリグさんも困ってたじゃないか。
  24. 自分の家に妙な言いがかりをつけられて、 不愉快なのは俺にだってわかるけどさあ。
  25. チッ……お前こそ、勝手に決めつけるな。 そんなことで腹を立てているわけではない。
  26. 理由を聞く
  27. 本当か疑う
  28. それじゃあ、何でそんな 不機嫌そうな顔してるんだよ?
  29. それじゃあ、どうしてそんな 不機嫌そうな顔をしているの?
  30. ……別に。どこかの誰かが、煮え切らん 態度を取っているのが気に食わんだけだ。
  31. 本当かよ? 誰だって実家が妙な濡れ衣を 着せられたら、嫌なもんじゃないのか?
  32. 本当? 誰だって実家が妙な濡れ衣を 着せられたら、嫌なものじゃないの?
  33. 馬鹿馬鹿しいが、政争は罪の着せ合いだ。 わざわざ目くじらを立ててもきりがない。
  34. 俺は、どこかの誰かの煮え切らん態度が 癇に障って仕方ないだけだ。
  35. はあ……お前さあ、殿下が心配なんだろ? だったら自分で声かけてこいって。
  36. ……フン。何が悲しくて、 俺があの男を励ましてやらねばならん。
  37. 本当に良かったのですか? かつて、 ロナート卿は大公殿下の従者だったと……
  38. はい。あの方は今回の経緯を知った上で、 自分の正義を貫けと言ってくださいました。
  39. ロナート卿を褒める
  40. ロナート卿について聞く
  41. ロナート卿ってのはアッシュの養父か? そう言ってくれるなんて立派な人だな。
  42. ロナート卿って、アッシュの養父よね? そう言ってくれるなんて立派な人だわ。
  43. ありがとう。僕もいつか、 ロナート様のようになれたらと思ってるよ。
  44. ロナート卿ってのは……誰だっけ。 すまん、貴族の名前はよくわからなくてな。
  45. ロナート卿って……誰だったかしら。 ごめん、貴族の名前はよくわからなくて。
  46. ロナート様はガスパール家の当主で、 僕を養子に迎えてくださった方なんだよ。
  47. だから僕はただ、自分の正義を貫く。 イングリット、心配しないでください。
  48. アッシュ……あなたのような人こそ、 騎士に相応しいのかもしれませんね。
  49. そういえばガルグ=マクを出てくる時、 小耳に挟んだのだけれど……
  50. イエリッツァ先生は、[-]黒鷲の学級[+]アドラークラッセ[=]の子たちと 一緒に帝都へ出掛けていったそうよ。
  51. 確か、ここにいないセイロス騎士団の方々も ちょうど所用で出払っていたんでしょう?
  52. きっと授業どころじゃないわよね~。 アンたちは今、何をしているのかしら……。
  53. おや。士官学校の、生徒の方ですかな。 私はロドリグ=アシル=フラルダリウス……
  54. 渦中のフラルダリウス公とは私のことです。 揉め事に巻き込んで、申し訳ありませんね。
  55. フェリクスの父かと尋ねる
  56. 挨拶する
  57. フラルダリウス公か。……ってことは、 あんたがフェリクスの父さんなのか?
  58. フラルダリウス公ね。……ということは、 あなたがフェリクスの父さんなの?
  59. ええ。倅がいつも世話になっております。
  60. あ、ああ……俺は[HERO_MF]。 一応、[-]青獅子の学級[+]ルーヴェンクラッセ[=]の生徒だ。
  61. え、ええ……私は[HERO_MF]。 一応、[-]青獅子の学級[+]ルーヴェンクラッセ[=]の生徒よ。
  62. おや、そうだったのですね。今後とも よろしく頼みます、[HERO_MF]殿。
  63. 王都を落とすには戦力が必要不可欠。 是非とも、あなたの力を貸してください。
  64. ……此度の戦いでセイロス騎士団の 指揮を任された、ギルベルトという。
  65. 何かあれば、私を頼るといい。 士官学校の生徒に手出しはさせん。
  66. 心強いと言う
  67. 王国に縁があるのか聞く
  68. ありがとう、心強いな。 あんた、見るからに腕が立ちそうだし。
  69. ありがとう、心強いわね。 あなた、見るからに腕が立ちそうだし。
  70. ……元より、それしか取り柄のない身だ。
  71. わざわざこっちに派遣されたってことは、 やっぱり王国……王都に縁があるのか?
  72. わざわざこっちに派遣されたってことは、 やっぱり王国……王都に縁があるの?
  73. ……そうだな。他の騎士よりは、だが。
  74. しかし、[-]青獅子の学級[+]ルーヴェンクラッセ[=]の生徒が、 全員ここへ来たわけではないようだな。
  75. え? ああ、そうだな。アネットなんかは、 事情があるから来られないようだったし。
  76. え? ああ、そうね。アネットなんかは、 事情があるから来られないようだったし。
  77. ……そうだったか。
  78. 王家の騎士の大部分は、先王の死後、 イーハ大公に掌握されていたそうだ。
  79. 一部の騎士たちは、王都を脱出して 我々に合流してくれたのだが……
  80. まだ、王都で抵抗している者もいるらしい。 彼らも助け出してやりたいところだな。
  81. 何だよ……“雷霆”の奴はいないのか? 王国での戦いとなれば出てくると思ったが。
  82. らい……てい? なあ、誰だそりゃ?
  83. らい……てい? ねえ、それって誰のこと?
  84. 誰ってそりゃ“雷霆”のカトリーヌさ。 “英雄の遺産”を振り回してる剣士だよ。
  85. あいつは騎士団随一の実力者でな…… 手柄を競い合ういい機会だと考えたんだ。
  86. 残念だが、いないもんは仕方ない。 あいつの分まで俺が活躍してやるさ!
  87. 実は、イーハ大公にはある噂があるんです。 あなたもご存じかもしれませんが……
  88. イーハ大公が、先王陛下の暗殺事件…… “ダスカーの悲劇”に関与していた。
  89. ……って話なんですが、 妙に信憑性があると思いませんか?
  90. 先王陛下と大公、そして殿下と大公の不仲は もうずっと前から囁かれていましたしね。
  91. 正直な話、俺は殿下が少し怖いんだ。 いや、良い方なのは間違いないんだが。
  92. 今も、あんな物憂げな顔をされてるが、 部隊の奴らに飛ばす指示は至って的確だ。
  93. 悲しんでいるのか、それとも冷静なのか…… 何を考えているのか、わからなくてな。
  94. おまけに、生まれつきあの怪力だろ? 下手に怒らせたらと思うと近寄りがたいよ。
  95. 昔のリュファス様はたいそう利発でのう。 こと政の知識については並ぶ者がなかった。
  96. 皆が大器と称えたが、紋章を持たず、 結局王位は弟君のランベール様が継いだ。
  97. ランベール様は兄君とは真逆の性分でな。 天稟の軍才を持っておった。
  98. 二人が手を取り合って国を治めていたらと、 思わずにはおれんのう……。
  99. 士官学校に入る前の殿下がフェルディアで どんな生活を送っていたか、ご存じですか?
  100. 大公が寄越した護衛という名の監視が、 四六時中、一挙一動を見張っていました。
  101. 罪人でもないのに、勝手な外出は禁じられ、 書簡にも目を通される。軟禁と同じです。
  102. ですが、私たちのような末端の騎士では、 何もして差し上げられなかった……。
  103. だから今度こそ助けて差し上げたい。 そのために王都を脱出し、馳せ参じました。
  104. ブレナス家に名を連ねる者として、 此度の件は放ってはおけない事態ですわ。
  105. そもそも、ディミトリ殿下の王位継承は、 大司教猊下にも認められた正式な約定。
  106. 先王陛下の亡き後、当家も他の諸侯らも、 そのつもりで準備を整えてきたのです。
  107. なのに、今になってその約定を覆そうなど、 大公殿下は何を考えておられるのかしら!
  108. あの騎士……まさか、ギュスタヴ殿か? ギルベルトなどと名乗っているが……。
  109. ハッ。かつて国を捨てて逃げ出した男が、 この期に及んで戻ってくるとはな。
  110. いよいよ王都……。 皆と話でもしてみるか。
  111. いよいよ王都ね……。 皆と話でもしてみようかしら。
  112. 戦いに備えて、そろそろ休むか。
  113. 戦いに備えて、そろそろ休もうかしら。
  114. ああ……皆に声をかけてきてくれたのか。 ありがとう、気を遣わせてしまったな。
  115. 出撃用意が整い次第打って出る。 今のうちに、休んでおいたらどうだ。
  116. ガルグ=マクの地下に、後ろ暗い人たちが 暮らす街があると知っているかい?
  117. “アビス”と呼ばれているらしいが…… どんな住人がいるのか顔を見てみたいよ。
  118. 教団が制圧に乗り出さないところを見ると、 トマシュの件との関わりはないのだろうね。
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