1. <<<EMPTY>>>
  2. 国内外の障害は、そのほとんどを 片づけたと言っても過言ではないわ。
  3. 後は、頑迷に抵抗を続ける中央教会と 王国を降すだけ……。
  4. 同盟の心配をする
  5. “闇に蠢く者”の心配をする
  6. 本当か? 今は盟約を結んでるが、 同盟だって何があるかわからないんじゃ……
  7. 本当かしら? 今は盟約を結んでるけど、 同盟だって何があるかわからないんじゃ……
  8. 同盟が? ……そんなことはないと信じたいわ。
  9. 本当か? “闇に蠢く者”だって、 残らず始末できたわけじゃないんだろ?
  10. 本当かしら? “闇に蠢く者”だって、 残らず始末できたわけじゃないんでしょ?
  11. ええ、そのとおりね。教会との戦いに 幕を下ろせたとしても……
  12. フォドラに蠢く闇との闘争は、 続けざるを得ないでしょうね。
  13. メリセウスでは“闇に蠢く者”の首魁と 思しきタレスや、消えたソロンなど……
  14. 警戒すべき相手は姿を見せませんでした。 彼奴らの狙いが気にかかります。
  15. 貴殿には……わかりませんか?
  16. 心当たりはないので黙っている
  17. 心当たりはないが何か言ってみる
  18. ………………。
  19. ………………。
  20. わからないようですな。 ま、期待はしていませんでしたが。
  21. 自信はないが……他の場所が狙いなんじゃ ないか? 帝都とかガルグ=マクとか……。
  22. 自信はないけど……他の場所が狙いなんじゃ ないか? 帝都とかガルグ=マクとか……。
  23. 驚きましたな。しかし……帝都は外れです。
  24. 私もそう予想して網を張っていたのですが、 引っかかることはありませんでした。
  25. ……うむ、こちらはこれでいいな。 あの連絡はどうすべきか……。
  26. ん? どうしたのだね? 申し訳ないが、今は手が空いていなくてな。
  27. エーデルガルトのおかげで、にわかに 忙しくなってしまったのだよ。はっはっは。
  28. 王国軍が近づいているのだろう? いよいよ決戦というわけだな。
  29. なに、することはいつもと変わらない。 我らの信ずる道をただ切り拓くだけだ。
  30. このフェルディナント=フォン=エーギルが ついている! 敗北はないさ!
  31. 戦争ももうすぐ終わり、みたいな雰囲気を またみんなが持ち始めてるけど……
  32. そう上手くいくのかなあ。 厄介事は三度やってくるって言うよ?
  33. 来ないと楽観視する
  34. 来ても対処できると言う
  35. 流石にもうやってこないだろ。 戦争の終わりは、確かに見えてると思うぞ。
  36. 流石にもうやってこないでしょ。戦争の 終わりは、確かに見えてると思うわよ。
  37. だといいけどね。戦争を終わらせる ためなら、もうひと頑張りできるかも。
  38. 来ても対処できるだろ。 これまで何度も危機を乗り越えてきたんだ。
  39. 来ても対処できるでしょ。 これまで何度も危機を乗り越えてきたのよ。
  40. だといいけどね。厄介事のほうも、毎回 大きくなってることを忘れちゃいけないよ。
  41. 代理とはいえ、メリセウス要塞を 預かってたのはオレの兄貴だったんだ。
  42. そのままってわけにはいかねえだろうな。 何らかの形で、責任を取らされるはずだ。
  43. ……ああもう、参っちまうな。
  44. カスパルの兄を心配する
  45. カスパルの去就を考える
  46. 兄さんが心配なのか? 確かにどうなるか不安だよな。
  47. 兄さんが心配なの? 確かにどうなるか不安よね。
  48. いや、心配しても仕方ねえだろ。 公平に処分が決まるだろうよ。
  49. もしお前の兄さんが嫡子じゃなくなったら、 お前がベルグリーズ伯爵位を継ぐのか?
  50. あなたの兄さんが嫡子じゃなくなったら、 あなたがベルグリーズ伯爵位を継ぐの?
  51. そうはならねえだろ。オレは領地を 運営するための教育も受けてねえ。
  52. いや、もしかして……。エーデルガルトが 言ってたことを実現する良い機会か?
  53. 爵位と領地を切り離すって…… できそうな状況だと思わねえか?
  54. ガルグ=マクにはお父様がいるんですよ。 また近づくことになるなんて……。
  55. ガルグ=マクにはお父様がいるんだよね。 また近づくことになるなんて……。
  56. 引き籠もってるみたいだから、 顔は合わせずに済むとは思うけど。
  57. ……大丈夫ですよね? ね?
  58. ……大丈夫だよね? ね?
  59. 大丈夫だと思う
  60. 大丈夫だと思わない
  61. もうこうして大修道院も離れたんだし、 何の心配もないだろ……。
  62. もうこうして大修道院も離れたんだし、 何の心配もないでしょ……。
  63. そ、そうですよねえ! ベルもそう思ってましたもん!
  64. そ、そうだよねえ! ベルもそう思ってたもん!
  65. どうだろう、ガルグ=マクから近いし、 用があって呼ばれたら来るんじゃないか?
  66. どうかしら、ガルグ=マクから近いし、 用があって呼ばれたら来るんじゃない?
  67. ええっ!? そんなあ……。 そしたらどこかに引き籠もるしか……。
  68. 前エーギル公、わたし、一つ、思い出…… 悪い、思い出、しかし、あります。
  69. わたし、帝都、来たばかりの頃、あの男、 わたしの父、侮辱する、しました。
  70. 怒る、わたし、即座、蹴り飛ばす、です。 反省する、しています。
  71. かつての同級生と戦うより、高慢な貴族と 戦っていたほうがよほど気が楽よね。
  72. 誰が相手であろうと、同じ命であることには 変わりはないって言うのに。
  73. 同意する
  74. 誰でも変わりないと言う
  75. まあそれは仕方ないだろ。 戦いやすい相手ってのは誰でもいるもんだ。
  76. まあそれは仕方ないでしょ。 戦いやすい相手ってのは誰でもいるものよ。
  77. ふふ、そうね。そして戦いにくい相手を これから倒しに行くのよね……。
  78. それが私の選んだ道、ということ……。
  79. 一度戦場に出ちまえば、誰が相手でも 変わらないがな、俺は。
  80. 一度戦場に出ちゃえば、誰が相手でも 変わらないけどね、私は。
  81. 嫌味じゃなく、貴方が羨ましいわ。 ふふ、本当に頼りにしているのよ。
  82. 嫌味じゃなく、貴女が羨ましいわ。 ふふ、本当に頼りにしているのよ。
  83. エッサー子爵やギリング男爵など……
  84. 帝国西部にも前エーギル公に味方する 気配を見せた領主たちはいました。
  85. 表向きは従っていても、陛下のやり方に 反感を抱いている人はまだまだいますよね。
  86. 甘い顔はできないと言う
  87. 付き合っていくしかないと言う
  88. エーデルガルトが皇帝になってから、 もう3年近くになるんだぞ?
  89. エーデルガルトが皇帝になってから、 もう3年近くになるのよ?
  90. 流石に甘い顔なんてしてられないだろ。 厳しく対応していかなきゃな。
  91. 流石に甘い顔なんてしてられないでしょ。 厳しく対応していかなくちゃ。
  92. あなたがそんなことを……。子供の成長を 見守る母って、こんな気分なんでしょうか。
  93. ………………。
  94. ………………。
  95. 辛抱強く付き合っていくしかないだろ。 いつかは受け入れてくれるだろうさ。
  96. 辛抱強く付き合っていくしかないでしょ。 いつかは受け入れてくれるわよ、きっと、
  97. そうでしょうか? それができる人はすでに できている気がしてしまうんですが。
  98. 今回は、セイロス騎士団も多くの兵を 動かしているのよね。
  99. まさかレア様が前線に出てくる…… なんてことはないわよね?
  100. あるかもしれないと言う
  101. ないと推測する
  102. あるかもしれないな。 前線に立てば、敵の士気も上がるだろうし。
  103. あるかもしれないわね。 前線に立てば、敵の士気も上がるだろうし。
  104. それは確かに……。 いろいろと大変そうな戦いになりそうね。
  105. 流石にないだろ。アンタは大司教が 戦ってるところを見たことがあるのか?
  106. 流石にないでしょ。あなたは大司教が 戦ってるところを見たことがあるの?
  107. それは、ないけれど……でもわからないわ。 戦えそうな雰囲気があるじゃない?
  108. メリセウス要塞では、 蛆虫どもを斬り損ねた……。
  109. 意味のない、つまらん戦いだった……。 次の戦場では、愉しめるといいが……。
  110. 愉しめるだろうと答える
  111. 愉しめないだろうと答える
  112. 教団にも王国にも手練れはいるんだ。 きっと少しは愉しめるんじゃないか?
  113. 教団にも王国にも手練れはいるのよ。 きっと少しは愉しめるんじゃない?
  114. ふ……そうだといいが……。
  115. 敵を侮るつもりはないが、お前を満足 させられる奴となると限られてきそうだな。
  116. 敵を侮るつもりはないけど、あなたを満足 させられる人となると限られてきそうね。
  117. フン……そうかもしれんな……。
  118. ハピ、無理することはありませんわ。 私の夢は私のものですのよ。
  119. 別に無理はしてないし。 ハピには夢なんてないんだから、いーの。
  120. よくはありませんわ! 夢を見つけるのが 夢ではありませんでしたの!?
  121. だから、コニーの夢を一緒に見たって いいじゃん。役に立つかはわかんないけど。
  122. ハピに味方する
  123. コンスタンツェに味方する
  124. 他人の夢を手伝うのだって立派な夢だろ。 お前ら二人の関係なら尚更だ。
  125. 他人の夢を手伝うのだって立派な夢でしょ。 あなたたち二人の関係なら尚更よ。
  126. そーだよね。 ほら、コニーにもっと言ってあげて。
  127. 自分だけの夢を見つけてほしいっていう、 コンスタンツェの気持ちもわかるがな。
  128. 自分だけの夢を見つけてほしいっていう、 コンスタンツェの気持ちもわかるけどね。
  129. そう、そうなのですわ! ハピの申し出はとても嬉しいのですけれど。
  130. 一人で夢に向かって邁進していると…… 誰かに横に立ってほしくなってしまう。
  131. そんな時がふとありますの。
  132. ……はっ、勘違いしてはなりませんよ! 貴方にお願いしているのではありませんわ!
  133. 自分の夢が見つからない時にさ……
  134. 夢に向かって真っすぐ向かっていってる 友達がいたらな、って思ったりしない?
  135. そうしたら、精一杯応援できるじゃん? ハピ、そういうの、好きかもだし。
  136. 何度か手合わせしていただいたけど、陛下は 強いよ。間違いなく王国最強の武人だ。
  137. もし戦場で顔を合わせたら…… 僕は、あの方に勝てるのかな。
  138. 勝てると答える
  139. 勝てないかもと答える
  140. 戦わなくていいと答える
  141. 勝てるさ。前に勝負した時と比べたら、 お前だって絶対強くなってるはずだろ。
  142. 勝てるわよ。前に勝負した時と比べたら、 あなただって絶対強くなってるはずよ。
  143. そ、そうかな……。 ……とにかく、戦う覚悟だけはしておくよ。
  144. お前がそこまで言うなら厳しいのかもな。 だが、強敵だってわかってるなら……
  145. あなたがそこまで言うなら厳しいのかもね。 けど、強敵だってわかってるなら……
  146. それ相応の準備をして臨むまで、だろ? これは手合わせじゃなく戦争なんだしな。
  147. それ相応の準備をして臨むまで、でしょ? これは手合わせじゃなく戦争なんだしね。
  148. 手合わせじゃなく戦争、か……。 ……君の言うとおりかもしれないね。
  149. 無理して戦う必要はないんじゃないか? 勝てないかもしれない相手なら、尚更だ。
  150. 無理して戦う必要はないんじゃない? 勝てないかもしれない相手なら、尚更ね。
  151. ……いや、そういうわけにはいかないよ。 もう僕は、帝国軍の一員なんだから……。
  152. きっと、厳しい戦いになると思う。 [HERO_MF]……君も気をつけてね。
  153. 要らぬ横槍が入って遠回りさせられたが、 ようやく王国との戦いに決着をつけられる。
  154. 同盟軍との連携も予定されているそうだし、 もはや我らの勝利が揺らぐことはあるまい。
  155. 問題は、勝った後だな。帝国と同盟の関係が どうなるのか……どうにも不安でね。
  156. 共感する
  157. 楽観する
  158. 確かにな。エーデルガルトとクロードが 仲良く歩み続けるなんてのは想像しづらい。
  159. 確かにね。エーデルガルトとクロードが 仲良く歩み続けるなんて想像しづらいもの。
  160. ああ。両者が再び決裂すれば、僕はまた 重大な決断を迫られるのだろうな……。
  161. 流石に、また戦争を繰り返すようなことには ならないんじゃないか?
  162. 流石に、また戦争を繰り返すようなことには ならないんじゃないかしら?
  163. そう願うよ。僕としても両国の平和のため 努力は惜しまないつもりだ。
  164. 何だか最近、自分に違和感があるんです。 自分が、自分でないような……
  165. ボクって元々気が小さくて、戦いの前は 緊張して眠れなかったはずなんですが。
  166. 最近は、大きな戦いを控えていても 不思議と落ち着いていられるんですよね。
  167. 成長を褒める
  168. 慣れを戒める
  169. それだけお前が成長したってことだろ。 今まで、よく頑張ってきたもんな。
  170. それだけあなたが成長したってことでしょ。 今まで、よく頑張ってきたものね。
  171. あはは……そう言われると照れますね。 自分では、よくわからないんですが……。
  172. 場数を踏んで慣れちまったのかもな。 だが、油断は禁物だぞ?
  173. 場数を踏んで慣れちゃったのかもね。 でも、油断は禁物よ?
  174. 慣れ、なんですかね。……何だか怖いな。 人を殺めることにまで慣れたくはないです。
  175. ふー、調子はどうだ? このところ、 消化不良な戦いが続いてたからよ。
  176. おれは思いっ切り拳をぶつけ合える相手に 飢えてんだ。ようやく振るえそうだぜ。
  177. 自分もだと同意する
  178. 首を捻る
  179. それはそうかもしれない。戦いっていうより 掃討みたいな任務ばっかりだったからな。
  180. それはそうかもね。戦いっていうより 掃討みたいな任務ばっかりだったし。
  181. おう、わかってくれるか? おれは本気で戦える相手が欲しいのよ。
  182. そうか? 賊にしろ、反乱軍にしろ、 剣を振るうに十分な相手だろ。
  183. そう? 賊にしろ、反乱軍にしろ、 剣を振るうに十分な相手でしょ。
  184. そういうことじゃねえんだよなあ。 おれは本気の喧嘩が好きなんだ。
  185. このまま王国に攻め込んだら、オデが ディミトリくんと戦うことだってあるよな?
  186. あいつ、すげえ怪力だって聞いたぞ。 オデとどっちが強えかなあ。
  187. ディミトリと答える
  188. ラファエルと答える
  189. ディミトリのほうが強いかもな。 あいつの怪力具合は化け物並みって話だ。
  190. ディミトリのほうが強いかもね。 あの人の怪力具合は化け物並みって話よ。
  191. そうかあ……どうやって鍛えてんだろうな。 戦争が終わったら教えてもらいてえなあ。
  192. 筋力だけならラファエルじゃないか? お前のほうが体格は良いだろうし。
  193. 筋力だけならラファエルじゃない? あなたのほうが体格は良いだろうし。
  194. 見てくれの体格だけじゃ説得力ねえなあ。 それにオデ、紋章もねえしなあ。
  195. ……奴らに闇から出てくる気がない以上、 戦うことすらできません。悔しいですが。
  196. となれば、わたしたちにできるのは、 奴らの望みを打ち砕くことだけです。
  197. “闇に蠢く者”の望みがフォドラの 混乱なら、それを打ち砕くには……
  198. “闇に蠢く者”の望みがフォドラの 混乱なら、それを打ち砕くには……
  199. フォドラの平穏、と続ける
  200. フォドラの統一、と続ける
  201. 早く戦争を終わらせて、フォドラに平穏を 取り戻す……ってことか?
  202. 早く戦争を終わらせて、フォドラに平穏を 取り戻す……ってこと?
  203. ええ。ですが、戦争を終わらせるという だけでは不足です。
  204. フォドラの秩序を改めて描き直して、 持続可能な平穏を実現するんです。
  205. フォドラを統一しちまえばいいってことか?
  206. フォドラを統一しちゃえばいいってこと?
  207. ええ、その上でフォドラの秩序を描き直し、 持続可能な平穏を実現するんです。
  208. 二度と奴らに付け込まれないように。 同じ不幸を、繰り返さないために。
  209. ……義父から手紙が来たんです。 もう十分だから戻って来い、と。
  210. 今更ですよね……。ここまで戦ってきて、 自分だけ逃げだすなんて、できません。
  211. 私なんて実家に戻っても役に立てないのに、 義父は、どういうつもりなんでしょう。
  212. 何か事情があるのでは、と答える
  213. ただ心配なだけでは、と答える
  214. さあ……急に戻れっていうからには、 何か事情があるんじゃないのか?
  215. うーん……急に戻れっていうからには、 何か事情があるんじゃないの?
  216. だとしても、私はまだここを離れるつもりは ありません。そう義父にも伝えます……。
  217. ただ心配になったんじゃないのか? 義理でも父親なわけだし。
  218. ただ心配になったんじゃないの? 義理でも父親なわけでしょ。
  219. そうなんでしょうか……? だとしても、 私はまだここを離れるつもりはありません。
  220. ここで中央教会に大打撃を与えられれば、 王国も教団に見切りをつけるかな……。
  221. ファーガスの諸侯も王様も、わざわざ 負け戦を続けるほどの阿呆ではないだろう。
  222. 王国には俺の身内もいるんでね。戦火の 広がらねえやり方を選んでほしいもんだよ。
  223. 覚えているかしら。アリアンロッドで、 私と一緒に戦って、死んだ子のことを……。
  224. 覚えていると答える
  225. 覚えていないと答える
  226. [-]青獅子の学級[+]ルーヴェンクラッセ[=]にいたイングリットだろ? すごい奮戦だったし、よく覚えてる。
  227. [-]青獅子の学級[+]ルーヴェンクラッセ[=]にいたイングリットでしょ? すごい奮戦だったし、よく覚えてるわ。
  228. ……ええ。あの子が死んで、みんなきっと 悲しんだわ。特にシルヴァンなんて……。
  229. あー……悪いが、倒した相手のことまで いちいち覚えてられる性分じゃないんだ。
  230. ええと……ごめん、倒した相手のことまで いちいち覚えていられる性分じゃないの。
  231. そうよね……。私たちにとってはお友達でも あなたにとっては、ただの敵将だもの。
  232. 戦うたびに相手のことを考えていたら、 戦争なんてとてもできないのだけれど……
  233. やっぱり、考えないでいるなんて、 簡単にはできないわよね……。
  234. とうとうセイロス騎士団と、 正面からやり合うことになるだろう。
  235. あいつとは……どこでぶつかるかな。いや、 ちゃんとぶつかってやれるかも怪しい。
  236. だが、それも……フ。
  237. 続きを問う
  238. 曖昧に頷く
  239. それも……?
  240. それも……?
  241. 聞かずともわかっているだろう? まだ口にはしたくない。
  242. 逆に、わからないなら知らなくていい話だ。 悪いな。
  243. ぶつかってやれるといいな。
  244. ぶつかってあげられるといいわね。
  245. そうだな。だが、あいつに言わせれば、 それもレアさんの思し召しなんだろうよ。
  246. ……騎士団を辞めたのは、 そういう理由だったのか。
  247. ああ。だから、レア様の目に留まるのは、 これからも避けてえんだがな……ん?
  248. 悪い、話し中だったか?
  249. 悪いわね、話し中だった?
  250. 気にすんな、たいした話じゃねえよ。 それより……
  251. 出陣の準備は出来てんのか? この先は、 今までにない激戦が予想されるだろ。
  252. ジェラルト傭兵団も、総力を挙げて 戦わせてもらうよ。
  253. 父は中央教会というより、大司教のレアに 近づくのを避けていたようだった。
  254. 父自身もだが……子である自分もな。
  255. だが、避けたままではいられないだろう。 何か理由があるなら、知っておきたい。
  256. ……騎士団を辞めたのは、 そういう理由だったのか。
  257. ああ。だから、レア様の目に留まるのは、 これからも避けてえんだがな……ん?
  258. 悪い、話し中だったか?
  259. 悪いわね、話し中だった?
  260. 気にすんな、たいした話じゃねえよ。 それより……
  261. 出陣の準備は出来てんのか? この先は、 今までにない激戦が予想されるだろ。
  262. ジェラルト傭兵団も、総力を挙げて 戦わせてもらうね。
  263. 父は中央教会というより、大司教のレアに 近づくのを避けていたようだったよ。
  264. 父自身もだけど……子である自分もね。
  265. だけど、避けたままではいられないかな。 何か理由があるなら、知っておきたい。
  266. 師匠は向こうで、“灰色の悪魔”と 何やら込み入った話をしてるよ。
  267. 蚊帳の外に置かれてるみたいで寂しいけど、 そんなことでスネても仕方ない。
  268. いくらわたしが師匠の一番弟子でも、 親子の会話には割って入れないからね。
  269. これから始まる戦いは、フォドラの歴史に 残るデカい戦いになりそうだよな。
  270. 活躍すれば、傭兵としての名も上がるだろ。 ジェラルト流の看板を背負って頑張るよ。
  271. 危機は回避されたってことで、 いろいろとおまけしておいたわよ!
  272. え? いつもと値段が変わらない? そ、それは……
  273. いつもおまけしてあげてるってことよ! またのご来店を~!
  274. ううむ……いよいよ教団の方々と 衝突することになるのか。
  275. ジェラルト団長と共に戦うと決めてから、 このような事態も覚悟してはいたが……
  276. いざ昔の同僚たちと戦うとなると、 やはり少しばかり躊躇いを覚えてしまうな。
  277. 聞いたぞ、メリセウスでの活躍を。遠くから 戦勝を祈っていたが……心配なかったな。
  278. いよいよ、この戦争に決着をつける時が 近づいている。
  279. 俺たちの力で、成し遂げてやろう!
  280. 私と兄さんは、皆さんが戻っていた間も ずっと前線を守ってきました。
  281. この先、再び王国へと軍を進める際にも、 きっと皆さんのお役に立てるはずです。
  282. 何かありましたらお申しつけください!
  283. 多くの将兵が集まって、まさに帝国の力を 結集した総力戦といったところですね。
  284. もちろん、西のアリアンロッドにも、 軍務卿はじめ優秀な方々が揃っています。
  285. 敗北は決してないでしょう。 陛下のこと、改めて頼みます。
  286. 俺はレスターの将だ。 盟主に頼まれて助力に来たのさ。
  287. よくわからねえが、ここからは特に、 二国の協調が必要なんだろ?
  288. 任せてくれよ。俺の代わりに同盟軍を 手伝ってる帝国の将もいるはずだ。
  289. セイロス騎士団以外にも、王国には 警戒すべき強者が幾人もいる。
  290. 特に気をつけるべきは、国王ディミトリの 懐刀、ダスカーの大男ドゥドゥーと……
  291. 父を討たれて復讐に燃えているだろう フラルダリウス公フェリクスだ。
  292. 本当は司教殿が呼ばれていたのですが…… 代理でも構わないと聞いて私がここに。
  293. 司教殿……ヴァーリ伯閣下は、 近頃はすっかり引き籠もられてしまって。
  294. ただ、まったく無能な方ではないのです。 政務はしっかりと果たされておいでですし。
  295. この近くの同盟の3領主、バーガンディ、 オールバニ、シーワードは……
  296. いずれも日和見と評判で、これまでも 同盟と帝国の間で揺れ動いたりしました。
  297. 元々、中央教会とも関係の深い家ですから、 何もしでかさないよう注意してるんです。
  298. 王国で仕事をしていた連中の中には、 契約を打ち切った者も少なくない。
  299. この戦争の大勢が決まりつつあると、 傭兵たちは考えているのだ。
  300. そういった情勢の変化に敏感でないと、 傭兵はやっていられないのさ。
  301. ここまで来たら、最後まで付き合って あげるわ……[HERO_MF]。
  302. 大司教ら中央教会の上層部が抱えている 秘密にも、興味があるしね。
  303. ガルグ=マクにも痕跡はあったわ。 その正体に……迫れるかしら。
  304. アタシの父ちゃんはアリアンロッドで 殺られちまったからさ……
  305. 仕返しできる機会がようやく来たんだよ。
  306. 仲間は国のため、陛下のため、って言うが、 アタシはやっぱり自分のために戦うね。
  307. フェニヤ子爵とメニヤ子爵は古くは 同じ家だったと聞いたことがある。
  308. 当主が二人とも前エーギル公に 協力したにもかかわらず……
  309. 取り潰されそうなフェニヤ家と、当主を 切り捨てて生き残りを図ったメニヤ家。
  310. こうも差がつくとはな。次のメニヤ子爵が 陛下を信奉していることが大きかったか。
  311. 聞いてくださいよ! この前、故郷に久々に帰ったら……
  312. 私は戦死したってことになってて、 結婚の約束をしてた幼馴染は他の女と……!
  313. もうこうなったら、ここで他の男を 見つけるしかないじゃないですかー。
  314. あっ、た、隊長はどうですか? そういう人、います?
  315. 隊長、お疲れ様です! 本日は異常なしであります!
  316. 国内の騒乱も落ち着いたみたいですね。 ようやく胸を撫で下ろせます。
  317. この勢いで、フォドラの戦乱にも 片をつけてしまいましょう。
  318. あなたがたなら必ずできる…… そう思いますよ、自分は!
  319. ………………。
  320. どうかしたのか、ラルヴァ。 このところおとなしいが。
  321. どうかしたの、ラルヴァ。 このところおとなしいけど。
  322. どうもしないと思う。 思うけれど……
  323. 何かがこのままじゃいけないと、 そう訴えかけてくるんだ。何だろう……。
  324. 君の目覚ましい成長に、 僕は自分の現状を嘆いているよ。
  325. 何度も道に迷って、その度に言葉を重ねる ことになったあの頃を思うとね。
  326. 文句のつけようのない決着を、 信じているよ、[HERO_MF]。
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