- <<<EMPTY>>>
- ……今は進もう、[HERO_MF]。
ガルグ=マクさえ落とせば、趨勢は決する。
- 長きにわたった戦乱にも終止符を打てる。
……死んでいった者にも、報いてやれる。
- ………………。
- 活躍を期待しているぞ。俺も、皆の行く道を
開けるよう、力を尽くすつもりだ。
- ……む、どうした、フェリクス。
先ほどから黙り込んで。
- ……いや。
少し思うところがあっただけだ。
- 猪、後で稽古に付き合え。政務ばかりで
槍の腕が鈍っていないか、確かめてやる。
- ……フン。ここに来てまた、
貴様の悪癖が出たと思っただけだ。
- こうしてジェラルト傭兵団を仲間に
引き入れられたのは、僥倖だったな。
- そうですね。ガルグ=マクの奪還にも、
きっと一役買ってくれることでしょう。
- 教団に近づきたくないという彼らを、
作戦に駆り出すのは心苦しいのですが……
- フォドラの命運が懸かった大一番ですし、
彼らの力を借りぬわけにはいきません。
- ……ああ。今は皆の力を合わせ、
一刻も早く決着をつけなければ。
- メルセデスの言葉が妙に気にかかるな。
“死神騎士”についてだ。
- ……そう言えば、近頃は
“死神騎士”の噂を聞かんな。
- 同盟軍の連中とも合流したが、
奴を見たという話は聞こえてこない。
- あの手合いは、戦場の外では生きられん。
行方知れずとは信じがたいが……。
- 死んだのではと推測する
- 軍を離れたと推測する
- どこかで戦死したんじゃないか?
どんなに強くたって、死ぬ時は死ぬだろ。
- どこかで戦死したんじゃない?
どんなに強くたって、死ぬ時は死ぬでしょ。
- ……そうかもしれんな。
- 軍を離れたのかもしれないぞ。
人生、どう転ぶかわからないだろ?
- 軍を離れたのかもしれないわよ。
人生、どう転ぶかわからないでしょ?
- ……そういうものか?
俺には想像がつかんがな……。
- まあ、もう二度と会わんのならば、
それはそれでいい。
- 辺境伯がスレンに目を光らせていなければ、
今頃北部は彼らの襲撃を受けていただろう。
- スレンは、ファーガスに従属する立場だ。
戦い、互いの長がそう取り決めた。
- ……だが、彼らは温暖な土地を求めて
今でも襲撃を仕掛けてくる。
- 数十年前は、ダスカーもファーガスと
緊迫した関係にはあったそうだが……
- 衝突する機会は、片手で
数えられるほどしかなかったと聞く。
- スレンと違い、ダスカーがファーガスよりも
遥かに豊かな土地だったからかもしれん。
- 遠い昔、このあたりは谷なんかじゃなく、
自然豊かな森が広がっていたそうだよ。
- だけど、すっかり堕落しきった
人間たちを見て怒った女神様が……
- 天上から裁きを下して、アリルの一帯を
こんな地形に変えてしまったんだって。
- その時の炎が、今でも地面の下で
燃え盛ってるってことなのかな……?
- しかし、陛下もフェリクスも
本当にでかくなったもんだよ。
- 10年前には剣を折っただの折られただので
ぎゃあぎゃあ喧嘩してたような奴らが……
- 今じゃあかたや王様、かたや公爵。
一丁前に諸侯に号令して戦ってるんだぜ。
- 正直、まだ信じられないっつーか。
……俺もいい加減、ちゃんとしないとな。
- このあたりはまだ大丈夫みたいだけれど、
谷に入れば、きっと暑くなるわよね。
- ファーガス出身の人たちには
暑さの苦手な子が多いし、心配だわ~。
- 涼む方法を用意しようと提案する
- 心配無用だと笑い飛ばす
- 谷の中でも、何か涼める方法が欲しいよな。
氷魔法を使える奴に頼むとか……?
- 谷の中でも何か涼める方法が欲しいわよね。
氷魔法を使える人に頼むとか……?
- そうね、良い考えかもしれないわ。
学者の方々に相談してみようかしら~。
- 大修道院に着く頃に疲れ切っていたら、
きっと戦うどころじゃないものね。
- 大丈夫だろ。皆、アリルに来るのが
初めてってわけでもないしな。
- 大丈夫でしょ。皆、アリルに来るのが
初めてってわけでもないし。
- う~ん……。我慢できたとしても、
やっぱり暑いのは嫌じゃないかしら?
- それに、大修道院に着く頃に疲れ切って
いたら、きっと戦うどころじゃないもの。
- えへへ……父さん、久しぶりだね!
同盟領でも元気にしてた?
- ああ。アネット、お前も
何事もなかったようで何よりだ。
- うん、みんなのおかげで何とかね。
父さん、ガルグ=マクでは一緒に戦えるの?
- そうしたい……ところなのだが、
私は後陣の差配を任されていてな。
- それが落ち着き次第、王都に戻って
イヴァン公やゴーティエ辺境伯を集め……
- はあ……。父さん、やっぱり働き過ぎ。
前線に立ってほしいわけじゃないけど……
- あちこち走り回ってばかりっていうのも、
それはそれで疲れちゃうんじゃない?
- ……すまん。だが、許してくれ。
これも重要な職務なのだ。
- ……ロドリグ殿が亡くなったとはいえ、
いつまでも塞ぎ込んではいられません。
- 今は……慎重を期して進みましょう。
敵から奇襲を受ける可能性もあります。
- とうとう、この作戦の最終目標……
ガルグ=マクを目指すのですね。
- 気を引き締めて進みましょう。
どこに敵が潜んでいるかわかりませんから。
- アリルは環境の過酷さと、独特な地形のため
大軍勢での戦闘には向かない一方で……
- 奇襲にはおあつらえ向きの地形です。
私たちもそれを利用しているわけですしね。
- ガルグ=マクからアリルにかけての地形は
熟知している。道案内は任せてくれ。
- もちろん戦闘も、大司教が自ら指揮を執り、
セイロス騎士団の全力をもって臨む覚悟だ。
- この機会を逃せば、大修道院の奪還は
遠のくことになる。何としても勝たねば……!
- 主の加護は我らにこそある。
互いの目的のため、手を携えて戦おう。
- もうすぐ、ガルグ=マク大修道院に
帰れそうですわね!
- 大修道院は、わたくしにとって家も同然。
唯一、帰るべき場所だと思っていますの。
- わたくしも頑張りますので、皆さまも
お力をお貸しくださいね。
- もしも奪還が成ったら、また昔のように
士官学校を再開できるといいですわ。
- さてはアンタも、レア様が前線で
指揮を執れるのかって心配してる口か?
- 肯定する
- 否定する
- ああ……。大丈夫なのか? あの人、
あんまり武人や将軍って感じはしないが。
- ええ……。本当に大丈夫なの? あの人、
あまり武人や将軍って感じはしないけど。
- ああ見えてレア様は、
武芸にも軍略にも長けたお方なんだ。
- 大修道院が陥落した時も、レア様自ら指揮を
執って、犠牲を最小限に収めてくれた。
- いや。あの人だって、これまで騎士団を
上手く使って揉め事を収めてきたんだろ?
- いいえ。あの人だって、これまで騎士団を
上手く使って揉め事を収めてきたんでしょ?
- それで指揮に長けてないっていうのも、
考えにくい話だと思うが。
- それで指揮に長けてないっていうのも
考えにくい話だと思うけど。
- そのとおりさ。あの人は、下手な騎士や
将軍よりも、軍の指揮に長けている。
- アタシも手伝いたいところだが、レア様に
王国軍を手伝ってやれと言われててね。
- アリル、再び、訪れる、です。
以前、わたし、敗れ、降伏しました。
- あの時、追う、大司教、でした。
今、また、大司教、います。因縁、です?
- 頷く
- 否定する
- 確かに、妙な因縁を感じるな。
……だが、今度は共に勝つ。だろう?
- 確かに、妙な因縁を感じるわね。
……でも、今度は共に勝つ。そうよね?
- はい、あの時、わたしたち、敵同士、
今、味方同士です。負けません。
- ただの偶然だろ。
お前はそういうのを気にする性質だったか?
- ただの偶然でしょ。あなたって、
そういうのを気にする性質だったかしら?
- いいえ、違います。
しかし、わたし、気、なる、なりました。
- 戦いの予感、します。
心、昂る、それゆえ、でしょうか。
- ガルグ=マクって、確かにフォドラの
ど真ん中にあるし……
- 歴史的にも大事なのかもだけど、そんなに
死んでも奪還したい場所なのかな。
- 何か秘密があると予想する
- 聖地は大事と言う
- あれだけの巨大な建造物だ。
俺たちの知らない秘密があるんじゃないか?
- あれだけの巨大な建造物よ。
私たちの知らない秘密があるんじゃない?
- やっぱり、キミもそー思う?
地下に怪しい通路がいっぱいあったもんね。
- 聖教会にとってはどうしても譲れない
場所なんだろ。信ずるもののためにさ。
- 聖教会にとってはどうしても譲れない
場所なんでしょ。信ずるもののためにね。
- 諦めて他の場所に大修道院を新しく
作ったらよくない? ダメかな。
- フェルくんもヒューくんも、
結局あの後、目撃情報がないのよね……。
- ただ放逐されたならいいのだけれど、
もしかしたら……。
- ………………。敵でもいいから、
ガルグ=マクで会えたりしないかしら。
- 煉獄の谷、でしたっけ……。
もう名前からして恐ろしいんですけど。
- 煉獄の谷、だったっけ……。
もう名前からして恐ろしいんだけど。
- しかも、それを抜けた先のガルグ=マクには
お父様がいるんですよ……!?
- しかも、それを抜けた先のガルグ=マクには
お父様がいるんだよ……!?
- 二重に恐ろしくて、外に出たくないです。
絶対に。
- 二重に恐ろしくて、外に出たくないよ。
絶対に。
- 頑張ろうと言う
- 留守を頼む
- そう言わず頑張ってくれ、ベルナデッタ。
少数精鋭の力が必要な場面だ。
- そう言わず頑張って、ベルナデッタ。
少数精鋭の力が必要な場面よ。
- ど、どうしよっかなあ……?
少数精鋭かー。
- そ、そうだよねえ!
ベルもそう思ってたもん!
- じゃあ、留守を頼む。
ディミトリにも俺から言っとこうか?
- なら、留守を頼むわ。
ディミトリにも私から言っておく?
- えっ、あっ、その……
ベルだって頑張れますもん!
- えっ、あっ、その……
ベルだって頑張れるもん!
- 仮にこの作戦が上手くいき、
ガルグ=マクを奪還できることがあれば……
- 戦争は終わるだろう。よほどの愚か者が
帝国を動かしていなければ、だがな。
- 同意する
- 疑問を持つ
- ああ、ガルグ=マクなしに帝国が
巻き返すのは、相当厳しいだろう。
- ええ、ガルグ=マクなしに帝国が
巻き返すのは、相当厳しいわよね。
- 後は帝国が負けを認められるかどうか、か?
- 後は帝国が負けを認められるかどうか、
かしら?
- そうだな。できなければ……
最後の一兵まで殺し合うことになる。
- そうか? 確かに帝国は追い込まれるが、
同盟との協力関係だっていつまで続くか……
- そう? 確かに帝国は追い込まれるけど、
同盟との協力関係だっていつまで続くか……
- ほう……同盟か。
- 確かにその可能性は考えていなかった。
君は存外、頭が回るな。
- 俺たちの狙いが割れるのは時間の問題だ。
いや……もうとっくの昔に割れてるかもな。
- アリルででかい戦いになるって可能性も、
考えておいたほうがいいんじゃねえか。
- 理由を尋ねる
- 同意する
- 何でだ? 王国軍の動きはともかく
狙いまで読まれてるってことはないだろ。
- どうして? 王国軍の動きはともかく
狙いまで読まれてるってことはないでしょ。
- ヘヴリング領のモズグズさえ落としちまえば
後は帝都まで一直線だろ。
- そんな絶好の状況で軍の主力を下げた。
行き先がどこかは相当絞られるってもんだ。
- もしガルグ=マクだと読めちまえば、
進軍経路の当たりをつけるのは難しくねえ。
- 越えられねえオグマ山脈を
無理矢理に越えるか、同盟領に出るか……
- あるいは、アリルを抜けるかだ。かかる
時間を考えて現実的なのは、ここだよな?
- ああ。敵に時間を与えたつもりはないが、
少数精鋭を送ってくる可能性もあるしな。
- ええ。敵に時間を与えたつもりはないけど、
少数精鋭を送ってくる可能性もあるしね。
- 西を守ってたヘヴリング伯と、
皇帝の判断の速さによるだろうが……
- それが速ければ速いほど、規模の
大きな部隊が送られてくることになる。
- もっとも、こっちもそれを見越して
少数精鋭での急襲を仕掛けてるんだ。
- それも大軍じゃ戦いにくいアリル経由でな。
勝ち目のねえ戦いにはならねえとは思うが。
- 同盟軍が合流した以上、我々もクロードの
指揮下に戻るのが道理ではあるが……
- 大修道院の奪還が成るまでは、君たちと
行動を共にさせてもらうことになった。
- 喜ぶ
- 訝しむ
- それは朗報だな。さっさと抜けちまうんじゃ
ないかと心配してたんだ。
- それは朗報ね。さっさと抜けちゃうんじゃ
ないかと心配してたの。
- ここまで何度も一緒に戦って、
いるのが当たり前みたいになってたからな。
- ここまで何度も一緒に戦って、
いるのが当たり前みたいになってたしね。
- さっさと抜けちまうもんだと思ってたが。
それもクロードの意向なのか?
- すぐに抜けてしまうものだと思ってたわ。
それもクロードの意向なのかしら?
- 一緒に戦えるのは有難いが。お前らはもう、
いるのが当たり前みたいになってたしな。
- 一緒に戦えるなら有難いけど。だってもう、
いるのが当たり前みたいになってたから。
- クロードの指示ではあるが、我々としても
中途半端に抜けるのは本意ではないのでね。
- 我々はいわば、王国と同盟の友情の証さ。
引き続きよろしく頼むよ。はーっはっはっ。
- 次は大修道院を取り戻しに行くんだよなあ?
久しぶりだよなあ。士官学校が懐かしいぞ。
- 座学は苦手だったけどよ、学級のみんなと
わいわいやってんのは楽しかったよな。
- お前も、何か思い出はあるだろ?
- 食堂のこと
- 学級対抗戦のこと
- 食堂……かな。ああいう平和な場所で、
毎日仲間と飯を食うってのが新鮮でさ。
- 食堂……かな。ああいう平和な場所で、
毎日仲間と食事するっていうのが新鮮で。
- 料理も美味かったよなあ。
食堂のおばちゃんにも世話んなったぞ。
- 学級対抗戦かな。良い思い出かというと
そうでもないんだが……。
- 学級対抗戦かな。良い思い出かというと
そうでもないけど……。
- ああ、お前何かやらかしてたよなあ。
だけど、その後の宴は楽しかったぞ。
- 今、大修道院の中はどうなってんだろうな。
昔いた人たちは、もう誰もいねえのかなあ。
- 王国軍と合流して、いろいろな土地に行って
風土の違いを実感してきましたけど……
- アリルの谷は別格ですよね。あんな場所は
フォドラ中どこを探してもないと思います。
- これがすべて女神の仕業だという話は、
聞いたことあります?
- ただの伝承ではありますけど、
もしも本当だったら怖いですよね……
- 今のこの状況を見て女神が怒り出したら、
ボクたちも無事では済まないかも……
- 久しぶりにヒルダさんと会えたのですが、
私のことをすごく気にかけてくれていて……
- 士官学校の頃から、ずっとそうなんです。
いつも私に優しく話しかけてくれました。
- 他の人と距離を置きたいと思っていた私は、
感謝すら伝えられずにいたのですが……
- 実際に離れてみたら、私もヒルダさんに
会えないことが、とても寂しくて……
- 何と言うか……お友達っていいものですね。
勇気や力を、貰えた気がします。
- 前の盟主は温和に見えつつも、
腹の内は探らせない強かな爺さんだった。
- 今の盟主、クロードはどうなんだろうな?
いや、以前少しだけ調べはしたんだが……。
- 策士と答える
- 人たらしと答える
- なぜ調べたのか聞く
- さあな。少しだけ話したことはあるが、
策を弄しそうな奴だったぞ。
- さあね。少しだけ話したことはあるけど、
策を弄しそうな人だったわよ。
- 盟主なんだから頭が使えたほうがいいだろ。
ま、弄し過ぎる奴なら困るがな。
- さあな。少しだけ話したことはあるが、
人好きしそうな奴だったぞ。
- さあね。少しだけ話したことはあるけど、
人好きしそうな印象だったわよ。
- なるほど、そりゃ母親譲りかねえ。
ま、盟主としちゃ悪くない話か。
- よくは知らないが……
お前は何で調べたんだ?
- よくは知らないけど……
あなたは何で調べたの?
- ちと大人の事情でね……。
ま、たいした話じゃねえよ。
- おーっほっほっほっほ!
ようやく調子が戻ってきましたわ!
- これで、ファーガスにも私の名を
響き渡らせることができましてよ!
- 突っ込む
- 応援する
- ファーガスにもって、
他の国では響き渡ってるのか?
- ファーガスにもって、
他の国では響き渡ってるの?
- これからそうなる予定ですわよ!
細かいことを気にしないでくださる?
- それは楽しみだな。
……ちなみに、何で名を上げる予定なんだ?
- それは楽しみね。
……ちなみに、何で名を上げる予定なの?
- もちろん魔道ですわ!
私が目指すのは魔道の大家……
- いつか、必ずやヌーヴェル家を
再興してみせますわよ!
- あの谷を抜けてガルグ=マクに突撃しよう
だなんて、あの人たち、正気かな……。
- 異様に暑いし、道は険しいし、
危険な場所もいっぱいあるし……。
- はあ……憂鬱だよ。
憂鬱すぎて、眠くなってきた。ふあ……。
- ………………。
- どうしたんだ? 変な顔して。
- どうしたの? 変な顔して。
- いや、思っていたより歓迎されて、
不思議な気分なだけだよ。
- 自分を過剰に恐れる者もいない……。
- ………………。
- どうしたんだ? 変な顔して。
- どうしたの? 変な顔して。
- いや、思っていたより歓迎されて、
不思議な気分なだけだよ。
- 自分を過剰に恐れる者もいない……。
- 教団……いや、レア様とは、関わらずに
済むよう隊列を調整してもらったんだが……
- まさか、わざわざこの拠点までご足労とは。
王国軍の連中にも想定外だったろうさ。
- お前がレア様と話す分には構わねえが、
俺たちのことはあまり喋らないでくれ。
- 特に、[BYLETH_MF]についてはな。
ちょっとした因縁があるんだよ。
- ううむ、不思議なものだな。
こうしてかつての敵と轡を並べるとは……。
- だが、それも一興というものだ。貴殿らの
おかげで、しばらく退屈はしなさそうだな!
- ……む? その反応、伝わっていないか。
今のは「轡」と「退屈は」をかけたのだ。
- ははは、どうだ! この2年、傭兵団で
冗談の腕にも磨きをかけてきたからな!
- あなたの活躍ぶりは耳にしています。
傭兵の立場ながらよく働いてくれていると。
- 聖教会のため、ではないのでしょうけれど、
私たちはあなたに助けられています。
- この機会に、セイロス聖教会の
大司教として改めてお礼を……
- 恐縮する
- 断る
- ああ、いや、アンタほどの人に、
礼を言われるほどのことは何も……
- あの、いえ、あなたほどの人に、
お礼を言われるほどのことは何も……
- やめてくれ、俺は俺の仕事をしてるだけだ。
アンタに礼を言われる理由はないぞ。
- やめて、私は私の仕事をしてるだけよ。
あなたにお礼を言われる理由はないわ。
- あなたがどのように考えようと、あなたの
行いは主に祝福されるべきものです。
- そして、この愚かな戦争を起こした帝国は
厳しく罰せられなければなりません。
- あなたのその素晴らしい力を、これからも
どうか正しく行使してください。
- このフォドラに住まう、すべての人々の
ために……頼りにしていますよ。
- 教団には、アナタが持つ力のことを
気にしてる人も多いみたい。
- アナタがトマシュさんの仲間じゃないかって
疑ってる人までいるらしいんだ。
- ボクはそんなわけないって思ってるけど。
……信じてもいいんでしょ?
- 大丈夫と断言する
- わからないと答える
- ああ、信じてもらって大丈夫だ。俺は他人を
欺けるほど器用な男じゃないんでね。
- ええ、信じてもらって大丈夫よ。私は他人を
欺けるほど器用な女じゃないもの。
- さあ、自分でもわからない。ただ、今の俺の
望みは、皆と一緒に勝利することだけだ。
- さあ、自分でもわからない。ただ、今の私の
望みは、皆と一緒に勝利することだけよ。
- わかった。本当はね、アナタをレアさまに
近づけるなって言われてたんだけど。
- レアさまもアナタを信用してるみたいだし、
ボクは気にしないことにするね。
- いよいよガルグ=マクに進軍するのね。
ふふ、何だか私も燃えてきちゃったわ。
- あそこにはいろいろ思い入れがあって……
頑張って取り戻してちょうだい。
- あなたたちの役に立ちそうな品、
ちゃーんと仕入れておいたんだから。
- 君たちが西部で戦っている間、我々は東西の
戦線を駆け回り、支援任務に当たっていた。
- 東部も東部で、なかなか大変な状況でな。
盟主は寡兵で軍務卿の軍を相手にし……
- 様々な策を弄して、練度も兵力も格上の
相手の猛攻を防ぎ切ったのだよ。
- ああ……とうとうガルグ=マクに、
戻れるかもしれないのですね。
- 大修道院はセイロス聖教会の象徴。
主のためにも、必ず取り戻さねば。
- それに、もし取り戻せれば王国の方々に
負担をかけることもなくなりましょう。
- 本当に大司教猊下が前線で指揮を?
戦闘になる可能性もあるが……戦えるのか?
- 確かにあの方は、大修道院陥落の折にも
兵の指揮を執ったとは聞いているが……。
- 何にせよあの方に万一のことがあっては
ならない。私たちも気を引き締めねばな。
- ロドリグ様、良い人でしたよねえ。
俺も、何度か酒に付き合ってもらいました。
- ジェラルト傭兵団の団長を討ち取れましたし
ある意味痛み分けではあるんでしょうが……
- “灰色の悪魔”が生きているなら、
安心はできそうにありませんね。
- まさか本当に、あのジェラルト傭兵団が
味方になるなんて思いませんでしたよ。
- 隊長が、連中を味方につけたいとか
言い出した時は正気を疑いましたけど……
- まさか本当に実現しちゃうなんてねえ。
流石は、俺たちの隊長ですよ。
- さて……随分と長いこと過ごした
王国軍の拠点とも、そろそろお別れか。
- 俺たちはガルグ=マクでの戦いを最後に、
同盟軍に合流させてもらう。
- つるんでた奴らとは、大修道院を落として
必ず一緒に祝杯を挙げようと約束したよ。
- ついにガルグ=マクに攻め入るのか!
くーっ、ようやくだな。血が滾るぜ!
- しかし、どうせ攻め入るんだったら、
クソ暑いアリルをこっそり進むより……
- 真正面から攻め入って、帝国軍を
粉砕してやりたかったな、ははは!
- 早々に長の元へ帰るつもりが……その……
つい、ここまでついてきてしまった……。
- 白状するが、そう……この軍の
者たちに、絆されてしまったんだ。
- あれほど憎んでいたはずのファーガスに
勝ってほしいと思うなど、信じられんな。
- よう、俺はジェラルト傭兵団の稼ぎ頭、
ジェッツだ! よろしくな!
- ……兄弟がいないかって?
知らねえな。俺は天涯孤独だぜ。
- 何だ、そのお化けでも見たようなツラは!
頼むぞ、おい。
- 俺はジェラルト傭兵団の一員だったんだ。
でも、団長が死んじまっただろ?
- あの団にはもう未来はねえと思って、
こっちに雇われることにしたのよ。
- 隊長、お疲れ様です!
本日も異常なしであります!
- 同盟や教団の方々とも合流できましたし、
何だか勝てそうな気がしてきましたね。
- 決戦に向けて、自分も陰ながら
皆さんの活躍と無事をお祈りしております!
- さあ、気を取り直して目標へと邁進しよう。
- その悲しみや悔しさは、
きっと君を強くしてくれる。
- 人間とは、そういうもののはずだよ。
僕の知っている限りね。
- 強大な敵との戦争に勝利するには、
どうしたらいいんだろう。
- ……君の、次なる目標の話だよ。
“運命共同体”の力になりたいんだ。
- 強さだけではどうにもならないこともある。
だから、いろいろなやり方でね。
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>
- <<<EMPTY>>>