1. <<<EMPTY>>>
  2. タレス……フェニヤ子爵の言を信じるなら、 アランデル公、とも言うべきかな。
  3. “ダスカーの悲劇”の影でさまざまに 暗躍し、多くの者を殺めたであろう存在……
  4. 奴を殺すのは、あの惨劇で一人生き延びた 俺に課せられた責任であり、義務だ。
  5. もしもこの戦いで相対したら、奴への とどめは俺に譲ってくれないだろうか。
  6. 頷く
  7. 困惑する
  8. わかった。その時はお前に任せる。 必ず果たせよ、ディミトリ。
  9. わかった。その時はあなたに任せる。 必ず果たしてよ、ディミトリ。
  10. ……ありがとう、[HERO_MF]。
  11. いや、まあ、構わないが。けど、 実際の戦況がどうなるかもわからないだろ?
  12. いや、まあ、構わないけど。でも、 実際の戦況がどうなるかもわからないわよ?
  13. 無論、戦況に応じて判断してくれていい。 だがもし奴と直接刃を交えたら……頼むぞ。
  14. 奴を討ち、己の義務を果たして初めて、 俺は過去を、過去にできるのだと思う……。
  15. 父上、グレン、みんな……。 ……必ず、果たしてみせる。
  16. あの空間に閉じ込められた時はどうなるかと 思ったが、お互い無事に戻れて何よりだ。
  17. [HERO_MF]……もうお前の 胸の内にラルヴァはいないのか。
  18. 消えたと答える
  19. いると答える
  20. ああ、今はもうあいつの声も聞こえない。 力だけが残っちまった感じかな……。
  21. ええ、今はもうあの声も聞こえない。 力だけが残っちゃった感じかしら……。
  22. ……長らく側にいた存在が消えてしまうと、 胸に穴が開いたような気分になるよな。
  23. あいつは消えたが、力は残ってる。 まだ心のどこかにいてくれてるのかもな。
  24. 消えちゃったけど、力は残ってる。 まだ心のどこかにいてくれてるのかも。
  25. ……そうか。 心から信頼していたのだな。
  26. とにかく、お前の力の出処が断片的にでも わかったのは、喜ばしいことだと思う。
  27. エーデルガルトやクロードと話す機会も 持てたし……何よりお前を斬らずに済んだ。
  28. 同盟軍が追いついてくるには、 しばらく時間がかかる。
  29. ……だが、戦いは待ってはくれん。 おれたちだけで出陣するしかない。
  30. ガルグ=マクは天然の要害だ。 ましてタレスが守っているとなれば……
  31. 攻略には苦戦を強いられるだろう。 よく備えておけ。
  32. 陛下がご無事で良かった。 ……もちろん、お前もな。
  33. お前が味方に斬りかかるような事態は もう起きないと、考えていいんだな。
  34. 肯定する
  35. 否定する
  36. ああ。あの時、俺の体を 操ってた存在は、もう消えちまったしな。
  37. ええ。あの時、私の体を 操ってた存在は、もう消えちゃったしね。
  38. ……なんて、どれだけ言葉で説明しても 信じられないかもしれないが。
  39. ……なんて、どれだけ言葉で説明しても 信じられないかもしれないけどね。
  40. ……いや。今はお前の言葉を信じよう。
  41. あの時俺の体を操ってた存在は もう消えちまったが……断言はできないな。
  42. あの時私の体を操ってた存在は、もう 消えちゃったけど……断言はできないわ。
  43. ……そうか。また変調を来したら、 すぐにおれたちに相談するんだな。
  44. 再来年には大修道院の落成1000年を 祝う千年祭が予定されてたんだよな。
  45. ここでガルグ=マクを取り戻せたら、 それがちゃんと催されたりするのかねえ。
  46. 千年祭? この期に及んで宴の話とは、 お前は相変わらずのん気なものだな……。
  47. いやいや。あれは宴でもあるが、各国の 君主が顔を揃える政治的な集まりだろ。
  48. 先々のことは考えといて損はないぜ? お前も、無関係じゃいられないだろうしな。
  49. ……まあ、それはそうかもしれんが。
  50. 今は眼前の戦いに集中しろ、シルヴァン。 ここで死ねば、千年祭も何もないだろうが。
  51. おっと、ど正論! それじゃあ今は、 黙って出撃の用意でも整えるとしますか。
  52. そうしておけ。準備を怠って、しょうもない ところで命を落とすような真似はするなよ。
  53. ベルグリーズ伯とヘヴリング伯を倒した今、 俺たちの進軍を阻むものはもうない。
  54. 後はただ戦い、勝つだけだ。 覚悟はできているだろうな。
  55. 肯定する
  56. 否定する
  57. そんなの当たり前だろ。 必ず勝つぞ、フェリクス。
  58. そんなの当たり前でしょ。 必ず勝つわよ、フェリクス。
  59. ……ああ。 その言葉を聞けて何よりだ。
  60. うーん……覚悟、か。どちらかといえば、 いつもどおりの戦場って感じだな。
  61. うーん……覚悟、ね。どちらかといえば、 いつもどおりの戦場って感じだわ。
  62. はあ……。 ……まあ、お前らしい答えかもしれんが。
  63. いいか、これは戦局を決定づける一戦だ。 負けるわけにはいかん。気を緩めるなよ。
  64. ロナート様はよく、どんなことがあっても 自分の正義を貫けと仰っていたんだ。
  65. 貧しかった僕たち兄弟を助けてくれたのも、 教団を許すことができなかったのも……
  66. 今ならわかるよ。それがロナート様に とっての正義だったんだ、って。
  67. だから僕も、自分の正義を貫きたい。 それがあの方を死なせた僕の責任だ。
  68. 最後までファーガスの騎士として戦い抜く。 それが僕なりの……「正義」だよ。
  69. レア様を失うわけにはいかないわ……。 他の司教様じゃ、代わりにはなれないもの。
  70. あの方は、ずっと前から セイロス聖教会をまとめてきた方よ。
  71. 政治の事情にもとっても明るくって、 どこかの国の言いなりになったりもしない。
  72. ……もし今、レア様に何かあったとしたら、 聖教会はどうなっていくのかしら。
  73. ねえ、もしガルグ=マクを落とせたら、 ここを拠点に帝都を目指すわけだよね?
  74. えへへ。仮にそうなったら、何だか 士官学校の頃みたいになるなと思って。
  75. 懐かしいな。いつかまた、あの時みたいに みんなで仲良くできる日が……来るよね。
  76. 頷く
  77. 難しいのではと答える
  78. ああ、絶対にやってくるさ。 そのためにも、まずはここで勝たなきゃな。
  79. ええ、絶対にやってくるわよ。 そのためにも、まずはここで勝たなきゃね。
  80. ……うん! 絶対一緒に 生き延びよう、[HERO_MF]!
  81. たとえ戦争が終わっても、殺し合った相手と すぐに仲良くするってのは難しいだろ。
  82. たとえ戦争が終わっても、殺し合った相手と すぐに仲良くするってのは難しいわよ。
  83. そうかな……。好きで戦ってるわけじゃ ない人たちだってたくさんいるじゃない?
  84. すぐには無理でも、あたしたちの子供や 孫の世代には、きっとまた仲良くできるよ。
  85. ルーグ様の時代、十傑の子孫は力を合わせて 帝国に抗い、独立を勝ち取ったといいます。
  86. 後にレスターとファーガスは 三日月戦争で袂を分かちましたが……
  87. 今、こうして私たちは再び、 力を合わせて帝国に立ち向かっている。
  88. 戦争が終わった後も、同盟とは 良好な関係を保てればよいのですが。
  89. できると答える
  90. できないと答える
  91. できるさ。少なくとも今のところは、 これといって戦う理由もないだろ?
  92. できるわよ。少なくとも今のところは、 これといって戦う理由もないでしょ?
  93. 戦う理由など、後からいくらでも作れます。 ……ですが、私も穏やかな未来を信じたい。
  94. そうもいかないんじゃないか? 向こうにも向こうの思惑があるだろ。
  95. そうもいかないんじゃない? 向こうにも向こうの思惑があるだろうし。
  96. ええ……もしも陛下とクロードが考え方を 異にすれば、戦いになるのでしょうか……。
  97. これ以上戦火を広げるのは、 人々にとっても不利益しかありません。
  98. そうなる前に、国同士でよく話し合い、 より良い関係を模索していくべきですね。
  99. お二人が無事に戻られて安心しましたよ。 詳しい経緯は陛下から聞いております。
  100. ザラスの禁呪。そして“ラルヴァ”。 事実は物語より奇なり、とでも言いますか。
  101. とはいえ、あなたの力や出自について、 断片的にでもわかったのは良いことです。
  102. 我々も安心して、 あなたに背中を預けられる。
  103. 大司教の安否はまだ掴めていない……。 敵の力を過小に見積もった私の責任だ。
  104. せめてカトリーヌを同行させていれば…… いや、今更悔やんだところで無意味だな。
  105. 私も共に大修道院へ向かうべきだった…… いや、今更悔やんだところで無意味だな。
  106. 今は一刻も早く大修道院を奪還し、 大司教を見つけ出さねばなるまい。
  107. 君の力も借りたい。頼む……!
  108. 自分でいいのか問う
  109. 任せておけと請け負う
  110. レアさんを救いたいのはわかるが、 俺なんかに頼んでもいいのか?
  111. レアさんを救いたいのはわかるけど、 私なんかに頼んでもいいの?
  112. 君の身に何があったかは聞いているが、 私の君に対する信頼は変わらない。
  113. ああ。君が何者であれ、私個人としては 君を心から信頼している。
  114. ああ、任せておいてくれ。 俺が必ず助け出してやるさ。
  115. ええ、任せておいて。 私が必ず助け出してあげるわ。
  116. ありがとう…… 君にそう言ってもらえると心強い。
  117. 大司教は、このフォドラに必要な人物だ。 我々を助けてくれ……!
  118. レア様はきっとご無事ですわ。 わたくしは、そう信じていますの。
  119. だって、レア様はものすごーくお強いし、 賢くて、優しくて、お綺麗で……
  120. だから、きっと大丈夫ですわ!
  121. 同意する
  122. 心配する
  123. ああ、レアさんなら何が起きようとも 命を落とすようなヘマはしないさ。
  124. ええ、レアさんなら何が起きようとも 命を落とすような失敗はしないわよ。
  125. ええ、そのとおりですわ。
  126. ……とはいえ、安否がわからないうちは 心配だよな。無事だといいんだが。
  127. ……とはいえ、安否がわからないうちは 心配よね。無事だといいんだけど。
  128. いえ、ご無事に決まってますわ。
  129. レア様は、わたくしたちが来るのを待って いらっしゃるはず……早く参りましょう。
  130. クソッ、レア様の身が心配だ……。 早く出撃するぞ、[HERO_MF]。
  131. たしなめる
  132. 頷く
  133. 落ち着け。大司教が心配なら尚更、 救出のための用意を整えていかないと。
  134. 落ち着いて。大司教が心配なら尚更、 救出のための用意を整えていかないと。
  135. ……そうだな、悪い。冷静じゃなかった。 焦るべきじゃないのはわかってるんだが。
  136. ああ。準備が整い次第、すぐに出発だ。 必ず大司教たちを助け出すぞ。
  137. ええ。準備が整い次第、すぐに出発よ。 必ず大司教たちを助け出しましょ。
  138. ああ。絶対にレア様を殺させはしない…… アンタの力も頼りにしてるからな。
  139. いくらレア様でも、敵の大軍を相手に 粘り続けるには限度ってもんがある。
  140. ここから外郭を登る時間を考えれば…… あんまりのんびりもしてられないぞ。
  141. 王国と同盟、新た、関係、始まる、 ブリギット、役目、増える、思います。
  142. 二国、関係、崩れやすい、間、持つ、 三国目、重要性、増します。
  143. 頷く
  144. 帝国はどうなのか聞く
  145. ああ、確かにそうだな。将来、二国の間を 取り持つような立場になれるかもしれない。
  146. ええ、確かにそうね。将来、二国の間を取り 持つような立場になれるかもしれないわ。
  147. はい。かつて、帝国、王国、同盟、 三国、平和、保っている、いました。
  148. なるほどな……帝国はどうなんだ? 昔は親交もあったんだろ?
  149. なるほどね……帝国はどうなの? 昔は親交もあったのよね?
  150. はい。かつて、ブリギット、戦争、敗れ、 帝国、従属する、でした。
  151. しかし、皇帝、代わる…… 関係、新た、築ける、信じていました。
  152. ……今、ブリギット、帝国に代わり、役割、 果たす、未来、残される、のみ、思います。
  153. や。 調子はどう?
  154. ガルグ=マクでの戦いは、 しんどいものになりそーだけど。
  155. 大丈夫? もー変なことしないよね。
  156. 大丈夫と言う
  157. 大丈夫じゃないと言う
  158. ああ、大丈夫だ。ガルグ=マクで戦うのは 初めてだが……俺に任せとけ。
  159. ええ、大丈夫よ。ガルグ=マクで戦うのは 初めてだけど……私に任せといて。
  160. ああ、大丈夫だ。 心配かけて悪かったな。
  161. ええ、大丈夫よ。 心配かけて悪かったわね。
  162. そっか、なら安心……かな? 正直、キミの言い方には不安が残るけど。
  163. 大丈夫……じゃないんじゃないか? 何が起こるかわからないし、不安もあるな。
  164. 大丈夫……じゃないんじゃない? 何が起こるかわからないし、不安もあるわ。
  165. そーだよね。未来なんてわからないし、 闇雲に期待だって持てないじゃん。
  166. なるよーにしかならないかな。 せいぜい、ため息つかないようにしないと。
  167. 戦争の終わりが見えてきた気がするわ。 私にとって唯一の光明になるかしら……。
  168. 帝国を操る恐ろしい人たちを討って、 せめて平和の礎くらいにはなれたら……。
  169. 叱咤する
  170. 元気づける
  171. 礎なんて遠慮し過ぎだぞ。 俺たちで平和そのものを築いてやろう。
  172. 礎なんて遠慮し過ぎよ。 私たちで平和そのものを築いてあげましょ。
  173. 貴方は前向きすぎるんじゃない? ま、 それが貴方の長所なのかもしれないけれど。
  174. 貴女は前向きすぎるんじゃない? ま、 それが貴女の長所なのかもしれないけれど。
  175. ああ、必ずなれるさ。 俺たちの力で、敵を討つんだ。
  176. ええ、必ずなれるわ。 私たちの力で、敵を討つのよ。
  177. ……そうね。 そう信じて、戦うわ、私も。
  178. ああ、ついに来てしまいましたね。 この時が……!
  179. ああ、ついに来ちゃったよ……! この時が……。
  180. 首を捻る
  181. 相槌を打つ
  182. 何のことだ? 戦争の終わりが見えたってか?
  183. 何のこと? 戦争の終わりが見えたって?
  184. 全っ然違いますよ! お父様です!
  185. 全っ然違うもん! お父様だよ!
  186. ああ、来ちまったな。 ………………。
  187. ええ、来ちゃったわね。 ………………。
  188. ……何が来たか本当にわかってます? お父様ですよ?
  189. ……何が来たか本当にわかってる? お父様だよ?
  190. ガルグ=マクには、ベルのお父様が 待ち構えているんですううう!
  191. ガルグ=マクには、ベルのお父様が 待ち構えているのおおおお!
  192. うう、行きたくない……。 ベルには荷が重い戦いなんです……。
  193. うう、行きたくない……。 ベルには荷が重い戦いだよお……。
  194. 元セイロス騎士団として、 ガルグ=マクを奪還するのも悪くない。
  195. 一時期とはいえ、 あそこは私の居場所だったからな。
  196. それに、もし奪還できれば…… 契約を終える、良い頃合いだろう。
  197. 戦争が終わったって、すぐに世の中が 変わるってことにはならないだろうな。
  198. けど、今も戦争で活躍した兵士や学者が、 新しい騎士やら貴族に抜擢されてるし……
  199. 漠然とした感覚ではあるが、フォドラが ゆっくり変わっていきそうな気はするな。
  200. 速さは亀の歩みとどっこいどっこいだが。 十年後、数十年後のための改革ってやつだ。
  201. 聞けば、今ガルグ=マクに入ってるのは 南方教会のヴァーリ伯らしいじゃねえか。
  202. 今頃タレスだのエーデルガルトだのに 囲まれて、右往左往してるんだろうな!
  203. 俺は昔、伯爵に半殺しにされたことがある。 自業自得ではあるが、あれは効いたね。
  204. だから伯爵がいくら困ろうが、無残に 死のうが笑い飛ばせるってもんだが……
  205. ……ベルナデッタの奴は大丈夫なのか? 親父殺しなんてできるタマじゃねえだろ。
  206. 君とは長らく戦場を共にしてきたが、 いよいよ別れの日が近づいてきた。
  207. 大修道院を奪還すれば、我々はレスターに 戻ることになるだろうからな。
  208. これまでの礼を言う
  209. 寂しい気持ちを伝える
  210. そうか。これまで力を貸してくれて 本当にありがとうな。
  211. そうなのね。これまで力を貸してくれて 本当にありがとう。
  212. ……存外、あっさりとした反応だな。 もっと寂しがってくれてもよいものだが。
  213. そうか……寂しくなるな。
  214. そっか……寂しくなるわね。
  215. ほう? 君の口からそんな感傷的な言葉を 聞けるとはね。いや、光栄だよ。
  216. 僕もだよ。君は戦場に咲く一輪の花…… いつも戦いで荒んだ心を癒してくれた。
  217. だが、すまない。レスターには僕の帰りを 心待ちにしている人々がいるのでね。
  218. 残り一戦、互いに悔いを残さぬように、 全力で戦い、勝利を収めようではないか。
  219. 今更なんだけどよ、オデは王国軍の やり方に、ちょっと不満があるんだ。
  220. お前だって、同じじゃねえのか? 正直に言っちまえよ。
  221. 同意する
  222. 否定する
  223. 確かに、慎重すぎる気はするな。 教団や同盟にも気を遣い過ぎだと思うぞ。
  224. 確かに、慎重すぎる気はするわね。 教団や同盟にも気を遣い過ぎだと思うわ。
  225. 協力してくれてる相手に気を遣うのは 良いことだろ。そんなことじゃねえよ。
  226. 不満は特にないな。俺みたいな奴を 受け入れてくれてるわけだし。
  227. 不満は特にないわ。私みたいな人を 受け入れてくれてるわけだし。
  228. お前は強えから、どこ行っても雇って もらえるだろ。そんなことじゃねえよ。
  229. じゃあ、ラファエルは何が不満なんだ?
  230. じゃあ、ラファエルは何が不満なの?
  231. 戦った後の宴が、地味すぎるし肉が少ねえ! ディミトリくんは、わかってねえよなあ。
  232. たぶん……ですけど、この戦いはフォドラの 歴史上、重要な転換点になると思うんです。
  233. そんな戦いを、ボクが当事者として 見ることになるなんて……
  234. もし生き残れたら、ボクはこの戦いを 絵に描いて残そうと思います。
  235. それがボクの、使命のような気がして……。
  236. クロードさんたちの合流が間に合うのか、 不安に思っている方々もいるようです……。
  237. ですが、ここにいるレスターの人たちに、 心配している人は一人もいません。
  238. 私も同じです……。クロードさんは、 必ず間に合うと思っています。
  239. 感心する
  240. 訝しむ
  241. へえ、ずいぶん仲間に信頼されてる みたいだな、クロードは。
  242. ふうん、ずいぶん仲間に信頼されてる みたいね、クロードは。
  243. 信頼……とは少し違うような。 ただ、わかるんです。
  244. あいつは仲間にも腹の内を明かさない 策士なんだろ? 信じて大丈夫なのか?
  245. 彼は仲間にも腹の内を明かさない 策士なんでしょ? 信じて大丈夫?
  246. 信じる、というのとは少し違います。 ただ、わかるんです……。
  247. クロードさんはちゃんと間に合いますし、 私たちを勝たせてくれます……。
  248. そういう人なんです……クロードさんは。
  249. ガルグ=マク大修道院の地下に、 街があるってのを聞いたことあるか?
  250. 日の当たる地上じゃ行き場のねえ奴らが 最後に行きつく掃き溜めみたいな場所だよ。
  251. 俺もそこにいたことがあってね。 今はどうなってることやら……。
  252. ま、あいつらなら地上の喧騒なんて気にせず いつもどおり掃き溜めてそうだがな。
  253. この戦争が終わったら、あそこに住んでる 奴らも地上に出てこられたりすんのかねえ。
  254. 私に何かご用でしょうか。 もしやガルグ=マクで役目が……?
  255. 囮、偽装降伏、地下からの破壊活動…… 何でも使い潰してくださいませ。
  256. 否定する
  257. 突っ込む
  258. いや、特にそういう頼みはない。 普通に力を合わせて戦うぞ。
  259. いえ、特にそういう頼みはないって。 普通に力を合わせて戦うわよ。
  260. そうでございましたか。 ならば普通に使い潰してくださいませ。
  261. 破壊活動……? 何をしでかすつもりだよ、おい。
  262. 破壊活動……? 何をしでかすつもりよ、ちょっと。
  263. 特に何も……実験の失敗で破壊を働くのは 「私」の得意とすることでございます。
  264. もっと平和な時代に生まれれば、 違う生き方ができたかもしれないよね。
  265. こうやって両手を血で汚して、 好きに昼寝することもできず……
  266. でもまあ、カスパルみたいに戦いを尊び、 こういう時代だからこそ輝く人もいる。
  267. 皆が望む世なんて来るはずもない。 今を受け入れていくしかないんだろう。
  268. ディミトリも君も、 無事に戻ってこられて良かった。
  269. 謎の魔道に巻き込まれて消えた時には、 何が起こったのか、混乱したよ。
  270. 謝る
  271. 礼を言う
  272. それもそうだが……とにかく、悪かった。 仲間のお前に斬りかかるなんてな……。
  273. それもそうだけど……とにかく悪かったわ。 仲間のあなたに斬りかかるなんてね……。
  274. 君の意思じゃないことは聞いたよ。 心配しないでくれ。
  275. ありがとう。俺がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともな。
  276. ありがとう。私がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともね。
  277. 君の意思ではなさそうだったからな。 仲間を斬るわけにはいかなかった。
  278. ディミトリも君も、 無事に戻ってこられて良かったよ。
  279. 謎の魔道に巻き込まれて消えた時には、 何が起こったのか、混乱したから。
  280. 謝る
  281. 礼を言う
  282. それもそうだが……とにかく、悪かった。 仲間のお前に斬りかかるなんてな……。
  283. それもそうだけど……とにかく悪かったわ。 仲間のあなたに斬りかかるなんてね……。
  284. 君の意思じゃないことは聞いたよ。 心配しないで。
  285. ありがとう。俺がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともな。
  286. ありがとう。私がおかしくなっても、 斬らないでいてくれたこともね。
  287. 君の意思ではなさそうだったからね。 仲間を斬るわけにはいかなかったよ。
  288. ……正直な話、俺にとってレア様は 一番顔を合わせたくねえ相手なんだよ。
  289. 俺はあの人に大恩がある。 だが、それ以上の因縁もあってな。
  290. 騎士団を離れた時は、もう二度と大修道院に 戻ることはねえと思ってたんだが……
  291. こんな形で戻ってくることになるとは。 これも主の導き、ってやつかね。
  292. フ……蛆虫どもを、斬れるか……。
  293. 斬ってもつまらん相手だ……だが、虫を のさばらせておくのは、癪に障る……。
  294. おお! 体はもう大丈夫なのか? あまり無理をしてはならんぞ。
  295. しかし、貴殿が[BYLETH_MF]殿に 突然切りかかったと聞いた時は驚いたぞ。
  296. それこそ、心の臓が鼻の穴から 飛び出すほどにな。いやあ危なかった!
  297. いよいよ決戦だと思うと、 何だか私まで緊張してきちゃったわ。
  298. ふふっ、ガルグ=マクを取り戻せたら また昔みたいに商売できるのかしらね……。
  299. 折角のお得意様に死なれちゃ困るわ。 必ず無事で帰ってきてちょうだい。
  300. 同盟軍は本当に合流してくるのでしょうか。 ……あの盟主のことは、信用できません。
  301. 何しろ、これまでも東方教会の司教を盾に 東部で好き勝手に振る舞ってきたのですよ。
  302. あの悪辣さなら、私たちの共倒れを狙って 動くことだってあり得ます。
  303. ガルグ=マクが戦場となるか……。 士官学校で過ごした日々が懐かしいな。
  304. ええ。あの頃のことは、 昨日のことのように思い出せます。
  305. 特に私たちの年の鷲獅子戦なんて、 忘れたくても忘れられないくらいですよ。
  306. ははは、[-]金鹿の学級[+]ヒルシュクラッセ[=]のバルタザールが、 戦場で暴れ回った時だな。覚えているぞ。
  307. あの時はさんざん悪態をついたものですが、 今となってはまあ……良い思い出です。
  308. 目が笑っていないぞ? 作戦を台無しに されたのをまだ根に持っているのか、君は。
  309. 大修道院の偵察から戻った方が、 酷い怪我を負われていて……。
  310. 何でも、あの方に怪我を負わせたのは 敵将と思しき若い女だとか。
  311. あんな残虐なことができるなんて、 とても人間の所業とは思えません……。
  312. あの規模の修道院を建てるには、きっと とてつもない時間がかかったのだろうな。
  313. ましてあの険しい山の中となれば、建築に 数百年を要しても何ら不思議ではない。
  314. だが……その割に、ガルグ=マクは建築 様式の混在がほとんど見られないのだよ。
  315. ともすれば、我らには及びもつかぬ魔道を 駆使し、短い工期で造り上げたのやも……。
  316. 隊長、もうすぐ戦争も終わりそうですねえ。 もし終わったら、どうするんですか?
  317. 隊長の人生なんですし、 好きに決めたらいいと思いますけど……
  318. 俺としては、王国軍に残ってほしいですね。 陛下もみんなも喜ぶと思いますよ。
  319. 軍務卿の戦いぶりはすさまじかったね。 あれは敵ながら見事と言うより他ないよ。
  320. あそこで内務卿が割って入ってこなけりゃ、 仕留めきれただろうが……悔しいね。
  321. 私は親を王都の流行り病で亡くしてから、 ずっと下町で暮らしてきたんです。
  322. 騎士になる、なんて想像もしていなかった 私が、騎士に取り立てていただけたのは……
  323. [HERO_MF]殿やアッシュ殿といった 平民出身の方のご活躍あってのこと。
  324. [HERO_MF]殿のような、 平民出身の方のご活躍あってのこと。
  325. 私がもっと手柄を立てれば、きっと更に 平民出身の騎士が増えていくはずです。
  326. そう思うと、燃えてきますね! 必ずや功を立ててみせます!
  327. ねえ、君。さっき何だか妙な踊りを 踊ってたろ。あれは何なんだ?
  328. ……踊りじゃない。あれは祈りだ。 死者を弔うためのな。
  329. へえ。じゃあ、僕にも教えてくれよ。 アリルで部下がたくさん死んでしまってね。
  330. ダスカーに縁のある者たちもいたからさ。 先に祈り方くらい聞いておけって話だけど。
  331. そうか。 ……あんたの部下は幸せ者だな。
  332. 教えてやる。わたしを真似てみろ。 まずは両手をこのように……
  333. 隊長、お疲れ様です! 本日も異常なしであります!
  334. とうとう大修道院に攻め込むんですね。 皆さんのご武運をお祈りしております!
  335. もう一度、活気に満ち溢れた ガルグ=マクを取り戻したいものです。
  336. しかし……今、大修道院の門は、 いったい誰が守っているのでしょうか。
  337. もう何も恐れることはないよ、 [HERO_MF]。
  338. 何が敵に回ろうと、僕らならば この世界を救えるはずだ。
  339. さあ、行こう。 戦い続けるんだ、最後まで。
  340. もうラルヴァの声は聞こえないか……。
  341. もうラルヴァの声は聞こえない……。
  342. 戦いもいっそう激しくなってきた。 いよいよ次が決戦になるかもしれない。
  343. 戦いもいっそう激しくなってきたわ。 いよいよ次が決戦になるかも……。
  344. 機会を逃しちまう前に、“傭兵の呼び笛”を 誰かに贈るのも悪くないよな。
  345. 機会を逃しちゃう前に、“傭兵の呼び笛”を 誰かに贈るのも悪くないわよね。
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