1. <<<EMPTY>>>
  2. なあ、[HERO_MF]。俺はあわよくば 次の戦いで戦争を収めたいと思ってるが……
  3. どうだ、上手くいくと思うか?
  4. 楽観的に答える
  5. 厳しい見方をする
  6. ディミトリだって、教団とさえ手を切りゃ 戦争が終わるとなれば、そうするだろ。
  7. ディミトリだって、教団とさえ手を切れば 戦争が終わるとなったら、そうするでしょ。
  8. それで帝国も名分を失うことになる。 戦争が終わる可能性は十分にあると思うぞ。
  9. それで帝国も名分を失うのよ。 戦争が終わる可能性は十分にあると思うわ。
  10. うん、俺たちの価値観で判断すれば、 戦争を続ける意味はなくなるはずだ。
  11. だが王国や帝国は、俺たちとは違う それぞれの事情を抱えている。
  12. 加えて教団も黙って解散するとは思えない。 やっぱり、難しいかもしれないなあ……。
  13. 俺たちのやり方は恫喝みたいなものだ。 ディミトリも簡単には受け入れ難いだろ。
  14. 私たちのやり方は恫喝みたいなものだし。 ディミトリも簡単には受け入れ難いでしょ。
  15. 帝国も、真の目的がフォドラの統一なら 名分を失っても矛を収めないに違いない。
  16. 帝国も、真の目的がフォドラの統一なら 名分を失っても矛を収めないに違いないわ。
  17. 確かにな。加えて教団も抵抗をやめるとは 思えないし、やはり戦争は続きそうだな。
  18. だが、この戦争を終わりに近づけるための 一手にはなり得ると思うぞ。
  19. でも、この戦争を終わりに近づけるための 一手にはなり得ると思うわ。
  20. ああ、俺もそう信じてるよ。この戦争の 時を進めるための、必要な一手だってね。
  21. ま、とにかく勝たなきゃ始まらない。 開戦の準備を急いでくれ。
  22. 火種となっている中央教会のみを除き、 この戦争を終わらせる……
  23. そしてその先に、誰かを犠牲にしない、 自分らしく生きられる世界を創る……か。
  24. まったく……何を言い出すかと思えば……
  25. 不満を聞いてやる
  26. クロードを擁護する
  27. クロードのやり方に不満があるなら 俺が聞いてやるから、落ち着けよ。
  28. クロードのやり方に不満があるなら 私が聞くから、落ち着ついて。
  29. 不満? ああ、確かに不満だ。 あいつは馬鹿ではないのか?
  30. おいおい、何か不満があるようだが クロードの考えは間違ってはいないだろ。
  31. ねえ、何か不満があるようだけど クロードの考えは間違ってはいないでしょ。
  32. 間違っていないどころか、漠然としていた 未来像がようやく輪郭を得たようなものだ。
  33. そこまでのことを考えていたのならば、 もっと早く言えばよいものを……!
  34. 先にその言葉を聞いていれば、我々はもっと 真っすぐにこの戦争と向き合えたはずだ。
  35. ……ねえ、寒くない? 寒いよねー。寒すぎるしー。
  36. あたし、暑いのがすっごく苦手なんだけど、 寒いのはもっと苦手なんだよねー。
  37. ううー、早く戦争なんて終わらせて レスターに帰りたいよー。
  38. 戦争が長引けば、それだけ国は疲弊します。 たとえ勝ったとしても。
  39. 最短で戦争を終わらせるには、クロードの 案が最善だと、わたしも思います。
  40. だから、必ず勝たないと。……わたしも、 いつまで戦場に立てるかわかりませんし。
  41. いよいよ、王都フェルディアを 目指すことになるんですね……!
  42. この目で見られる日が来るなんて 思わなかったなあ……。
  43. たしなめる
  44. からかう
  45. おいおい、俺たちは戦争に行くんだぞ? 嬉しそうな顔をしてる場合じゃないだろ。
  46. ちょっと、私たちは戦争に行くのよ? 嬉しそうな顔をしてる場合じゃないでしょ。
  47. イグナーツ、お前ののん気な顔を見てると 今が戦争だと忘れちまいそうだぞ。
  48. イグナーツ、あなたののん気な顔を見てると 今が戦争だと忘れてしまいそうだわ。
  49. す、すみません……ずっと想像だけを 膨らませていた街なので、つい……。
  50. 王都となれば敵も手強いに違いありません。 気を引き締めて頑張りましょう!
  51. オデに難しい話はわかんねえけどよ。 この戦いは間違ってねえと思うぞ。
  52. さっさと戦争を終わらせて、誰かのために 誰かが死ななくていい国にするってんだろ?
  53. そうだ、とだけ答える
  54. そうだが、と話を続ける
  55. ああ、そうだ。
  56. ええ、そうよ。
  57. うし、そんだけわかりゃあ十分だ。 後はドーンと王都に体当たりしてやるぞ!
  58. そうだが、実現はそう簡単じゃないぞ。 王国と教団が手切れになっても、まだ……
  59. そうだけど、実現はそう簡単じゃないわ。 王国と教団が手切れになっても、まだ……
  60. あーもういい、もういい。細けえ話を 聞いてもわからねえし腹が減っちまうぞ。
  61. 誰もが自分らしく生きられる世界…… でも、自分らしさって何なのでしょうか。
  62. [HERO_MF]さんは、どうですか? あなたらしい生き方は何だと思いますか。
  63. 傭兵…と答える
  64. わからない、と答える
  65. うーん、傭兵を続けてくのが 俺らしい生き方かな。
  66. うーん、傭兵を続けてくのが 私らしい生き方かな。
  67. 確かに……そんな気がしますね。
  68. うーん、改めて聞かれるとわからないな。
  69. うーん、改めて聞かれるとわからないわね。
  70. だが、自分の心に正直に生きられたら、 それが自分らしい生き方なんじゃないか?
  71. でも、自分の心に正直に生きられたら、 それが自分らしい生き方なんじゃない?
  72. 自分の心に、正直に…… 確かに、そうかもしれませんね。
  73. 新しい時代が来て、みんながどんな生き方を するのか……見てみたいです。
  74. ここまで来たら、騎士も傭兵も関係ない。 目的のため一丸となって戦うだけだよな。
  75. ま、王国の連中も黙って勝たせちゃ くれないだろうけどな。
  76. 同意する
  77. 強気を見せる
  78. ああ、精強な王国軍の中でも、王都を守る 奴らは選りすぐりの猛者だろうしな。
  79. ええ、精強な王国軍の中でも、王都を守る 奴らは選りすぐりの猛者だろうしね。
  80. うん、そういうことだ。高い理想を掲げても 負けたらそこまで……気合い入れないとな。
  81. とはいえ王都の兵はそう多くないはずだ。 全力で戦えば勝てる相手だと思うぞ。
  82. とはいえ王都の兵はそう多くないはずよ。 全力で戦えば勝てる相手だと思うわ。
  83. 王都を守る将兵は選りすぐりの精鋭だ。 気合いを入れないと返り討ちにされるぞ?
  84. 西部戦線における帝国軍の動きは 思いのほか鈍いようだな。
  85. 皇帝は西部諸侯の切り崩しを図っているが、 王国も寝返りを防ぐべく対策に余念がない。
  86. となれば、力攻めで現状を打破すべきだが、 まだ決定的な勝利を得られずにいるようだ。
  87. 帝国が前線を押し上げてくれていれば、 連携して王都攻略に臨めただろうが……。
  88. いや、帝国に先んじて事を起こすには、 これでいいのかもしれんな。
  89. 中央教会は、フェルディアより南の カムロスに本拠を置いているそうだ。
  90. レアさんの所在は、よくわからないが。
  91. フェルディアだと予想する
  92. カムロスに隠れていると予想する
  93. 教会の連中でも戦える奴は、 王国軍に協力してそうな気がするがな。
  94. 教会の中でも戦える人たちは、 王国軍に協力してそうな気がするけどね。
  95. つまり…… フェルディアにいるんじゃないか?
  96. つまり……フェルディアにいるんじゃない?
  97. そうかもしれないな。 ああ見えて、レアさんも腕は立つ。
  98. カムロスの教会の中にでも 隠れてるんじゃないか?
  99. カムロスの教会の中にでも 隠れてるんじゃない?
  100. どうかな、ああ見えてレアさんも腕は立つ。
  101. 難攻不落の城塞と言えば、レスターでは “フォドラの首飾り”が有名なのかな。
  102. 他には何があるか、聞いたことはある?
  103. メリセウス要塞を挙げる
  104. アリアンロッドを挙げる
  105. 帝国のメリセウス要塞……か?
  106. 帝国のメリセウス要塞……かしら?
  107. レスターの人はそっちを挙げるんだろうね。 西部の出ならアリアンロッドが浮かぶかも。
  108. 王国のアリアンロッド……か?
  109. 王国のアリアンロッド……かしら?
  110. 意外だね。レスターの出ならメリセウス 要塞を挙げるかと思ったよ。
  111. でも、これから攻める王都フェルディアも なかなか堅固な城塞都市らしい。
  112. 王宮どころか市街を囲うように城壁が 巡らされ、砦の数も過剰に感じるほどだよ。
  113. ダスカーの悲劇で死んだ先代ファーガス王は かなりの傑物だったと聞くが……
  114. 今の王は、どうなんだろうな? まだ若造なんだろ。
  115. 真面目と答える
  116. 怪力と答える
  117. さあな。少しだけ話したことはあるが、 真面目そうな奴だったぞ。
  118. さあね。少しだけ話したことはあるけど、 真面目そうな人だったわよ。
  119. そりゃ王が不真面目じゃ困るだろ。 俺らの王が真面目かは知らねえけどな。
  120. さあな。怪力だってのは確かだが。
  121. さあね。怪力だっていうのは確かだけど。
  122. 怪力の王か。いいねえ、面白え。 この俺とどっちが上か試してえもんだ。
  123. 聞いてください、[HERO_MF]さん! あたしが入手した情報によると……
  124. 聞いてよ、[HERO_MF]さん! あたしが入手した情報によると……
  125. 近頃、この陣地には“悪魔”と呼ばれる 存在が現れるそうなんです!
  126. 近頃、この陣地には“悪魔”と呼ばれる 存在が現れるんだって!
  127. 近頃、帝国軍の陣地に“死神”と呼ばれる 存在が現れるそうなんです!
  128. 近頃、帝国軍の陣地に“死神”と呼ばれる 存在が現れるんだって!
  129. [BYLETH_MF]のことだと言う
  130. 頷く
  131. 脅かす
  132. ああ、[BYLETH_MF]のことだな。 何を今更、言ってるんだ?
  133. ええ、[BYLETH_MF]のことよね。 何を今更、言ってるの?
  134. そうらしいな。“死神卿”なんて呼ばれてる 凄腕の将軍がいるとか。
  135. そうらしいわね。“死神卿”なんて 呼ばれてる凄腕の将軍がいるとか。
  136. えっ、知ってるんですか!? 極秘の情報だと思ったのに……!
  137. えっ、知ってるの!? 極秘の情報だと思ったのに……!
  138. ああ、知っちまったか……。
  139. ああ、知っちゃったのね……。
  140. えっ!? ……知ってたらまずいんですか? もももしかしてベル、処されちゃいます!?
  141. えっ!? ……知ってたらまずいの? もももしかしてベル、処されちゃう!?
  142. やっぱり引き籠もってるから ベルはダメなんですううう……!
  143. やっぱり引き籠もってるから ベルはダメなんだよおお……!
  144. ……王国、長く、いる、厳しい、です。 寒さ、少しずつ、蝕む、きます。
  145. 王国の民、皆、暮らす、慣れますか? 逆、ブリギット、暑い、でしょうか。
  146. 慣れると思う
  147. 生まれつきだと言う
  148. きっと慣れると思うが。でなきゃ、こんな 寒いとこに国を作ろうと思わないだろ?
  149. きっと慣れると思うけど。でなきゃ、こんな 寒いとこに国を作ろうと思わないでしょ?
  150. 王国、帝国と対立する、結果、出来た、 聞きました。事情、ある、思います。
  151. 寒いとこで生まれた奴は暑さは駄目だし、 暑いとこで生まれた奴は逆なんだろ。
  152. 寒いとこで生まれた人は暑さは駄目だし、 暑いとこで生まれた人は逆なんでしょ。
  153. 物事、そのよう、単純、です、ですか。 わたし、解せません。
  154. おーっほっほっほっほ! ようやく調子が戻ってきましたわ!
  155. これで、レスターにも私の名を 響き渡らせることができましてよ!
  156. 突っ込む
  157. 応援する
  158. レスターにもって、 他の国では響き渡ってるのか?
  159. レスターにもって、 他の国では響き渡ってるの?
  160. これからそうなる予定ですわよ! 細かいことを気にしないでくださる?
  161. それは楽しみだな。 ……ちなみに、何で名を上げる予定なんだ?
  162. それは楽しみね。 ……ちなみに、何で名を上げる予定なの?
  163. もちろん魔道ですわ! 私が目指すのは魔道の大家……
  164. いつか、必ずやヌーヴェル家を 再興してみせますわよ!
  165. 攻め入って言うことをきかせるって、 無理じゃない?
  166. いや、上手くいったとしても、 絶対に、いー気分にはならないじゃん。
  167. 遺恨が残る……っていうんだっけ? クロが頑張ってるのは認めるけどさ。
  168. 投降させた王家の騎士を連れて王都攻めとは クロードも結構あくどいことをするもんだ。
  169. まあ、多少は相手も戦いにくくなるかもな。 そういう手も、俺は嫌いじゃあないが……。
  170. 仕方ないと答える
  171. 意図したことではないと答える
  172. 戦争なんだし、仕方ないだろ。 勝てるなら、それに越したことはない。
  173. 戦争なんだし、仕方ないでしょ。 勝てるなら、それに越したことはないわ。
  174. 仕方ない、か……そうだよな。 あいつも全部承知で降ったんだろうし。
  175. クロードの意図したことではないだろ。 まあ結果的にはそうなっちまったが……。
  176. クロードの意図したことじゃないでしょ。 まあ結果的にはそうなっちゃったけど……。
  177. 意図したかどうかはさておき、クロードなら 手持ちの駒は使おうとするだろ、たぶん。
  178. 何にせよ、アッシュが首を縦に振った以上、 俺が口を挟むようなことでもないか。
  179. 大修道院が陥落して出た難民の大半は、 王領やフラルダリウス領で受け入れた。
  180. そういう連中まで踏み潰しちまうのは きっとクロードの本意じゃあないだろ?
  181. とっととフェルディアの包囲を成功させて、 戦いに決着をつけちまいたいもんだ。
  182. 俺としても王国が荒れちまうのは困る。 俺の部下や……家族も暮らしてるからな。
  183. 君か……降伏した以上、命令には従うよ。 僕はもう、連邦国軍の一員だ。
  184. 陛下やみんなには合わせる顔がないけど、 それ以上に……僕は、死を選べない。
  185. どういうことかと尋ねる
  186. そうだと同意する
  187. 意味ありげな言い方だな。 死を選べないってどういうことだ?
  188. 意味ありげな言い方ね。 死を選べないってどういうこと?
  189. 陛下に命じられたんだ。忠義よりも、 自分の命を優先するようにって……。
  190. そうだ。折角拾った命なんだから、 大事にしたほうがいい。
  191. そうよ。折角拾った命なんだから、 大事にしたほうがいいわ。
  192. ………………。
  193. ……正義って、何なんだろう。 僕にはもう……わからないよ。
  194. ジェラルトの方針で、これまで教会が 絡むような仕事は、なるべく避けてきた。
  195. けど……この戦争の争点に、教団のあり方が ある以上、もう避けてはいられないか。
  196. 同意する
  197. 首をかしげる
  198. そうだな。ただ戦ってるだけじゃない。 皆が、その先を見据えて動いてるんだし。
  199. そうよね。ただ戦ってるだけじゃない。 皆が、その先を見据えて動いてるんだし。
  200. ああ。連邦国軍の一員として、 自分も勉強しなければ……。
  201. ジェラルトさんの考えはわからないが、 お前は別に悩む必要はないだろ。
  202. ジェラルトさんの考えはわからないけど、 あなたは別に悩む必要はないでしょ。
  203. 金を貰って、剣を振るう。 傭兵であることを貫いたっていいだろ?
  204. 金を貰って、剣を振るう。 傭兵であることを貫いたっていいでしょ?
  205. ……そうかもしれないね。 ありがとう、参考にさせてもらう。
  206. ジェラルトの方針で、これまで教会が絡む ような仕事は、なるべく避けてきたんだ。
  207. でも……この戦争の争点に、教団のあり方が ある以上、もう避けてはいられないか。
  208. 同意する
  209. 首をかしげる
  210. そうだな。ただ戦ってるだけじゃない。 皆が、その先を見据えて動いてるんだし。
  211. そうよね。ただ戦ってるだけじゃない。 皆が、その先を見据えて動いてるんだし。
  212. うん。連邦国軍の一員として、 自分も勉強しなければ……。
  213. ジェラルトさんの考えはわからないが、 お前は別に悩む必要はないだろ。
  214. ジェラルトさんの考えはわからないけど、 あなたは別に悩む必要はないでしょ。
  215. 金を貰って、剣を振るう。 傭兵であることを貫いたっていいだろ?
  216. 金を貰って、剣を振るう。 傭兵であることを貫いたっていいでしょ?
  217. ……そうかもしれないね。 ありがとう、参考にさせてもらうよ。
  218. 王都フェルディアか……。 だいぶ、あのお方に近づいちまったな……。
  219. ……いっそ、引き返すか。
  220. 引き返すだって?
  221. 引き返すって?
  222. うおっ! 何だお前、いたのかよ。 たいした話じゃねえよ、気にするな。
  223. ヒキガエルって言ったんだよ。 俺は、カエルの肉が好物なんでな。
  224. 陛下も何やら成長したようだね。 あの子の母代わりとしては嬉しい限りさ。
  225. もしもこの戦争が終わるまで、 私の命があったなら……
  226. 陛下を連れて、ティアナに会いに 行きたいもんだ。きっと驚くよ。
  227. パルミラ王が若かった頃、王の供をして 何度かフォドラに潜入したことがある。
  228. 潜入と言っても遊び回ってただけだが、 おかげでこっちの言葉も身についた。
  229. だが、流石にレスターの中が限界だった。 王国に入るのは、俺も今回が初めてよ。
  230. 王都でひと暴れしてきた、なんて言ったら、 またナデル様の武名が上がっちまうなあ!
  231. レア様やセテス殿との交戦はなかろう。国王 軍が彼らを前線に出すとは思えんからな。
  232. とはいえ、セイロス騎士団が王都防衛に 加わっていたとしても不思議ではない。
  233. やむなしとはいえ、かつての同僚との 殺し合いは、できれば避けたいものだ。
  234. フラルダリウス領を抜けてしまえば、 王都フェルディアまでそう遠くはないわ。
  235. いよいよファーガス王家との直接対決…… なんでしょ? 私も応援しているわよ!
  236. 戦いの準備は万全かしら? 足りないものがあるなら言ってちょうだい。
  237. 2年前に内乱はあったけど、王領が外敵に 攻められるなんて初めてじゃないかしら。
  238. スレンに攻められても、ゴーティエ家や フラルダリウス家が守りを固めてたし。
  239. それを突破してここまで来られたのは、 歴史的快挙と言っていいわよね。
  240. ゴーティエ辺境伯が討たれたことを スレンに知らせるべきだと思わないか?
  241. そうすれば、スレンはここぞとばかりに 王国領に攻め寄せてくるはずだからな。
  242. だが、陛下に却下されてしまったよ。 その手は犠牲が出過ぎる、ってさ。
  243. 王国は東から連邦国軍、北からはスレン、 南からは帝国軍に攻められて……
  244. さらに西からは、西方教会が不穏な動きを 見せてるなんて話もあるらしいわよ。
  245. 西方教会はもともと中央教会と対立して いたし、敵対しても不思議はないわね。
  246. 王国軍の騎士がどれだけ強くても、こんなに 敵が多いのでは、どうしようもないでしょ。
  247. 王都に大司教はいないんだよな? わからないって聞いて不安になってきてよ。
  248. 別に中央教会を信奉してるわけじゃないが、 やっぱり罰当たりな気がしちまってさ。
  249. 染みついた常識ってのは、そう簡単には 変えられないよ。それが人間ってもんだろ?
  250. へーっくしょい! ……ああ、すまねえ。 風邪が長引いちまっててね。
  251. ったく、さっさと仕事を終わらせて、 レスターに帰りたいもんだぜ。
  252. 戦いに勝ったら、戦場にある金目の物は 早いモン勝ちで奪ってよし!
  253. ……ってのが、俺らの流儀なんだけどねェ。 今回はダメだとナデル様に言われちまった。
  254. まァ、俺たちゃ勝手に加わってるだけだから キミらの流儀に従うしかねェよな。
  255. 王国との交易は、もう北のほうでも 西のほうでも大変ですよ。
  256. こうして行軍に合わせて動くしか、 安全に行く方法がないですからね。
  257. 賊も多いですし、護衛の傭兵を雇うと、 儲けが出ないですからね……。
  258. よう、俺はジェラルト傭兵団の稼ぎ頭、 ジェッツだ! よろしくな!
  259. ……兄弟がいないかって? 知らねえな。俺は天涯孤独だぜ。
  260. 何だ、そのお化けでも見たようなツラは! 頼むぞ、おい。
  261. 俺はジェラルト傭兵団の一員だったんだ。 でも、団長が死んじまっただろ?
  262. あの団にはもう未来はねえと思って、 こっちに雇われることにしたのよ。
  263. 隊長、お疲れ様です! 本日も異常なしであります!
  264. すでに敵地の奥深く…… いつ敵襲を受けてもおかしくありません。
  265. しかし自分がいる限り、この門は絶対に 突破させませんよ! ……たぶん。
  266. 巨大な船で海を渡る…… 君にとって初めての経験だったろう。
  267. 突拍子もないことを考える、という点では この軍に勝るものはないのかもしれないね。
  268. すべてが君の糧となってくれれば、 僕も言うことはないよ。
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