1. <<<EMPTY>>>
  2. 来たわね、[HERO_MF]。 先程はありがとう。
  3. どうしても、貴方に言っておきたいことが あって。貴方の、今後の身の振り方の話よ。
  4. もし目的を達した後、行く当てがないなら 是非、帝国で雇わせてほしい。
  5. 今日の礼も含めて、高待遇を約束するわ。 どうかしら?
  6. 保留する
  7. 理由を問う
  8. 嬉しい誘いだな。 考えとくよ。
  9. 嬉しい誘いね。 考えとくわ。
  10. ええ、検討してちょうだい。貴方の力は、 きっと私にとって得難いものだから。
  11. 皇女が直々に傭兵なんかを? 何でだ?
  12. 皇女が直々に傭兵なんかを? どうして?
  13. 貴方に助けられて、そうすべきと思ったから かしら。それに貴方の力も評価しているの。
  14. ……ところで、野営地にいる他の人たちとは 話をした?
  15. 私の所属する、“[-]黒鷲の学級[+]アドラークラッセ[=]”の生徒の ことなら多少は教えてあげられるわ。
  16. 貴殿が、偶然出会ったという傭兵ですか。 ふむ……。
  17. いささか気になることはありますが、我が 主を助けてくれたのは事実。感謝しますよ。
  18. 恐縮する
  19. 本当に感謝しているか聞く
  20. どういたしまして。 ……気になることって何だ?
  21. どういたしまして。 ……気になることって何?
  22. こちらの話です。 気にする必要などありませんよ。
  23. 本当に感謝してるのか? 気になることって何だよ。
  24. 本当に感謝してるの? 気になることって何よ。
  25. こちらの話ですよ。 もちろん感謝していますとも。
  26. ほう、君が賊の頭目を討ったという傭兵か。 なるほど、腕が立ちそうだ。
  27. 私はフェルディナント=フォン=エーギル。 帝国の重鎮、誇り高きエーギル家の嫡子さ!
  28. エーギル家を知らない
  29. たまたま知っている
  30. エーギル家……?
  31. エーギル家……?
  32. エーギル家を知らない!? 一介の傭兵とはいえ、そんなことが……
  33. あー、たぶん聞いたことあるな。 確か帝国の貴族の中でもお偉いさんで……
  34. えーと、たぶん聞いたことあるわね。 確か帝国の貴族の中でもお偉いさんで……
  35. たぶん!? 確か!? 待ちたまえ、帝国のエーギル家だぞ!
  36. これは、もっと努力せねばなるまい。平民を 導く者として、家名を世に知らしめるのだ。
  37. おい、リンハルト! 起きろ!
  38. 眠いのはわかるけど、夜が明けてすぐに 発つって話があっただろ?
  39. 盗賊の襲撃で眠れてないんだ。 無理なものは無理……ん? 誰かな。
  40. 名乗る
  41. 名乗らない
  42. 俺は[HERO_MF]だ、よろしくな。 その盗賊騒ぎに巻き込まれて……
  43. 私は[HERO_MF]よ、よろしくね。 その盗賊騒ぎに巻き込まれて……
  44. お前らの野営地に来る羽目になっただけの、 ただの傭兵だよ。
  45. あなたたちの野営地に来る羽目になった だけの、ただの傭兵よ。
  46. ってことは、お前が盗賊団の頭をやっつけた 傭兵か! 凄えじゃねえか!
  47. オレも追いかけてって賊をぶちのめして やれば良かったぜ。
  48. 名乗るほどの者でもない。ただの傭兵だ。 その盗賊騒ぎに巻き込まれちまってな。
  49. 名乗るほどの者でもないわ。ただの傭兵よ。 その盗賊騒ぎに巻き込まれちゃってね。
  50. ふうん……僕はリンハルトだよ。 それじゃ、おやすみ……。
  51. だから寝るなって! これからガルグ=マクに戻るんだぜ?
  52. あら、貴方がエーデルちゃんの言ってた 傭兵かしら? 私はドロテアっていうの。
  53. あら、貴女がエーデルちゃんの言ってた 傭兵かしら? 私はドロテアっていうの。
  54. 士官学校の話は聞いたのよね? ここには今年の生徒の大半がいるのよ。
  55. “[-]黒鷲の学級[+]アドラークラッセ[=]”は、ベルちゃんって子だけが 不参加で……
  56. 「森なんて絶対に何かに襲われるから嫌」と 言ってたんだけど、本当にそうなるなんて。
  57. あ、私ばっかり話しちゃってごめんなさい。 何だか貴方って、話しやすくって。
  58. あ、私ばっかり話しちゃってごめんなさい。 何だか貴女って、話しやすくって。
  59. わたし、ペトラ、いいます。 あなた、傭兵、興味深いです。
  60. 名乗る
  61. 名乗らない
  62. よろしくな、俺は[HERO_MF]。 傭兵って言っても、独りきりの流れ者だぞ?
  63. よろしくね、私は[HERO_MF]。 傭兵って言っても、独りきりの流れ者よ?
  64. 流れ者……それ、何、意味します? どこ、流れる、流れられますか?
  65. どこ? いや、どこっていうと、世の中か? 当てもなく旅してるっていうか……
  66. どこ? いや、どこっていうと、世の中? 当てもなく旅してるっていうか……
  67. ……わたしの言葉、気になる、なりますか? すみません。わたし、話す、苦手で……。
  68. いやいや、そんなんじゃないって。 悪い、珍しい雰囲気の奴だから驚いて。
  69. いやいや、そんなんじゃないわよ。 ごめんね、珍しい雰囲気の人だから驚いて。
  70. 異国の出なのか? その顔の文様、格好いいよな。
  71. 異国の出なの? その顔の文様、格好いいわよね。
  72. ……はい! わたし、ブリギットの出。 この文様、精霊の加護、示し……
  73. さて……改めて礼を言わせてほしい。 世話をかけたな、[HERO_MF]。
  74. ああ、そうだ。先程地図を見たんだが、 件の村はもう少し東のほうにあるらしいぞ。
  75. 驚く
  76. 助言に感謝する
  77. 東? 地図の上ではもっと西のほうかと…… ……はあ。また森の中で迷うところだった。
  78. 東? 地図の上ではもっと西のほうかと…… ……はあ。また森で迷うところだったわ。
  79. 目印のない森の中で迷うのも無理はない。 導いてくれる者もいないのだから。
  80. 夜明けの太陽に向かって歩けばいい。 今度は迷わず、村へたどり着けるといいな。
  81. 助かる。俺も地図は見たんだが、 正直なところ方角がよくわからなくてな。
  82. 助かるわ。私も地図は見たんだけど、 正直なところ方角がよくわからなくて。
  83. はは、そうか。役に立てたなら良かった。 今度は迷わず、村へたどり着けるといいな。
  84. 夜が明けるまではここにいるのだろう? 折角だし野営地の者とも話してみるといい。
  85. ……などと、突然言われても 誰と話をしていいのか困るよな。
  86. “[-]青獅子の学級[+]ルーヴェンクラッセ[=]”の生徒についてだけで よければ、俺から簡単に紹介しようか。
  87. 殿下を救ってくれたそうだな。 ……感謝している。この恩は、必ず返す。
  88. 謙遜する
  89. 軽口を叩く
  90. いや、そこまで感謝されるようなことは してない。少し手伝ってやっただけさ。
  91. いえ、そこまで感謝されるようなことは してないわ。少し手伝ってあげただけよ。
  92. ……そうだとしても、おれの気が済まん。
  93. よし。なら、体で払ってもらおうか。 ここを発つ前に、手合わせを頼む。
  94. よし。なら、体で払ってもらおうかしら。 ここを発つ前に、手合わせを頼める?
  95. ふ……。 ああ、無論だ。
  96. 本当なら飯でも振る舞ってやりたいが、 時間がないのが悔やまれる……。
  97. お前が例の傭兵か。 確か[HERO_MF]、とか言ったな。
  98. あの猪が、お前は腕が立つと言っていた。 出立の前に一度、剣の腕を見せてみろ。
  99. 承諾する
  100. 拒否する
  101. 猪とは誰か聞く
  102. ああ。落ち着いたら、でよければ。 夜明けまではまだ時間がありそうだしな。
  103. ええ。落ち着いたら、でよければね。 夜明けまではまだ時間がありそうだし。
  104. ふ……では、楽しみにしているとしよう。 お前とならば、良い勝負ができそうだ。
  105. 悪いが、向かわなきゃいけない場所がある。 戦いに備えて、あまり消耗はしたくない。
  106. 悪いけど、向かうべき場所があるのよね。 戦いに備えて、あまり消耗はしたくないの。
  107. ほう……? 詳しいことは聞かんが、 強敵との戦いでも待っているのか……。
  108. ええと、その…… 猪ってのは、誰のことだ?
  109. ええと、その…… 猪っていうのは、誰のこと?
  110. フン……どうでもいいだろう。 奴を知る必要も、奴と関わる必要もない。
  111. あ、君が噂の……僕はアッシュ。 一応、ガルグ=マクの士官学校の生徒だよ。
  112. 士官学校のことは知っている? 出身ごとに、3つの学級があるんだけど……
  113. 聞いたことがあると答える
  114. 知らないと答える
  115. 聞いたことがあるな。確か少し前の雇い主が そこの出だって自慢してた気が……?
  116. 聞いたことがあるわ。確か少し前の雇い主が そこの出だって自慢していたような……?
  117. あはは……。でも、自慢にはなるかもね。 各国の大貴族や、王族まで集まるわけだし。
  118. いや……知らないな。 貴族の社会には疎いんだ。
  119. いえ、知らないわ。 貴族の社会には疎いのよ。
  120. そっか。でも、僕も似たようなものだよ。 貴族の養子とはいえ、元は平民だからさ。
  121. 周りは立派な貴族の方々ばかりで、 正直、ちょっと気後れしちゃうんだよね。
  122. 君みたいな人が相手だと、 話しやすくて落ち着くよ。
  123. おっと、うちの大将の恩人ってのはお前か。 恩に着るよ、機会があれば飯でもおごろう。
  124. 私からも感謝を。お礼をしたいところ ですが、すぐに出立してしまうとか……。
  125. こいつは驚いた、うちの大将の恩人ってのが こんなに素敵な女の子だったとはな。
  126. 機会があれば、ぜひともお礼を兼ねて 食事にでも誘うところなんだが……
  127. シルヴァン。殿下の、ひいてはファーガスの 恩人を口説こうとするのはやめなさい……。
  128. ああ、そうだ。折角ですし、 名前を聞いても構いませんか?
  129. 名乗る
  130. 名乗らない
  131. 傭兵の、[HERO_MF]だ。 まあ、頭の隅にでも留めておいてくれ。
  132. 傭兵の、[HERO_MF]よ。 まあ、頭の隅にでも留めておいて。
  133. ふふ……ここで別れるのは残念ですが、 いずれまた、再会の機会もあるでしょう。
  134. わざわざ名乗るほどの者じゃない。 しがない行きずりの傭兵だ。
  135. わざわざ名乗るほどの者じゃないわ。 しがない行きずりの傭兵よ。
  136. またまた。まあ、人には事情ってものも あるだろうし、深く詮索はしないが。
  137. しかし惜しいな。時間があれば、あれこれと 親交を深める余裕もあっただろうに。
  138. ……おいイングリット、睨むなよ。 俺は純粋な気持ちで言ってるんだからさあ。
  139. あっ、傭兵さん! 初めまして、だね。 あたしはアネット。で、こっちが親友の……
  140. メルセデスよ。よろしくね~。 もう、他のみんなとはお話した?
  141. したと答える
  142. まだだと答える
  143. まあ、だいたいの奴らとは話した。 みんな一癖あって、面白いな。
  144. まあ、だいたいの人たちとは話したわ。 みんな一癖あって、面白いわね。
  145. そうなんだ! 実はあたしたちも、 まだ全員と話したわけじゃないんだよね。
  146. ついこの間入学したばかりだものね~。 もしかして、あなたのほうが詳しいかも。
  147. いや、出立まではまだ時間があるし、 これから話してみるつもりだ。
  148. いえ、出立まではまだ時間があるし、 これから話してみるつもりよ。
  149. じゃあ、みんなのことをよく知らないのは 私たちと一緒ってことね~。
  150. 実はあたしたちもこの間入学したばかりで、 みんなの顔と名前は怪しいんだよね……。
  151. よう、さっきはありがとな。 お前に出会わなきゃどうなってたことやら。
  152. で、報酬の件なんだが、アロイスさんから 各自勝手に払うのは控えるよう言われてな。
  153. 教団としてまとめて対応したいらしいんだ。 そんなわけだから、悪いな。
  154. わかったと答える
  155. 信用できるのか問う
  156. わかった、ちゃんと報酬を貰えるなら 相手が誰だろうと構わないよ。
  157. わかった、ちゃんと報酬を貰えるなら 相手が誰だろうと構わないわ。
  158. はは、そのさっぱりとした物言い、 流石は傭兵ってところだな。
  159. アロイスさん……ってのは、 信用できる相手なのか?
  160. アロイスさん……っていうのは、 信用できる人なの?
  161. 簡単には他人を信用できないってわけか。 傭兵ってのは、そうあるべきなんだろうな。
  162. 何にせよ、お前が俺たちの恩人ってことには 変わりない。みんなお前に感謝してるよ。
  163. そういや、野営地にいる他の連中とは 話をしたか?
  164. 俺の所属する、“[-]金鹿の学級[+]ヒルシュクラッセ[=]”の生徒の ことなら多少は教えてやれるが。
  165. ……あ! あなたがもしかして、 級長たちの窮地を救った傭兵さん?
  166. すっごく強いって聞いてたから、 山のような大男かと思ってたわー。
  167. 笑う
  168. 受け流す
  169. ははは、見てのとおりだ。 期待を裏切って悪かったな。
  170. ふふふ、見てのとおりよ。 期待を裏切って悪かったわね。
  171. ほーんと、意外と普通よねー。 正直、がっかりだなー。
  172. まあ、こんな感じだ。 それじゃ……。
  173. まあ、こんな感じよ。 それじゃ……。
  174. あ、あたしのこと面倒くさそうな奴とか 思ったでしょー。ひっどーい。
  175. ……なーんてね。冗談よ、冗談。 あなた話しやすそうだったから、ついつい。
  176. クロードくんを助けてくれて、 本当にありがとー!
  177. ……ほう、君が件の傭兵だな? クロードを助けるとは余計なことを。
  178. とはいえ、レスターを代表する貴族として 礼は言っておかねばなるまいな。
  179. 聞き返す
  180. 聞き流す
  181. ん? レスターを代表する貴族ってのは、 盟主のリーガン家じゃないのか?
  182. え? レスターを代表する貴族といったら、 盟主のリーガン家じゃないの?
  183. 表面上はそうかもしれないが実情は違う。 次代のレスターを担うのは、この僕……。
  184. ああ、どういたしまして。 それじゃ、また……。
  185. ええ、どういたしまして。 それじゃ、また……。
  186. 待ちたまえ! 君も傭兵ならば、この僕に 顔を売っておくべきだぞ。なんせ僕は……
  187. ローレンツ=ヘルマン=グロスタール だからね! はーっはっはっはっはっ!
  188. んー? お前、見かけねえ顔だなあ。 別の学級の生徒かあ?
  189. あ、もしかして例の傭兵さんじゃ ありませんか? 名前は確か……
  190. 名乗る
  191. 名乗らない
  192. [HERO_MF]だ、よろしくな。 お前たちは誰の学級の生徒なんだ?
  193. [HERO_MF]よ、よろしくね。 あなたたちは誰の学級の生徒なの?
  194. 別に名乗るほどの者じゃない。 お前たちは誰の学級の生徒なんだ?
  195. 別に名乗るほどの者じゃないわ。 あなたたちは誰の学級の生徒なの?
  196. クロードくんがいる“[-]金鹿の学級[+]ヒルシュクラッセ[=]”だぞ。 オデたちは、ただの平民だけどなあ。
  197. レスターの土地柄なのか、他の学級よりも 平民の生徒が少し多いんです。
  198. 傭兵ってことは、君も平民ですよね? 何かあったら気軽に声をかけてくださいね。
  199. あ……。
  200. あら、あなたが噂の傭兵ですか。 [HERO_MF]……でしたっけ?
  201. 貴族の子弟に恩を売って、何か悪い事を 企んでるわけじゃないでしょうね。
  202. 否定する
  203. 否定しない
  204. 成り行きで助けただけだよ。 あいつらが貴族だってのも後で知ったんだ。
  205. 成り行きで助けただけよ。 彼らが貴族だっていうのも後で知ったの。
  206. 助けたのは成り行きだが、傭兵としては 貴族に恩を売っておいて損はないよな。
  207. 助けたのは成り行きだけど、傭兵としては 貴族に恩を売っておいて損はないわよね。
  208. ふうん……マリアンヌ、この人のことを どう思います? 信頼できそうですか。
  209. え、あの……ええと……
  210. まあ、どちらでも構いませんけど。 それじゃわたしたち、忙しいので。
  211. なあ、あんただろ? クロードたちを 助けた凄腕の傭兵ってのは。
  212. 実は、わたしも傭兵志望でさ、士官学校に 入ったのも傭兵になりたいからなんだ。
  213. 応援する
  214. 他の道を勧める
  215. へえ、じゃあいずれ俺の後輩になるのか。 楽しみだな、陰ながら応援しておくよ。
  216. あら、いつかは私の後輩になるのかしら。 楽しみね、陰ながら応援しておくわ。
  217. うん、ありがとう! わたし頑張るよ!
  218. 俺はこの道しかなかったから傭兵に なったが、楽な稼業じゃないぞ?
  219. 私はこの道しかなかったから傭兵に なったけど、楽な稼業じゃないわよ?
  220. うん、そんなのは覚悟の上だよ。 それでもわたしは、傭兵になりたいんだ。
  221. 目標としてる人に少しでも近づけるように、 日々是精進! やるぞー!
  222. 我輩はハンネマン。士官学校の教師だ。 君の話は聞かせてもらった……感謝するよ。
  223. それでは、一つ確かめさせてほしい。 単刀直入に聞くが、紋章は持っているかね?
  224. 紋章とは何か聞く
  225. 持っていないと答える
  226. ええと……そもそも紋章って何だ? 貴族の話にはちょくちょく出てくるよな。
  227. ええと……そもそも紋章って何かしら? 貴族の話にはちょくちょく出てくるわよね。
  228. 紋章? よくわからないが…… たぶん持ってないんじゃないか?
  229. 紋章? よくわからないけど…… たぶん持ってないんじゃない?
  230. 本当かね? 調べたことはないのだろう? 紋章の力は自覚できるとは限らんのだ。
  231. いいかね。紋章とは、血に宿る力だ。 その力は先祖から脈々と受け継がれ……
  232. 紋章を持つ者は魔道に優れたり、強力な 武具である“英雄の遺産”を操れたりする。
  233. 君の話を聞き、もしや……と思ったのだが。 反応を見るに調べたことはなさそうだな。
  234. 大修道院にある我輩の部屋に来てくれれば、 ゆっくりと調べられるのだが。ううむ……。
  235. はあ……いきなりの大騒ぎで、怪我した人の 治療だなんだ、くたびれちゃったわ。
  236. あ、あら……どなたかしら。 いえ待って……あたくしが当ててみせるわ。
  237. あなたは、ずばりあたくしを賊の手から 守るために現れた、流浪の騎士様ね。
  238. 違うと言う
  239. 相手の言葉に乗ってみる
  240. いや、違うだろ……。 俺は[HERO_MF]。ただの傭兵だ。
  241. いや、違うでしょ……。 私は[HERO_MF]。ただの傭兵よ。
  242. そうよね……。あたくしはマヌエラ。 教師であり医師であり歌姫であり……
  243. 気づかれちまったら仕方ないな。 俺は[HERO_MF]。何を隠そう……
  244. 気づかれちゃったら仕方ないわね。 私は[HERO_MF]。何を隠そう……
  245. ふふっ、ありがとう、優しい人なのね。 あたくしの冗談に乗ってくれて……。
  246. あたくしはマヌエラ。士官学校の教師であり 医師であり、歌劇団の歌姫であり……
  247. 今は働き過ぎて疲れている、 ただの寂しい女よ。
  248. ガルグ=マク大修道院に、士官学校が 併設されていることは知っておるか?
  249. 貴殿が助けた3人は、その士官学校で 各学級の級長を務める者たちでな……
  250. この野営地には、他の生徒たちや教師、 護衛の騎士団の者などがいるのだ。
  251. 士官学校の年始に行われる野外活動の 真っ最中だったのだが……
  252. そこに盗賊団の襲撃があり、先程のような 騒ぎになってしまったのだ。
  253. 君が3人に協力してくれて助かりました。
  254. 実は……級長たちは、囮になって盗賊団の 大部分を引きつけ、逃げてくれたのです。
  255. おかげで他の者たちはかすり傷程度で 守り切ることができました。
  256. しかし、その結果、級長たちが犠牲に なっては大問題ですからね……。
  257. 無事で本当に良かったです。 貴方の協力に感謝していますよ。
  258. これまで何度も野外活動を行ってきたが…… 今回のようなことは一度もなかったのだ。
  259. 今年は皇女、王子、盟主の孫が揃っている ため、護衛の数も平年の倍以上だった。
  260. にもかかわらず、このような体たらく……。 敵が一枚上手だったなどとは言えんよ。
  261. まったく、レア様に何と申し開きをすれば よいか……。困ったものだな。
  262. 話はアロイスさんから聞かせてもらった。 級長たちに加勢してくれて、感謝するよ。
  263. 生徒たちに何かあれば、心を痛めるだけでは 済まなかった。重ね重ね、ありがとう。
  264. 前節も、学校から故郷に帰還した生徒が行方 不明に……いや、君には関係ない話だった。
  265. 怖かったよ! 急に人がいっぱい襲ってきて……。
  266. 級長もどっかに行っちゃうし…… 残った貴族の人が指揮してくれたけど。
  267. あれ? そういえば、君って誰? ま、まさか賊の生き残りじゃないよね!?
  268. 士官学校にある3つの学級については 知ってるか? 知らなさそうだな。
  269. アドラステア帝国出身の生徒が集まるのが “[-]黒鷲の学級[+]アドラークラッセ[=]”で……
  270. ファーガス神聖王国出身の生徒が集まるのが “[-]青獅子の学級[+]ルーヴェンクラッセ[=]”で……
  271. レスター諸侯同盟領出身の生徒が集まるのが “[-]金鹿の学級[+]ヒルシュクラッセ[=]”だ。覚えたか?
  272. いやあ、特に何も起こらんから、旅行気分で 行けって先輩には言われたんですけどね。
  273. 蓋を開けてみればこれですよ。 まったく死ぬかと思いました。
  274. もう必死で槍を振り回してたんですが…… 士官学校の女生徒に助けられちゃって。
  275. 最近の若い子は強いですねえ。 機敏な動きで、見事なもんでした。
  276. [HERO_MF]殿! 我らが野営地によくぞ来てくれた。
  277. いろいろと話をしたいところだが…… 級長たち3人も貴殿と話したがっていてな。
  278. 私が貴殿を独り占めするわけにもいかん。 折角の機会だ、3人と話してみるといい。
  279. そろそろ夜が明けるか……?
  280. そろそろ夜が明けるかしら……?
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  283. おお、[HERO_MF]殿! 級長たちとの話は済んだのか?
  284. もうここを発ちたいと…… ……ううむ、すまんがそれは困る。
  285. 実は貴殿に折り入って頼みがあってな。 聞いてもらえんだろうか?
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