1. <<<EMPTY>>>
  2. 今回は本当に参ったわ。グロスタール伯の 二心を見抜けなかったなんて……。
  3. いえ、彼の野心のほどを見誤ったと 言うべきかしらね。
  4. 領民を大切にする彼が、戦いを選びたくなる ような状況を私たちが作ってしまった。
  5. そのことは、反省しなければならないわ。
  6. ベルグリーズ伯は獣のような男です。 罠の気配を敏感に察知する……。
  7. そんな彼の嗅覚をもってしても、 裏切りに気づけなかったとは……
  8. グロスタール伯の擬態の上手さを 褒めるしかありませんな。
  9. 気を引き締める
  10. 油断があったと推測する
  11. とすれば、気をつけなきゃいけないな。 貴族は油断も隙もあったもんじゃない。
  12. とすれば、気をつけなきゃいけないわね。 貴族は油断も隙もあったもんじゃないわ。
  13. ええ、そうですよ。特にグロスタール伯の ような歴史と実力を併せ持つ貴族は……。
  14. 油断があったんじゃないか? 優位な戦況だったんだろ?
  15. 油断があったんじゃない? 優位な戦況だったんでしょ?
  16. ベルグリーズ伯に限ってはあり得ませんな。 彼は将の何たるかを理解しています。
  17. 武人としては欲に負けて判断を誤ったりは しませんよ。
  18. アケロンという男のことを聞いたか?
  19. ミルディン大橋を治めるフレゲトン家の 領主で、帝国に臣従していたが……
  20. グロスタール伯の動きを知るや否や、 帝国を裏切って橋を明け渡した。
  21. 旗色を窺ってころころと陣営を変える…… まるで風見鶏のような者だな。
  22. 王国から一気に同盟側まで…… いやあ、牛馬のように働かされているよね。
  23. まあ味方が全滅する危機と言われちゃうと、 仕方ないんだけど……。
  24. これで助けられなかったらとんだ徒労だから 確実に助けられるように努力しよう。
  25. 驚く
  26. 同意する
  27. 努力する? お前からそんな言葉が聞けるとは……。
  28. 努力する? あなたからそんな言葉が聞けるなんて……。
  29. そう? 君の中の僕の人物像は、 いったいどうなってるのかな……。
  30. どうって……
  31. どうって……
  32. ああ、別に答えてほしいわけじゃないよ。 話も長くなって疲れそうだし、それじゃ。
  33. ああ、全力で助け出そう。
  34. ええ。全力で助け出しましょ。
  35. この先で親父が……あの親父に限って 心配は要らねえって思ってるけどよ。
  36. 戦場に絶対はねえからな……。 最悪を想像しちまいそうになる。
  37. 元気づける
  38. 楽観視する
  39. 元気出せって。 俺たちで必ず助け出すんだ。そうだろ?
  40. 元気出してって。 私たちで必ず助け出すのよ。そうでしょ?
  41. ああ……! お前の言うとおりだ。 オレだってやってやる!
  42. お前の父さん……あの軍務卿がか? あり得ないだろ。大丈夫だって。
  43. あなたの父さん……あの軍務卿が? あり得ないでしょ。大丈夫だって。
  44. だといいけどな……。 ありがとう、オレも前向きに考えるぜ。
  45. アッシュくんが敵として現れて、 私たちの手で討たれた……。
  46. アッシュくんが敵として現れたけど、 説得に応じてくれて良かったわ。
  47. でも、これからもそう上手くいくとは 思えない。
  48. 他の学級とはいえ、私たちは元同級生と、 殺し合っていかなくちゃいけないのね。
  49. エーデルちゃんの事情もわかってるから、 とても戦争をやめようなんて言えないけど。
  50. それでも顔見知りが死ぬのは悲しいわ。 生まれた時代の、せいなのかもね……。
  51. ……わたし、複雑な思い、ある、あります。
  52. 帝国、攻めた、優勢のダグザとブリギット、 両軍、軍務卿、蹂躙しました。
  53. しかし、今、同盟軍、軍務卿、 蹂躙する、しようとしています。
  54. ブリギット、負かした、軍務卿、 このような場所、命、落とす、許せません。
  55. まだ恨みがあるか問う
  56. 生きていてほしいか問う
  57. 恨みがあるってことか? 自分の手で、それを果たしたいとか?
  58. 恨みがあるってこと? 自分の手で、それを果たしたいとか?
  59. いいえ、理由、違います。 しかし、恨み……自分でも、わかりません。
  60. ブリギットとしちゃ、恨みのある相手だろう が……生きててほしいってことか?
  61. ブリギットとしては、恨みのある相手だろう けど……生きててほしいってこと?
  62. はい、わたし、そのよう、感じます。 ここで、死ぬ、相手、不甲斐ないです。
  63. それ、わたし、落胆する、してしまう、 です。
  64. い、いつかベルもあんなふうに敵地で 包囲されて死んでしまうんでしょうかああ!
  65. い、いつかベルもあんなふうに敵地で 包囲されて死んでしまうのおお!?
  66. まだ軍務卿たちは死んでないだろ。 物騒なこと言うなって。
  67. まだ軍務卿たちは死んでないでしょ。 物騒なこと言わないで。
  68. はっ、そ、そうでした。 ごめんなさい。
  69. はっ、そ、そうだった。 ごめんね。
  70. でも、ベルは……ベルは不安で……!
  71. 自分が防ぐと言う
  72. 未来はわからないと言う
  73. 俺が防いでやるから心配するな。こう見えて 傭兵時代、何度も包囲を破ってきてる。
  74. 私が防ぐから心配しないで。こう見えて 傭兵時代、何度も包囲を破ってきてるの。
  75. ほ、本当ですか? ならいいですけど……。
  76. ほ、本当? ならいいけど……。
  77. 未来はわからないしな、今のうちから 鍛錬しておけばいいと思うぞ。
  78. 未来はわからないしね、今のうちから 鍛錬しておけばいいと思うわ。
  79. 鍛錬……わかりました! やってやります! あたしだっていつかは強くなれるはず!
  80. 鍛錬……わかったよ! やってやるから! あたしだっていつかは強くなれるはず!
  81. かなり急に同盟領側に軍を動かしたので、 王国側の情勢が心配ですね。
  82. それなりの規模の軍は残してありますし、 ランドルフ将軍らもいるのですが……。
  83. 国王軍を警戒する
  84. セイロス騎士団を警戒する
  85. 国王自ら攻めてきたらまずいか? ブレーダッドの近衛は精強で有名だしな。
  86. 国王自ら攻めてきたらまずいかしら? ブレーダッドの近衛は精強で有名だしね。
  87. そうですね。国王が来るとなると、迎撃する 元王国の将兵らの刃も鈍るでしょうし。
  88. セイロス騎士団が攻めてきたらまずいか? まだ俺たちは本気の連中と戦ってない。
  89. セイロス騎士団が攻めてきたらまずい? まだ私たちは本気の連中と戦ってないわ。
  90. そうですね。セイロス騎士団はフォドラ 屈指の軍隊……精鋭中の精鋭ですから。
  91. フォドラのあちこちが、 騒がしくなってきたわね。
  92. 戦争に乗じて、いろいろなことを企む 人たちが出てきてもおかしくないわ。
  93. この軍は若い将が多いから、あたくしや ハンネマンのような人たちが……
  94. しっかりと気を配っていかないと いけないわね。
  95. フリュム領が、近いな……。
  96. 何か気になることでもあるのか? フリュム……どっかで聞いたような……。
  97. 何か気になることでもあるの? フリュム……どっかで聞いたような……。
  98. 縁もゆかりもないが…… 私が嫡子ということになっている家だ。
  99. イエリッツァの姓を思い出す
  100. 驚く
  101. そういや、あんたの姓はフリュムか。 言われるまで忘れてたくらいだ。
  102. そういえば、あなたの姓はフリュム…… 言われるまで忘れてたくらいだわ。
  103. ……そうか。 もう思い出す必要もない。
  104. えっ、どういうことだ? フリュム家の生まれじゃないのか。
  105. えっ、どういうこと? フリュム家の生まれじゃないの?
  106. そうだ……。 詳しい話は、皇帝にでも聞け……。
  107. おーっほっほっほっほ! 貴方、随分優秀な傭兵のようですわね。
  108. 私の実験……ごほんっ、もとい、 戦いの準備に付き合ってくださる?
  109. もちろん断ったりはしませんわよね。
  110. 後程、声をおかけしますので、 しっかり準備しておいてくださいます?
  111. 貴方に研究への参加をお願いした私の 判断に間違いはありませんでしたわ!
  112. これからもお願いしますわよ!
  113. ……俺に選択権はないのか?
  114. ……私に選択権はないの?
  115. ちょっと、聞いてよ。 ヒューがさ、酷いんだけど。
  116. ヒューベルトが?
  117. ヒューベルトが?
  118. あ、いやでも、大丈夫。 複雑な話だし。
  119. それに、ガルグ=マクの地下のこととか、 ヒューには恩もあるんだよね……。
  120. 首をかしげる
  121. ヒューベルトに文句を言おうか聞く
  122. 何が言いたいんだ? 俺の……知らない話だよな?
  123. 何が言いたいの? 私の……知らない話よね?
  124. ごめんごめん。混乱させちゃったし。 とにかく、文句言いたかっただけ。
  125. 結局、ヒューベルトに文句言っておけば いいのか? 
  126. 結局、ヒューベルトに文句言っておけば いいの? 
  127. ううん、別に大丈夫だし。 ありがとね。
  128. 君か……降伏した以上、命令には従うよ。 僕はもう、帝国軍の一員だ。
  129. 帝国軍にはロナート様もいらっしゃるし、 何より僕には、死を選べない……。
  130. どういうことかと尋ねる
  131. そうだと同意する
  132. 意味ありげな言い方だな。 死を選べないってどういうことだ?
  133. 意味ありげな言い方ね。 死を選べないってどういうこと?
  134. 陛下に命じられたんだ。忠義よりも、 自分の命を優先するようにって……。
  135. そうだ。折角拾った命なんだから、 大事にしたほうがいい。
  136. そうよ。折角拾った命なんだから、 大事にしたほうがいいわ。
  137. ………………。
  138. ……正義って、何なんだろう。 僕にはもう……わからないよ。
  139. 申し訳ありません。 ミルディン大橋失陥の責の一部は私に……。
  140. ガルグ=マクとの連絡が一時断たれたことに 気づくのが遅れてしまったのです。
  141. 大橋奪還の際には、必ず先陣を務めさせて いただければと……雪辱を果たします。
  142. やれやれ、グロスタール伯にはまんまと 欺かれてしまったよ。
  143. 伯爵はローレンツ君の父君だったな。
  144. ローレンツ君のいた[-]金鹿の学級[+]ヒルシュクラッセ[=]の担任は、 確かマヌエラ君だったが……
  145. かつての教え子と戦うというのは、 気が滅入ることは間違いないな。
  146. ローレンツ君のいた[-]金鹿の学級[+]ヒルシュクラッセ[=]の担任は、 確かマヌエラ君だったか……。
  147. さて、商売しちゃうわよ。 大変そうな状況みたいだけど……
  148. それにつけこんで暴利を貪ったりは しないから、安心してちょうだい!
  149. 皇帝陛下にもよろしく言っておいてくれる?
  150. わ、私はちゃんと帝国に従っているぞ。 こうして求めに応じて軍も出した。
  151. 小貴族のことなど顧みないレスターの円卓 会議よりは、帝国の支配のほうがマシだ。
  152. それにあのグロスタール伯爵に痛い目見せて やる、またとない機会のようだからな。
  153. 軍務卿といや、犬猿の仲の内務卿のことを 思い出すよな。
  154. まあ、あっちは武門の家じゃない。 戦場に顔を出すことはないだろうが……
  155. やっぱり「ざまあ見ろ」とでも 思ってるのかねえ。
  156. アミッド下流域の南岸はフリュム領です。 あ、フリュム家はご存じですか?
  157. かつては七大貴族の一人としてかなりの 権力を有していたフリュム家は……
  158. 前皇帝と対立し、一時取り潰しの危機に あったんです。
  159. ま、その件のせいで七貴族の変が起こり、 前皇帝は権力を失ったんですけれどね。
  160. 俺はレオポルト閣下に命を救ってもらった 恩があるんだ。
  161. だから、ガルグ=マクから、こっちに 志願して配置転換してもらった。
  162. 必ずあの人を助け出す……必ずな! うおおおおお!
  163. ミルディン大橋より下流の北岸地域には、 コーデリア領やゴネリル領がありますが……
  164. 帝国への臣従を表明していたコーデリア家は グロスタール家に倣って態度を翻し……
  165. 徹底抗戦の構えだったゴネリル家は、 その姿勢をいっそう鮮明にしています。
  166. マグドレドで戦った、ジェラルト傭兵団…… やっぱり手強かったっすよねえ。
  167. 王国軍に雇われてるとはなあ。 また相手はしたくないっす。
  168. ま、同盟軍との戦いには出てこないって ことっすから、そこは安心っすけど。
  169. 実は、レスター入りを考えていたのですが、 慌てて戻ってきましたよ。
  170. あ、私は南方教会の司祭でして、東方教会と 話し合いの場を設けるということで……
  171. その先遣となっていたのですが。 この情勢では、様子見しかありませんね。
  172. 大丈夫ですか、隊長さん。ミルディン大橋を 奪い返されたって聞きましたよ。
  173. あそこは商人にとっても要所ですからね。 すぐに再奪還できるといいんですが。
  174. ましてや逆に攻め込まれるなんて…… ないって信じていいですよね?
  175. 隊長、お疲れ様です! 本日も異常なしであります!
  176. 我々には異常はないのですが…… この北、同盟領は大変な事態のようです。
  177. 一刻も早く救援が成るといいですね……。
  178. なるべく多くの人が、生きて帰ってきて くれることを祈っています。
  179. 聞いたかね、[HERO_MF]!
  180. 戦術について、更なる研鑽を積むための 研究施設が運用され始めたらしい。
  181. これは皆で活用せざるを得まい。 さあ、君も確認してくるといい!
  182. ここでは、より高度で、より多彩で、 より新しい戦術の研究を進めている。
  183. 君たちにその気があるなら、 私が協力してもよいが……どうだね?
  184. 現在、戦略の見直しを図っているところだ。 出撃できるようになるまで少し待ってくれ。
  185. 戦術……勝利には不可欠な要素だ。 気にしながら準備をするか。
  186. 戦術……勝利には不可欠な要素ね。 気にしながら準備を進めようかしら。
  187. 誰もが皆、自分の事情で動く。 きっと君は大変になるよ、これから。
  188. もっとも、傭兵の君にとっては 歓迎すべき事態なのかもしれないけれど。
  189. “灰色の悪魔”ともまた戦えるだろう。 次こそ、討てることを祈っているよ。
  190. <<<EMPTY>>>
  191. <<<EMPTY>>>
  192. <<<EMPTY>>>
  193. <<<EMPTY>>>
  194. <<<EMPTY>>>
  195. <<<EMPTY>>>
  196. <<<EMPTY>>>
  197. <<<EMPTY>>>
  198. <<<EMPTY>>>
  199. <<<EMPTY>>>
  200. <<<EMPTY>>>
  201. <<<EMPTY>>>
  202. <<<EMPTY>>>
  203. <<<EMPTY>>>
  204. <<<EMPTY>>>
  205. <<<EMPTY>>>
  206. <<<EMPTY>>>
  207. <<<EMPTY>>>
  208. <<<EMPTY>>>
  209. <<<EMPTY>>>
  210. <<<EMPTY>>>
  211. <<<EMPTY>>>
  212. <<<EMPTY>>>
  213. <<<EMPTY>>>
  214. <<<EMPTY>>>
  215. <<<EMPTY>>>
  216. <<<EMPTY>>>
  217. <<<EMPTY>>>
  218. <<<EMPTY>>>
  219. <<<EMPTY>>>
  220. <<<EMPTY>>>
  221. <<<EMPTY>>>
  222. <<<EMPTY>>>
  223. <<<EMPTY>>>
  224. <<<EMPTY>>>
  225. <<<EMPTY>>>
  226. <<<EMPTY>>>
  227. <<<EMPTY>>>
  228. <<<EMPTY>>>
  229. <<<EMPTY>>>
  230. <<<EMPTY>>>
  231. <<<EMPTY>>>
  232. <<<EMPTY>>>
  233. <<<EMPTY>>>
  234. <<<EMPTY>>>
  235. <<<EMPTY>>>
  236. <<<EMPTY>>>
  237. <<<EMPTY>>>
  238. <<<EMPTY>>>
  239. <<<EMPTY>>>
  240. <<<EMPTY>>>
  241. <<<EMPTY>>>
  242. <<<EMPTY>>>
  243. <<<EMPTY>>>
  244. <<<EMPTY>>>
  245. <<<EMPTY>>>
  246. <<<EMPTY>>>
  247. <<<EMPTY>>>
  248. <<<EMPTY>>>
  249. <<<EMPTY>>>
  250. <<<EMPTY>>>
  251. <<<EMPTY>>>