1. <<<EMPTY>>>
  2. 犠牲はつきものとは言うけれど…… できる限り抑えて進みたいわ。
  3. 敵味方にかかわらず、ね。 ……そう上手く事は運ばないのだけれど。
  4. 頷く
  5. 肩をすくめる
  6. ランドルフの死を悼む
  7. ああ、ただ仕事だと割り切って 殺せればもっと気が楽なんだが……。
  8. ええ、ただ仕事だと割り切って 殺せればもっと気が楽なんだけど……。
  9. より良き未来を掴むため、必要な犠牲だと 割り切るしかないのでしょうね。
  10. ああ、命を捨ててまで邪魔する奴ら ばっかりだ。
  11. ええ、命を捨ててまで邪魔する奴ら ばっかりよ。
  12. 彼らを打ち倒してでも、 より良き未来をこの手に掴まなければ……。
  13. ランドルフも、ジェラルトも……。 今回は特に多くの敵味方が死んだな……。
  14. ランドルフも、ジェラルトも……。 今回は特に多くの敵味方が死んだわね……。
  15. ええ……彼らのためにも、 より良き未来をこの手に掴まなければ。
  16. 同盟と手を結べたことで、戦線は これまでにないほど安定してます。
  17. 焦らず着実に軍を進めていけば、王国、 そしてセイロス騎士団を打ち破れるかと。
  18. ……「彼ら」がそれを黙って見過ごすとは、 とても思えないのが問題ですがね。
  19. 首を捻る
  20. 彼らに心当たりがある
  21. ……彼ら?
  22. ……彼ら?
  23. 姿を消したタレスとその仲間ですよ。どこで 何をしているのか……警戒しませんと。
  24. “闇に蠢く者”……だな。
  25. “闇に蠢く者”……ね。
  26. ええ。姿を消したタレスの足取りは、依然と して掴めていません。警戒が必要です。
  27. 帝国の貴族の当主には紋章を持っていない 者も増えてきているが……
  28. 王国ではいまだ紋章持ちでない当主は ほとんどいないと聞く。
  29. その例外が、ドミニク男爵だな。彼の代には どうしても紋章持ちが生まれなかったとか。
  30. ただし嫡子は紋章持ちのようだし、一族の アネットもそうだったと記憶しているよ。
  31. この辺りには、聖人ゆかりの地が いっぱいあるんだよ。誰かから聞いたかい?
  32. 北に行けば聖キッホルを奉るロディ海岸。 南には聖インデッハの聖地トータテス湖。
  33. 従軍中じゃなきゃ見に行くんだけどねえ。 人生ままならないものさ。
  34. 少しならいいのではと言う
  35. 残念がる
  36. 少しならいいんじゃないか? 近くなんだろ?
  37. 少しならいいんじゃない? 近くなんでしょ?
  38. あ、もしかして一緒に来る? それなら許可も出そうだ。そうしよう。
  39. それは残念だな。戦争が終わってから 行くしかないんじゃないか?
  40. それは残念ね。戦争が終わってから 行くしかないんじゃない?
  41. はあ……君もそう言うんだね。 僕も残念だよ。
  42. ランドルフも、妹のフレーチェも、 随分やるようになったよな。
  43. エーデルガルトに本陣を任されて、 しっかりと応えるなんてよ。
  44. しかもランドルフはベルグリーズの血を 引いてねえってのに、あの活躍だぜ?
  45. 負けないと発奮する
  46. まだまだと評価する
  47. 俺も負けてられないな。 お前もじゃないか?
  48. 私も負けてられないわね。 あなたもじゃない?
  49. ああ、そのとおりだ。 オレもやらなきゃならねえぜ!
  50. 確かにやるようにはなったが、 俺からすればまだまだ、これからだな。
  51. 確かにやるようにはなったけど、 私からすればまだまだ、これからよ。
  52. 何い!? ってことはオレはまだまだまだ、 じゃねえか? 負けてられねえぜ!
  53. ……オレだって、 志半ばで倒れるかもしれねえ。
  54. けど、後悔はないだろうな。 全力でやった結果だ。
  55. フレーチェも、そう思って、切り替えて 向かっていけるといいんだけどよ。
  56. ベル、何となくですけど…… 帝国に生まれて良かったなあって。
  57. ベル、何となくだけど…… 帝国に生まれて良かったなあって。
  58. 王国の人たちと戦ってると、みんな 大変そうに思えちゃいますね……。
  59. 王国の人たちと戦ってると、みんな 大変そうに思えちゃうよね……。
  60. 同盟は?と聞く
  61. 帝国も大変だと言う
  62. 同盟はどうなんだ? 思いつきで言ってるだけじゃないだろうな。
  63. 同盟はどうなの? 思いつきで言ってるだけじゃないわよね。
  64. えっ、同盟? ……あう、いや、おぶ……ち、違うもん!
  65. お前……帝国だって大変なんだぞ。王国に 生まれてたら逆のことを言いそうだな。
  66. あなた……帝国だって大変なのよ。王国に 生まれてたら逆のことを言いそうよね。
  67. えっ、王国に生まれてたら? ……あう、いや、そ、そんなことないもん!
  68. 王国、北、行く、従って、 とても、寒さ、増していきます。
  69. 寒い、体の動き、鈍ります。 武器の扱い、間違う、危険です。
  70. 皆、平気、凄く、あります。 真似、できません……。
  71. 敵でも味方でも、人が討たれていくのは とても悲しいことだけれど……
  72. それに慣れ切って、平気になってしまわない ことに、どこか安心している自分もいるの。
  73. 自分は慣れたと言う
  74. 自分も慣れないと言う
  75. そうか。けど、それでいいと思うぞ。 そのままでいてくれ。俺は慣れちまったが。
  76. そう。でも、それでいいと思うわ。 そのままでいてね。私は慣れちゃったけど。
  77. 本当に? またそういうこと言って。 私は、貴方が優しい人だって知ってるわよ。
  78. 本当に? またそういうこと言って。 私は、貴女が優しい人だって知ってるわよ。
  79. それでいいんじゃないか? 俺も傭兵を ずっとやってきたが、慣れないままだ。
  80. それでいいんじゃない? 私も傭兵を ずっとやってきたけど、慣れないままよ。
  81. ふふっ、私に合わせてくれなくていいのよ? でもありがとう、[HERO_MF]くん。
  82. これまで何度となく立ち塞がってきた、 ジェラルト傭兵団……
  83. 彼らが味方になるというのは、 ちょっと複雑な気持ちはありますね。
  84. 喜ぶ
  85. 同意する
  86. 俺は純粋に嬉しいがな。 あれだけの猛者たちが仲間になるんだ。
  87. 私は純粋に嬉しいけどね。 あれだけの猛者たちが仲間になるのよ。
  88. ええ、あなたはそう言う気がしてました。 元傭兵ですしね。ふふっ。
  89. それはそうだよな。俺も、あいつらが 基地にいるのを見ると、一瞬身構えちまう。
  90. それはそうよね。私も、あの人たちが 基地にいるのを見ると、一瞬身構えちゃう。
  91. ええ、慣れるといいんですが……警戒を まったくしないわけにもいきませんし。
  92. 兄さん……。
  93. フレーチェ、何かをしていたほうが 気が紛れるんじゃないですか?
  94. 訓練場で剣を振るとか…… あ、相手が必要なら付き合いますけど。
  95. 兄さんが、死んだんですよ? そんなことしてられると……!?
  96. それは、あたしにはわかりません。
  97. でも、生き残りたいなら、 仇を討ちたいなら……強くなるしか。
  98. 戦い続けるって決めたから、 あなたはまだここにいるんじゃないですか?
  99. ………………。 ……そう、ですね。
  100. 戦争が終わったら、士官学校を 再開できないかしらって考えているのよ。
  101. もちろん前と同じ形にはならないと 思うけれど……それでもね。
  102. エーデルガルトやフェルディナントからは 随分と前向きな反応を貰えたわ。
  103. 今のうちから準備を進めるって…… 頼もしいわね、本当に。
  104. “灰色の悪魔”[BYLETH_MF]……。 やはり、相当腕が立つな……。
  105. 奴ほどの相手と死合えんとは、 本当に……口惜しい限りだ……。
  106. “灰色の悪魔”[BYLETH_MF]……。 やはり、相当腕が立つ……。
  107. 近いうち、再び戦うことになるだろうが…… 早くその日が来るよう、祈るばかりだ……。
  108. ふ……あの男ならば、私を……私の中の 悪鬼ごと、斬れるのかもしれん……。
  109. ふ……あの女ならば、私を……私の中の 悪鬼ごと、斬れるのかもしれん……。
  110. おーっほっほっほっほ! いよいよ陛下の 野望成就の時が近づいてきましたわ!
  111. それすなわち、私の悲願が達成される時も 近いということ。楽しみですわね!
  112. 疑問を呈する
  113. 祝福する
  114. エーデルガルトの野望とお前の悲願が 同時に成るとは限らないんじゃないか?
  115. エーデルガルトの野望とあなたの悲願が 同時に成るとは限らないんじゃない?
  116. そんなことはわかっておりますわ! 雰囲気作りですの!
  117. ですが、エーデルガルト様ならば、必ず私の 願いを叶えてくれると信じているのですわ!
  118. そいつはおめでとう。 気が早い気もするが、祝っとくか?
  119. それはおめでとう。 気が早い気もするけど、祝っとく?
  120. 貴方、流石に気が早すぎますわ! 言葉だけ受け取っておきますの。
  121. エーデルガルト様が私の願いを叶えてくれた その時には、改めて祝ってくださいます?
  122. ハピ、確かこの辺にいたことあるんだよね。 まー全然景色とか見た覚えはないけど。
  123. 昔の知り合いも、みんな死んじゃった みたいだし……忘れちゃってよさそ。
  124. <<<EMPTY>>>
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  127. 僕の弟たちは、ロナート様の指示で 帝国領に避難してきたんだけど……
  128. みんな、元気でいるかな。 最近、ろくに手紙も書いてないんだ……。
  129. 上の弟は、僕が騎士になった時、 凄いって誰より喜んでくれたけど……
  130. 今の僕を見ても、自慢の兄さんだって 言ってくれるのかと思うと……怖くてさ。
  131. 今のところは同盟も、帝国と歩調を合わせて よく戦ってくれているようだな。
  132. おかげで僕も肩身の狭い思いをせずに 済んでいる、が……
  133. 不安があるのか聞く
  134. 肩身の狭い思いについて聞く
  135. 同盟との関係で悪い話は聞かないが…… その口ぶりだと、不安があるのか?
  136. 同盟との関係で悪い話は聞かないけど…… その口ぶりだと、不安があるの?
  137. どんなに親密な相手であれ、別れは突然に やってくるものさ。僕の経験上、だがね。
  138. 肩身の狭い思いって、どういうことだ?
  139. 肩身の狭い思いって、どういうこと?
  140. ……お気楽に生きている平民の君には わからないか。それも仕方あるまいな。
  141. 順調に戦いが進めば、いずれファーガスの 王都フェルディアを見られそうですね。
  142. お前、また街を散策してえと思ってんだろ。 けど行くとすりゃ戦いに行くんだぞ? 
  143. 緊張感を持つべきと諭す
  144. 勝てば散策できると励ます
  145. そうだぞ、イグナーツ。たぶん激戦になる。 もっと緊張感を持ったらどうだ?
  146. そうよ、イグナーツ。たぶん激戦になるわ。 もっと緊張感を持ったらどう?
  147. そ、そうでした……。 はい、気を引き締めて臨みます!
  148. まあ、オデが守ってやるからよ。お前は 戦いに勝ってから、ゆっくり散策しろよ。
  149. とはいえ、戦いに勝ちさえすれば、 ゆっくり散策もできるんじゃないか?
  150. とはいえ、戦いに勝ちさえすれば、 ゆっくり散策もできるんじゃない?
  151. そうですよね! 絶対に勝ちましょう!
  152. お前、散策のために戦うのか? まあ戦う理由なんてそれぞれだよなあ。
  153. 順調に戦いが進めば、いずれファーガスの 王都フェルディアを見られそうですね。
  154. 楽しみだなあ……なんて、不謹慎でした。 すみません、聞かなかったことに……。
  155. そのうち王都で戦うことになるんだろ? どんな街なんだろうなあ。
  156. もし勝てたら、王国の名物料理でも たらふく食いてえよなあ。
  157. 敵の王ディミトリってのは馬鹿力なんだろ? かち合うことがあったらおれに譲れよ。
  158. この両腕で捻り潰せねえ奴はいねえんだ。 あ、いや、ホルストは別な。
  159. 待てよ、ベルグリーズ伯も……。 ……ディミトリは大丈夫だ。きっとな!
  160. この戦争が終わりに近づくほど、 奴らが動き出す可能性は高まる……。
  161. 奴らの望みがフォドラの混乱であれば、 ですけどね。
  162. 首を捻る
  163. 奴らに心当たりがある
  164. 奴らって……?
  165. 奴らって……?
  166. はあ? “闇に蠢く者”たちに 決まってるじゃありませんか。
  167. あんたとも関係があるかもしれないのに、 ほんっと当事者意識が薄いんですね。
  168. “闇に蠢く者”ども……だな?
  169. “闇に蠢く者”たち……ね?
  170. そうです。いつ何を始めるかわかりません。 くれぐれも警戒を怠らないでくださいね。
  171. 義父や同盟の皆さんと、戦わずに 済んでいるのは幸いなのですが……。
  172. 王国や中央教会との方々とは、もう永遠に 和解できないのでしょうか……?
  173. 敵とはいえ同じ人間ですし……憎くもない 相手との命の取り合いは、まだ抵抗が……。
  174. バルタザール、コンスタンツェ、ハピ。 なんつーか……いつもどおりの顔ぶれだな。
  175. あいつらとは2年前まで、[-]灰狼の学級[+]ヴォルフクラッセ[=]…… 地下の学級で、一緒に暮らしてた仲でね。
  176. 灰狼の学級について聞く
  177. 腐れ縁をからかう
  178. [-]灰狼の学級[+]ヴォルフクラッセ[=]……? 士官学校にそんな学級はなかったよな。
  179. [-]灰狼の学級[+]ヴォルフクラッセ[=]……? 士官学校にそんな学級はなかったわよね。
  180. 学級って名前はついてるが、要は地上で 行くあてのねえ若者を収容しとく場所だよ。
  181. 俺たちみてえな「訳あり」にとっては、 まあそこそこ居心地の良い場所だった。
  182. それはまさしく腐れ縁ってやつだな。 いいじゃないか、仲が良さそうで。
  183. それはまさしく腐れ縁ってやつね。 いいじゃない、仲が良さそうで。
  184. 仲が良いかは置いておいて、腐れ縁なのは 確かだな。こんなところで集合するとは。
  185. ファーガスに残してきた部下は心配だが…… まあ、今は帝国に雇われてやるさ。
  186. 安心しな。俺様の商売は信用が命だ。 軽々しく裏切るような真似はしねえさ。
  187. ま、そういう身の上だからこそ信頼なんて できやしねえ、って言い分もわかるけどな。
  188. 今からでも、戦いを止められないのかしら。 王国のみんなと、争うなんて……。
  189. ドミニク家が旗頭になっているのなら、 戦場には絶対に……アンもいるはずよ。
  190. 私には、あの子を倒すなんてできないわ。 ずっと一緒にいた、親友なんですもの。
  191. 丸く収める方法を探る
  192. 突き放す
  193. 例えば……その友達とやらを殺さず、戦いに 勝つ方法はないか、考えてみたらどうだ?
  194. 例えば……その友達とやらを殺さず、戦いに 勝つ方法はないか、考えてみたらどう?
  195. アンを殺さずに、勝つ方法……。 私なりに、ちょっと考えてみるわ。
  196. 友達を殺す覚悟が決まらないなら、 戦わなけりゃいい。単純な話だろ。
  197. 友達を殺す覚悟が決まらないなら、 戦わなければいいのよ。単純な話でしょ。
  198. そう、よね……。 ごめんなさい、あなたの言うとおりだわ。
  199. 中央教会は、フェルディアより南の カムロスに本拠を置いているようだ。
  200. レアさんの所在は、よくわからないが。
  201. フェルディアだと予想する
  202. カムロスに隠れていると予想する
  203. 教会の連中でも戦える奴は、 王国軍に協力してそうな気がするがな。
  204. 教会の中でも戦える人たちは、 王国軍に協力してそうな気がするけどね。
  205. つまり…… フェルディアにいるんじゃないか?
  206. つまり……フェルディアにいるんじゃない?
  207. そうかもしれないな。 ああ見えて、レアさんも腕は立つ。
  208. カムロスの教会の中にでも 隠れてるんじゃないか?
  209. カムロスの教会の中にでも 隠れてるんじゃない?
  210. どうかな、ああ見えてレアさんも腕は立つ。
  211. ………………。
  212. どうしたんだ? 変な顔して。
  213. どうしたの? 変な顔して。
  214. いや、思っていたより歓迎されて、 不思議な気分なだけだよ。
  215. 自分を過剰に恐れる者もいない……。
  216. ………………。
  217. どうしたんだ? 変な顔して。
  218. どうしたの? 変な顔して。
  219. いや、思っていたより歓迎されて、 不思議な気分なだけだよ。
  220. 自分を過剰に恐れる者もいない……。
  221. よう、楽にさせてもらってるぜ。
  222. これまで帝国軍と戦ってた時には、やれ劣勢 だの、敵は大軍だのって状況が多かった。
  223. それがなくなるだけでも、 傭兵としちゃ良い話だよな、まったく。
  224. 驚く
  225. 頷く
  226. 驚いたな。 “壊刃”ジェラルトでもか?
  227. 驚いたわね。 “壊刃”ジェラルトでも?
  228. 傭兵に壊刃も新人もあるかよ。 死んじまえばみんな一緒だ。
  229. そうだな、傭兵にとっては全部、 命あっての物種だもんな。
  230. そうね、傭兵にとっては全部、 命あっての物種だものね。
  231. ああ、話が早くていいな。 これからの仕事も楽そうだ。
  232. 陛下に与えられた役目をまたも果たすことが できた。これもお前たちのおかげだ。
  233. はい! 私たちだけの力だなんて、 とても思えないですもんね、兄さん。
  234. ああ……俺は仲間に恵まれたな。 これで母にも楽な暮らしをさせてやれる。
  235. いろいろあったが……ここまで 頑張ってきてよかったな、フレーチェ!
  236. 戦いは順調みたいね。 買い物もどんどんしてちょうだい。
  237. 同盟と帝国が繋がったおかげで、 商売もぐっとやりやすくなっているの。
  238. 掘り出し物をいっぱい、 特価でお店に並べちゃうわよ! うふふ!
  239. ううむ、不思議なものだな。 こうしてかつての敵と轡を並べるとは……。
  240. だが、それも一興というものだ。貴殿らの おかげで、しばらく退屈はしなさそうだな!
  241. ……む? その反応、伝わっていないか。 今のは「轡」と「退屈は」をかけたのだ。
  242. ははは、どうだ! この2年、傭兵団で 冗談の腕にも磨きをかけてきたからな!
  243. 訳あって素性は明かせないんだが…… 俺はファーガスから逃げてきた身でね。
  244. 隊商に交じってここへ来たんだ。あのまま 王国にいたら、戦場で死んでいただろうさ。
  245. ほら、そういうのは武人の仕事だろ? 俺の父や、叔父のような……ね。
  246. そうだな、俺にできるのは…… ははは、歌で平和を願うことくらいだな。
  247. 王国の北部、ゴーティエやフラルダリウス、 カロン、ダフネルといった……
  248. “十傑”の子孫である家のブレーダッドへの 忠誠は押しなべて高い。
  249. それと比べれば、この辺りの諸侯は 士気も低く、与しやすい相手なのですよ。
  250. その例外が、“十傑”の子孫ドミニク家。 すでにドミニク領は帝国の支配下ですが……
  251. 逃げ延びた当主とその一族を、諸侯は 担ぎ出し、戦わせようとしているようです。
  252. 陛下の所在がわからない時は、 モニカ殿に聞くようにしているさ。
  253. そういう者は多いのではないか? 彼女はなぜか必ず知っているからね。
  254. ヒューベルト殿でもいいんだが、彼はむしろ 彼自身の所在が不明なことのほうが多い。
  255. そして彼の所在は、陛下もモニカ殿も 把握できていない……面白くはないか?
  256. 帝国が戦争を始めると聞いた時には、 何を考えてるんだって思いましたけど。
  257. こうやって勝利が、僕らの目的の達成が 近づいてくると……
  258. ここまでやってきて良かったと思います。 死んだ友達のためにも、必ず……!
  259. 王国との戦いは、冬が来る前に 終わらせなければいけません。
  260. といっても、冬の終わりと同時に 戦争を再開しましたから……
  261. まだまだ猶予はあるんですけどね。
  262. いや、帝国軍は凄いですね。 勇猛果敢、一戦必勝で。
  263. 同盟軍は王国を攻めあぐねておりましてね、 そのお詫びと報告に参ったのです。
  264. <<<EMPTY>>>
  265. 王国と同盟の境界で緊張が高まっている せいで、北のほうの交易は大変ですよ。
  266. 戦闘に巻き込まれたら困りますし、 賊や傭兵崩れも出そうですし。
  267. 安全に行こうと思ったら、ガルグ=マクを 経由しなくちゃいけませんけど……
  268. 山越えになっちゃうでしょ? もう費用がかかっちゃって。
  269. よう、俺はジェラルト傭兵団の稼ぎ頭、 ジェッツだ! よろしくな!
  270. ……兄弟がいないかって? 知らねえな。俺は天涯孤独だぜ。
  271. 何だ、そのお化けでも見たようなツラは! 頼むぞ、おい。
  272. 俺はジェラルト傭兵団の一員だったんだ。 でも、団長が死んじまっただろ?
  273. あの団にはもう未来はねえと思って、 こっちに雇われることにしたのよ。
  274. なあ、俺たちの陣地って、 妙に犬や猫が多いと思わないか?
  275. あいつら、まさか…… ……いや、そんなはずないな。ないない。
  276. 隊長、お疲れ様です! 本日も異常なしであります!
  277. 今までのところ、この門にまで 敵が攻め寄せたことはないですが……
  278. 今後もそうとは限りません。 どんどん敵地に入っていきますし。
  279. もし敵が現れたら……自分が全力で 食い止めてみせますよ! ……たぶん。
  280. ふふっ、私に合わせてくれなくていいのよ? でもありがとう、[HERO_MF]ちゃん。
  281. さあ、気を取り直して目標へと邁進しよう。
  282. その悲しみや悔しさは、 きっと君を強くしてくれる。
  283. 人間とは、そういうもののはずだよ。 僕の知っている限りね。
  284. 強大な敵との戦争に勝利するには、 どうしたらいいんだろう。
  285. ……君の、次なる目標の話だよ。 “運命共同体”の力になりたいんだ。
  286. 強さだけではどうにもならないこともある。 だから、いろいろなやり方でね。
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  401. <<<EMPTY>>>