1. <<<EMPTY>>>
  2. クロードや同盟軍の者たちには、 感謝しなくてはならないな。
  3. 同盟軍だけで敵を押し留める一手を閃いたと 言っていたが……皆、無事でいるだろうか。
  4. 楽観する
  5. 悲観する
  6. クロードは頭が切れるんだろ? きっと、 策を弄して上手く切り抜けるんじゃないか。
  7. クロードは頭が切れるんでしょ? きっと、 策を弄して上手く切り抜けるんじゃない?
  8. ……ああ。あいつは士官学校時代から、他の 者が考えないようなことを考える男だった。
  9. 同盟軍だけじゃ厳しかったんじゃないか?  かといって、戻る選択肢もないが……。
  10. 同盟軍だけじゃ厳しかったんじゃない?  かといって、戻る選択肢もないけど……。
  11. ああ、今更引き返すことはできない……。 彼らの無事を祈りながら、進むしかないな。
  12. 今後の戦略を考えれば、こんなところで 同盟軍の戦力を欠くのは大きな痛手になる。
  13. クロードの手腕を……言葉を信じて、 先へ進もう。為すべきを、為さなければ。
  14. フェニヤ子爵は、やはりあれ以上の 情報を持っていないようだったな……。
  15. 仕方ないと割り切る
  16. 隠しているだけではと疑う
  17. 仕方ないさ。きっとあいつも、 誰かの掌の上で踊ってるだけなんだろ。
  18. 仕方ないわ。きっとあの人も、 誰かの掌の上で踊ってるだけなのよ。
  19. そうだな。初めから、あの者が持っている 情報にさして期待もしていなかったし……。
  20. 本当か? 何も知らないって 装ってるだけって線もあるよな。
  21. 本当? 何も知らないって 装ってるだけって線もあるわよね。
  22. ……あの手の者は、忠義や国益よりも、 我が身可愛さで短絡的に動くものだ。
  23. 少しでも命の危険を感じれば、 すぐに持っている限りの情報を吐く。
  24. ……この2年間、俺は数え切れないほど そうした手合いへの尋問を繰り返してきた。
  25. しかし、エーデルガルトもエーギル公も 揃ってタレスの傀儡となっていたとはな。
  26. アリアンロッドでタレスを討てていれば、 帝国領の人々も命を落とさずに済んだ……。
  27. あの男さえ、この世にいなければ…… ……この命に代えても、殺してみせる。
  28. ……帝国軍の殿を務めているのは、 ベルグリーズ伯だそうだな。
  29. ああ、アリルでも戦った難敵だ。 突破するにはさぞ骨が折れるだろうよ。
  30. 帝国の現状を知ってなお、皇帝の背を守る 盾となろうとするとは、見上げた忠義心だ。
  31. ドゥドゥーのようだと言う
  32. フェリクスのようだと言う
  33. どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。 何だかドゥドゥーみたいだな。
  34. どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。 何だかドゥドゥーみたいね。
  35. ……そうかもしれんな、もしおれと陛下が 同じ状況にあったなら、きっとそうする。
  36. ハッ……確かに貴様は仮に奴が突然暴君に 変貌したとしても、奴を裏切らんだろうな。
  37. どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。 何だかフェリクスみたいだな。
  38. どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。 何だかフェリクスみたいね。
  39. フン、同類扱いするな。俺ならば、とっとと 見切りをつけて国を出ていっているだろう。
  40. ……お前は、軽々しくそんなことが できる人間とは思えんが。
  41. フン、同類扱いするな。俺には、 誰ぞの傀儡となった王に仕える趣味はない。
  42. ……それは、そうだな。あくまで、 おれたちの主は陛下ただ一人だけだ。
  43. 君は軍務卿の息子……カスパルのことを、 覚えていた? 僕たちの同窓生だよ。
  44. 覚えている
  45. 覚えていない
  46. ああ、あまり関わりはなかったが覚えてる。 [-]黒鷲の学級[+]アドラークラッセ[=]にいた奴だろ。
  47. ええ、あまり関わりはなかったけど、 覚えてるわ。[-]黒鷲の学級[+]アドラークラッセ[=]にいた人でしょ。
  48. ……うん。僕は昔、食堂や訓練場で 何度か話をしたことがあって。
  49. いや、悪い。 さっぱり覚えてないな……。
  50. いや、ごめん。 さっぱり覚えてないわね……。
  51. まあ、他の学級と深く交流する前に、 士官学校は休止になっちゃったしね。
  52. 僕、カスパルとは食堂や訓練場で 何度か話をしたことがあってさ。
  53. 乱暴なのは玉に瑕だけど、話していると 僕まで元気が湧いてくるような人だった。
  54. こんな時代じゃなかったら、 きっと友達になれたのかな……。
  55. ベルグリーズ伯にはいろいろ物騒な逸話が あるんだ。素手で熊を倒したとか、何とか。
  56. その手の噂を聞く限り、その。 たぶん、陛下の同類なんだろうなと。
  57. いや、王様と将を同じ物差しで測っちゃ いけないんだろうが……武勇的な意味で。
  58. 陛下にしろ軍務卿にしろ、 まともに相手をしたい相手ではないよなあ。
  59. エミール……こうしてあなたに もう一度会えるなんて、夢みたい。
  60. もう二度と、あなたを置いて遠くに行ったり しないわ。これからは、ずっと一緒よ。
  61. メルセデス……。だが、今の私は ただ死に場所を探すだけの人間だ……。
  62. 生きてゆく意味も、進むべき道も、 今の私には、何一つ……
  63. 私は、あなたが死ねばとても悲しいし、 ただ生きていてくれるだけでも嬉しいのよ。
  64. それだけじゃ、あなたにとっての 「生きていく意味」にはならないかしら。
  65. っ……。だが…… 私の中の“死神”は、きっとお前を……。
  66. ……エミールは、エミールだもの。 私はちっとも怖くないわ。
  67. それに、心配しないで。私だって、 この2年でとっても強くなったんだから~。
  68. あのね……“死神騎士”の正体は、 他でもない、イエリッツァ先生よ。
  69. そして、イエリッツァ先生は私の弟。 子供の頃にね、帝国で生き別れたの。
  70. ……信じられないかもしれないけれど、 イエリッツァ先生はね、私の弟なの。
  71. やっと会えたと思ったのに、 こんなことって……。
  72. ……ごめんなさい。今は少しだけ、 一人でお祈りさせてくれないかしら。
  73. ………………。
  74. メルセデス……。
  75. ヒルダのお兄さん……ホルストさんだっけ。 すっごく頼りになる人だったね。
  76. いったいどう頑張ったら、 あそこまで強くなれるんだろう。
  77. 効率的な訓練が大事だと答える
  78. あくまで素質の問題だと答える
  79. 努力……は、もちろんお前もしてるしな。 訓練や勉学の効率を上げてみるとか?
  80. 努力……は、もちろんあなたもしてるしね。 訓練や勉学の効率を上げてみるとか?
  81. なるほど……がむしゃらに頑張るだけじゃ 駄目ってことだよね。ちょっと考えてみる!
  82. うーん……あれはホルストさんの 努力ってより、素質の問題なんじゃないか?
  83. うーん……あれはホルストさんの 努力ってより、素質の問題なんじゃない?
  84. 確かに、紋章は持ってないって聞いたけど、 体格とか才能は天性のものだもんね……。
  85. あたしはあたしなりの方法で、 強くなるしかないってことかな。
  86. せめて、いつも側にいてくれる仲間を 守れるくらいには強くならなくちゃ。
  87. エーギル公は皇帝の威を借りて、政を ほしいままにしているように見えますが……
  88. 滅びゆく帝国を憂い、必死に 守ろうとしているようにも見えます。
  89. あの者の忠心は、本物なのでしょうか……。
  90. 本物だと答える
  91. 偽物だと答える
  92. 帝国を救おうっていう気持ちに嘘は ないんじゃないか。手段や結果はともかく。
  93. 帝国を救おうっていう気持ち自体に嘘は ないんじゃない? 手段や結果はともかく。
  94. タレスに都合よく利用されちまってるから こその振る舞いなのかもしれないぞ。
  95. タレスに都合よく利用されちゃってるから こその振る舞いなのかもしれないわよ。
  96. そうなのでしょうか……いえ、ここで何を 言ったところで、推測でしかないのですが。
  97. よくわからないが、自分が偉くなれれば どうでもいいんじゃないか?
  98. よくわからないけど、自分が偉くなれれば どうでもいいんじゃない?
  99. 元々そんな奴だから、タレスの奴にも 都合よく利用されちまったんだろ。
  100. 元々そんな人だから、タレスの奴にも 都合よく利用されちゃったんでしょ。
  101. かつては辣腕で知られたそうですが…… 時間は、人を変えてしまうのでしょうか。
  102. ……とにかく、今は彼らを追いましょう。 戦局を一気に進める、絶好の好機です。
  103. いやあ、やはりジェラルト傭兵団を 味方に引き入れて正解でしたね……。
  104. 下手な騎士団よりも統率が取れている。 アリルでの戦いで、実感しましたよ。
  105. この戦いが終わっても、彼らには王国で 働き続けてほしいものですが……
  106. 何やらレア様との因縁があるようですし、 きっとそうもいかないのでしょうね。
  107. 大司教ならば、敵に気づかれることなく 大修道院までは到達できるはずだ。
  108. 率いる騎士団も選り抜きの者たちだ。 何かあっても問題はなかろう。
  109. レアの強さについて聞く
  110. セイロス騎士団の強さについて聞く
  111. レアさんを信頼してるんだな。 けど、何であの人はそんなに強いんだ?
  112. レアさんを信頼しているのね。 けど、何であの人はそんなに強いの?
  113. うむ……大司教は、人々を守り導くためには 相応の力が必要だとお考えだ。
  114. 古の聖人たちも皆、力を持っていた。ゆえに 彼らに倣い、彼女も努力してきたのだろう。
  115. 一つ疑問なんだが……何で教団の抱える 騎士団には、強い奴らが集まるんだ?
  116. 一つ疑問なんだけど……何で教団の抱える 騎士団には、強い人たちが集まるの?
  117. 彼らとて元から強かったわけではない。 努力と経験の賜物だと思ってもらいたい。
  118. 彼らは平時でも信徒の安全を守るため、 紛争の仲介や賊退治に奔走してきた。
  119. 実戦経験の数で言えば、諸国の騎士たちの 比ではない。つまり、そういうことだ。
  120. とはいえ、我々も悠長にはしていられん。 君たちも出撃の支度を急いでくれ。
  121. わたくし、本当はレア様にご一緒させて いただこうと思っていましたのよ。
  122. でもお兄様が許してくれなかったんですの。 自分の近くから離れては駄目だと言って。
  123. でもお兄様が生きていたらこちらに残ったと 思いますの。だから、その代わりを……。
  124. たぶん……先の戦いに現れた、闇の魔道士の 方々のことを警戒しているのだと思います。
  125. ……あなたは先の戦いに現れた、 闇の魔道士の方々のことを覚えていて?
  126. 彼らは恐らく、フォドラの闇に蠢く者……
  127. わたくしは、彼らのことをよく知りませんが とにかく危険な方々なのだと思いますわ。
  128. はあ……想定どおりの動きとはいえ、 正直なところ気が気じゃないな。
  129. そろそろレア様たちも大修道院の近くまで 辿り着いた頃だろう。ご無事だといいが。
  130. 励ます
  131. 悲観する
  132. 心配無用だろ。俺たちが着く頃には 大修道院を陥落させてるかもしれないぞ。
  133. 心配無用でしょ。私たちが着く頃には 大修道院を陥落させてるかもしれないわよ。
  134. そうだといいんだが……。大修道院で どんな敵が待ち構えてるかわからないだろ?
  135. ああ……あそこは帝国の重要拠点だしな。 駐屯してる兵の数も相当だろう。心配だな。
  136. ええ……あそこは帝国の重要拠点だし。 駐屯してる兵の数も相当でしょう。心配ね。
  137. レア様ならきっと大丈夫だと信じたいが、 どんな敵が待ち構えてるかわからないしな。
  138. もたついてる暇はない。どんな名将が相手 だろうと、ぶっ飛ばしてして進むだけさ。
  139. 前エーギル公、わたし、一つ、思い出…… 悪い、思い出、しかし、あります。
  140. わたし、帝都、来たばかりの頃、あの男、 わたしの父、侮辱する、しました。
  141. 怒る、わたし、即座、蹴り飛ばす、です。 反省する、しています。
  142. 追撃戦っていうの? 逃げる人をただ追いかけるのって……
  143. 気分良くないね。 すっごい悪者になった気分。
  144. 同意する
  145. 最初に会ったのも追撃戦だったと言う
  146. それは同感だがな。 ここで逃がすわけにはいかないぞ。
  147. それは同感だけどね。 ここで逃がすわけにはいかないわ。
  148. わかってるし。 ……っと危ない。ため息出そ。
  149. お前と最初に戦った、あの戦いも、 追撃戦だったと思うが。
  150. あなたと最初に戦った、あの戦いも、 追撃戦だったと思うけど。
  151. そーだよ。 だから、ヤな気分だったじゃん。
  152. それでキミたちの説得に応じたんだし。
  153. “煉獄の谷”が文字どおり煉獄になったわ。 多くの人が狭い谷に折り重なって……。
  154. きっと一生忘れられない光景になる。 どんなに忘れたくてもね。
  155. ……さ、気分を切り替えていなきゃ。 準備は万全かしら?
  156. 山道は大変だし、地面は燃えてるし、 恐ろしいベルグリーズ伯は出てくるし……
  157. 本当に酷い一戦でした……。 ベルはもう部屋でじっとしていたい……。
  158. 本当に酷い一戦だったよ……。 ベルはもう部屋でじっとしていたい……。
  159. ……なのに、これからガルグ=マクまで 険しい道を一直線なんですよ!?
  160. ……なのに、これからガルグ=マクまで 険しい道を一直線なんだよ!?
  161. 戦争が終わっても、これじゃベルの平穏は 永遠に来そうにないよお……。はあ……。
  162. 正直な話、私はこちらについてくるより、 レアさんと一緒のほうが良かったがな。
  163. 暑いのが苦手だからと推測する
  164. 大司教を守りたいからと推測する
  165. 素直に理由を聞く
  166. 暑いのが苦手だからか? 確かにアリルはしんどい戦場だった。
  167. 暑いのが苦手だからかしら? 確かにアリルはしんどい戦場だったわ。
  168. フ……外れだ。 ダグザの南のほうがよほど暑いぞ。
  169. 大司教を守りたいからか? 以前、恩があったんだよな。
  170. 大司教を守りたいからかしら? 以前、恩があったのよね。
  171. その恩義には、十分報いたさ。 私はカトリーヌとは違う。
  172. その恩義には、十分報いたさ。 私はセイロス騎士団の連中とは違う。
  173. 何でだ? 思い当たる理由はないが……。
  174. 何で? 思い当たる理由はないけど……。
  175. 単に、戦い方の問題だよ。 あんな狭い谷で乱戦するくらいなら……
  176. ガルグ=マクに奇襲をかけたほうが、 よほど安全に戦える。
  177. ………………。
  178. ……おい何だよ、妙な顔しやがって。 俺がここにいたら、そんなにおかしいか。
  179. おかしいと言う
  180. おかしくないと言う
  181. ああ……すまん。お前がそうして女神に 祈ってる姿は新鮮だったからな。
  182. ええ……ごめん。あなたがそうして女神に 祈ってる姿は新鮮だったから。
  183. ……俺の母親も敬虔な信徒でね。 よく、こうして女神様に祈ってたもんだ。
  184. 前にも話さなかったか? 俺の母親は敬虔な信徒だったってよ。
  185. その姿を見て育ったからか、勝負事の前には 祈るってのが、ガキの頃からの習慣でね。
  186. いや、全然。邪魔しちまって悪かったな。 何を祈ってたんだ?
  187. いや、全然。邪魔しちゃって悪かったわね。 何を祈ってたの?
  188. 勝利と無事を。総本山を巡る戦いだ、 女神様も少しくらい力を貸してくれるだろ。
  189. まあ帝国軍も帝国軍で、総本山を守る 戦いだ、って女神様に祈ってるんだろうが。
  190. こうしてでかい勝負の前に祈るのは、 ガキの頃からの習慣でね……。
  191. 後方に残った同盟軍のことならば、 クロードに任せておけば心配は無用だ。
  192. クロードは、盟友を助けるために、無償で 危ない賭けをするような男ではない。
  193. どんな策を閃いたのか知らないが、 勝算があるからこそ留まったのだろう。
  194. 必ず勝利し、その勝利によって、何かしら 同盟の利を必ず得る。そういう男なのだよ。
  195. 次は追撃戦になるって聞いたぞ。 てことは、逃げる敵を追いかけるんだろ?
  196. 参ったなあ、オデ、駆けっこは苦手でよ。 頑張っても追いつけねえかもしれねえよ。
  197. お前は駆けっこ速そうだよなあ。 細え体のほうが、体が軽いもんなあ。
  198. オデがみんなに置いてかれても、 気にしねえで先に行ってくれよな。
  199. 戦況はこちらに優勢ですが、まだ敵には 猛将ベルグリーズ伯がいるんですよね。
  200. せめてこちらにホルストさんがいれば……
  201. 共感する
  202. 強気を見せる
  203. そうだな。確かにホルストさんなら、 ベルグリーズ伯とも互角に渡り合える。
  204. そうね。確かにホルストさんなら、 ベルグリーズ伯とも互角に渡り合えるわ。
  205. 同盟軍と別行動にさえならなければ…… なんて、言っても仕方ないですよね。
  206. 弱気になるなって。こっちにも強い将は たくさんいるし、俺だっているんだ。
  207. 弱気にならないでよ。こっちにも強い将は たくさんいるし、私だっているのよ?
  208. そうですよね……!  キミだってすごく強いですもんね。
  209. ……でも、やっぱり不安だなあ。 ホルストさーん……
  210. 戦場にいた帝国軍の中にも、主に祈りを 捧げている方がいました……。
  211. たとえ今は敵でも、彼らは私たちと同じ フォドラの人間です。
  212. 彼らにも大切な家族やお友達がいて…… そういう人たちと戦っているんですよね。
  213. ……ごめんなさい、埒もない話を。
  214. 励ます
  215. 褒める
  216. この戦争さえ終われば、今は敵側にいる 連中とも、笑って話せる日が来るさ。
  217. この戦争さえ終われば、今は敵側にいる 人たちとも、笑って話せる日が来るわ。
  218. 大事なことだ。戦争を続けていると、 そういう感覚が失われがちだからな。
  219. 大事なことよ。戦争を続けていると、 そういう感覚が失われがちだものね。
  220. だが、ここにいる限り今は戦うしかない。 大丈夫か? 無理はするなよ。
  221. でも、ここにいる限り今は戦うしかない。 ……大丈夫? 無理はしないで。
  222. はい……この戦争で命を落とした人たちの ためにも、最後までやり遂げないと。
  223. ヒルダさんの分まで、私が……。
  224. いやあ、困ったねえ。
  225. おれが帝都でどデカい借金をこさえちまった 相手が、王国軍の捕虜になってるってよ。
  226. 何が困るのか聞く
  227. 呆れる
  228. それで何が困るんだ? 借りた金は返せよ。
  229. それで何が困るの? 借りた金は返しなさいよ。
  230. そこさ、おれが困ってんのは。 もし処刑でもされちまおうもんなら……
  231. 返したくても返せる相手がいなくなる。 借金を踏み倒すようで悪いなと思ってよ。
  232. まさか、このまま処刑でもされれば、 借金を返さなくて済むなんて考えてるのか?
  233. まさか、このまま処刑でもされれば、 借金を返さなくて済むなんて考えてるの?
  234. おいおい、人聞き悪いこと言うなって。 借金を踏み倒す真似はしたくねえんだがな。
  235. エーデルガルト様があのエーギル公に あれほど好き勝手させているなんて……
  236. 正気とは思えませんわ! ……ハッ、まさか。
  237. いえ、そう考えれば辻褄は合いますわ。 彼らの姿が見えなくなったわけも……。
  238. ………………。今の帝国は、 闇の巣窟と化しているのでしょう。
  239. ベルグリーズ伯を敵として戦場で見る日が 来るなんてなあ……。
  240. まさか、ベルグリーズ伯と戦場で会う日が 来るなんて……。よく命があったよ……。
  241. それに、カスパルもいたよね。 とりあえずは逃げ出したみたいだけど。
  242. 気遣う
  243. 平気そうだと言う
  244. お前とカスパルは……幼馴染だったか? こんなことになって大変だよな。
  245. あなたとカスパルは、幼馴染だったかしら? こんなことになって大変よね。
  246. いや、そうでもないよ。僕がこの軍で 生き延びることを受け入れているように……
  247. あいつも僕を殺すかもしれないことは わかっているさ。たぶんね。
  248. その割に平気そうだな。 お前とカスパルは幼馴染じゃなかったか?
  249. その割に平気そうね。 あなたとカスパルは幼馴染じゃなかった?
  250. そうだけど、仕方ないよ。あいつは名誉とか 大いなる目的のために戦ってはいないから。
  251. 戦うことが生きる手段だし、死ぬ気は…… 負ける気は微塵もないんだから。
  252. ……騎士団を辞めたのは、 そういう理由だったのか。
  253. ああ。だから、レア様の目に留まるのは、 避けたかったんだがな……ん?
  254. 悪い、話し中だったか?
  255. 悪いわね、話し中だった?
  256. 気にすんな、たいした話じゃねえよ。 それより……
  257. 出陣の準備は出来てんのか? この先は、 今までにない激戦が予想されるだろ。
  258. ジェラルト傭兵団も、総力を挙げて 戦わせてもらうよ。
  259. 父は中央教会というより、大司教のレアに 近づくのを避けていたようだった。
  260. 父自身もだが……子である自分もな。
  261. だが、避けたままではいられないだろう。 何か理由があるなら、知っておきたい。
  262. ……騎士団を辞めたのは、 そういう理由だったのか。
  263. ああ。だから、レア様の目に留まるのは、 避けたかったんだがな……ん?
  264. 悪い、話し中だったか?
  265. 悪いわね、話し中だった?
  266. 気にすんな、たいした話じゃねえよ。 それより……
  267. 出陣の準備は出来てんのか? この先は、 今までにない激戦が予想されるだろ。
  268. ジェラルト傭兵団も、総力を挙げて 戦わせてもらうね。
  269. 父は中央教会というより、大司教のレアに 近づくのを避けていたようだったよ。
  270. 父自身もだけど……子である自分もね。
  271. だけど、避けたままではいられないかな。 何か理由があるなら、知っておきたい。
  272. ガルグ=マクには山の外に繋がる抜け穴や、 我々も存在を知らぬ隠し通路が数多くある。
  273. 言うまでもないが、レア様たちはそんな 大修道院の構造を熟知していることだろう。
  274. 今は奇襲の成功を信じて進むしかあるまい。 皆が無事でいればよいのだが……。
  275. ついにガルグ=マクを奪還するってことで、 いろいろとおまけしておいたわよ!
  276. え? いつもと値段が変わらない? そ、それは……
  277. いつもおまけしてあげてるってことよ! またのご来店を~!
  278. 私は王国軍と共に進軍するよう命じられたの ですが……やはり猊下の御身が心配です。
  279. あの方に何かあれば、フォドラの一大事。 人々も心の支えを失いましょう。
  280. 私としては、やはり猊下が戦場に立つなど 危険に過ぎると思っています。
  281. ですが、猊下ご自身が望まれたことですし、 それをお留めするわけにもいきません……。
  282. ふう、何とか間に合いました……! ここからは私たちも加勢いたします。
  283. ……あら。あの暑苦し……ごほん、 ブレナス子爵はまだ来ていないのですか?
  284. ならば、彼の分まで私が皆様をお支えして みせましょう。頼りにしていてください。
  285. 皇帝の兄弟は、みな既に死んでいるとか。 つまり、彼女さえ討ってしまえば……
  286. アドラステアは次に担ぐべき皇帝をめぐり、 きっと内紛状態となることでしょうね。
  287. しかし、1000年続いた皇家の血統が ここで途絶えるかもしれないと思うと……
  288. 何だか、すごい場面に 立ち会うことになりそうですね。
  289. 我々学者が同行しているのが意外ですか? こう見えて、戦場では仕事が多いのですよ。
  290. 前線にどれだけの物資を供給するか、 拠点の攻略にどれだけの兵員が必要か……
  291. 軍略や武芸に秀でていようとも、そうした 緻密な計算ができねば戦いには勝てません。
  292. 陛下はそれをよく心得ていらっしゃる。 蔑ろにする指揮官も少なくないのですよ。
  293. あの薄気味悪い連中、アリルにも現れたが いったい何者なんだろうな……。
  294. 西方教会と戦った時や、コルネリアの奴を 討伐した時にも姿を見たような気がするぞ。
  295. あいつらの狙いはいったい何なんだ? 帝国を戦争に勝たせることなのか……?
  296. 何だか、いよいよ最終決戦って 感じがしてきましたねえ、隊長。
  297. いやもちろん、ガルグ=マクの攻略や 帝都の攻略だって残ってるわけですけど。
  298. それにしたって、長い道のりだったなあと 思いまして。何だか感慨深いですよ。
  299. 帝国で仕事をしていた同業者たちは、 ほとんど王国や同盟に移ってきたよ。
  300. この戦争の大勢が決まりつつあると、 傭兵たちは考えているんだ。
  301. そういった情勢の変化に敏感でないと、 傭兵はやっていられないからね。
  302. ふーっ、でかい戦いになるのは予想外 だったが、どうにかアリルを抜けたな!
  303. 軍務卿だか何だか知らないが、 暑さに耐えきった俺たちは無敵だぜ!
  304. 今の俺たちの敵じゃ……うっ。 ……悪い、まだ少しクラクラしててなあ。
  305. 軍全体が湧き立っているように感じる。 大修道院の奪還が目前に迫っているからか?
  306. フォドラの者にとって、ガルグ=マクとは ここまで大きな意味を持つ場所なのだな。
  307. ……ううむ。ダスカーで言う、主神の 神殿や聖域のようなものなのだろうか。
  308. 異なる土地の習俗や、根付いた考え方を 理解するのは、なかなか難しいものだ……。
  309. 隊長、お疲れ様です! 本日も異常なしであります!
  310. とはいえ、迫りくる決戦に備えて、 皆さん忙しく駆け回っている様子……。
  311. 少しでも皆さんが落ち着いて 過ごせるように、自分も頑張ります!
  312. ………………。
  313. どうかしたのか、ラルヴァ。 このところおとなしいが。
  314. どうかしたの、ラルヴァ。 このところおとなしいけど。
  315. どうもしないと思う。 思うけれど……
  316. 何かがこのままじゃいけないと、 そう訴えかけてくるんだ。何だろう……。
  317. 君の目覚ましい成長に、 僕は自分の現状を嘆いているよ。
  318. 何度も道に迷って、その度に言葉を重ねる ことになったあの頃を思うとね。
  319. 文句のつけようのない決着を、 信じているよ、[HERO_MF]。
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