1. ふんふんふふーん♪ 今日は人も少なくて平和だなあ。
  2. ベルナデッタ、ちょっといいですか?
  3. はいいい! 何でしょう! ベルはやましいことは何も……!
  4. その言い方だと、何か瑕があるように 聞こえちゃいますよ。
  5. すぐに対応すべきことがあって、 暇な人を集めているんです。
  6. といっても、この3人だけですけどね。
  7. 対応すべきこと……? きっと、ベルは役に立てないよ?
  8. 同意する
  9. 反論する
  10. そうだな。賊の討伐なんだろ? しかも弓で戦いにくい洞窟じゃあな。
  11. そうね。賊の討伐なんでしょ? しかも弓で戦いにくい洞窟ではね。
  12. ベルナデッタがいないほうがすんなり 終わるんじゃないか?
  13. ベルナデッタがいないほうがすんなり 終わるんじゃない?
  14. 戦い!? って、ちょっと待ってください。 いないほうがいいとか酷くないですか?
  15. 戦い!? って、ちょっと待ってよ。 いないほうがいいとか酷くない?
  16. ベルだってやる時はやるんです! 一緒に行ってあげてもいいんですよ?
  17. ベルだってやる時はやるもん! 一緒に行ってあげてもいいんだよ?
  18. 来たくないかと思って言ったのに……。 まあ来るって言うならそれでいいが。
  19. 来たくないかと思って言ったのに……。 まあ来るって言うならそれでいいけど。
  20. え? それなら、やっぱりちょっと、 ベルは遠慮したいというか……
  21. いや、お前は役に立てるだろ。
  22. いや、あなたは役に立てるでしょ。
  23. いくら洞窟での戦いが想定されてると 言ってもな。
  24. いくら洞窟での戦いが想定されてると 言ってもね。
  25. 戦い!? ベルはちょっと遠慮したいな っていうか……
  26. 他に人はいないんですか? どうしてお休みのベルをおおお!
  27. 他に人はいないの? どうしてお休みのベルをおおお!
  28. 多くの人が出払っちゃってるんです。 申し訳ないとは思うんですが……
  29. 確かに、今日は人が少なくて 過ごしやすいなあとは思ってたけど……。
  30. 時間がないのだ。 敵に気づかれれば、逃げられてしまう。
  31. そ、そういえば誰ですか、あなたは!
  32. 外務卿のゲルズ公ですよ。 会ったことがないんですか?
  33. そういえば、会うのは初めてかもしれんな。 母君にはよく助けられているよ。
  34. えっ、お母様に? それはそれは日頃からお世話に……。
  35. いやいや彼女の才覚に世話になっているのは こちらのほうでな……。
  36. 挨拶もいいんだが…… 時間がないんじゃなかったのか?
  37. 挨拶もいいんだけど…… 時間がないんじゃなかったの?
  38. そうだった。ベルナデッタ、 君にもかいつまんで話しておこう。
  39. 私は2年前、失われた遺産である “ドローミの鎖環”の入手に動いていてね。
  40. それを知ったと思われる怪しい輩が 私の周囲に潜んでいたのだ。
  41. おそらくアランデル公の手の者だったと 思われるのだが……。
  42. あたしが行方不明になった後、父…… オックス男爵に接触した者がいたんです。
  43. そいつらの調査をしているうちに、 ゲルズ公の周囲にまで辿り着いて……。
  44. つまり、二つの怪しげな動きは、 同一の組織のものだったというわけだ。
  45. その人たちと、戦うってことですかね?
  46. ええ、そうです。ついに彼らの潜伏拠点の 場所を突き止めましたので。
  47. 動かれる前に、一挙殲滅といきましょう!
  48. エーデルガルトさんもヒューベルトさんも、 皆さんいないもんね……。
  49. ベルのお花との時間が……こうなったら他の 日にいっぱい引き籠もってやるんだから!
  50. 同情する
  51. 同意する
  52. こんな日に発見の報告があったのが 不運だったな、ベルナデッタ。
  53. こんな日に発見の報告があったのが 不運だったわね、ベルナデッタ。
  54. はい……。こうなったら敵相手に 大立ち回りを演じてやりますよ!
  55. うん……。こうなったら敵相手に 大立ち回りを演じちゃうんだからね!
  56. ああ、俺も休みがなくなりそうだな。 他の日に貰うことにするか。
  57. そうね、私も休みがなくなりそう。 他の日に貰うことにするわ。
  58. さあ、すぐに発ちますよ。
  59. 帝国に、陛下に仇なす者たちに…… 痛撃を与えてみせます。
  60. 私はそこまで腕が立つほうではないのでな。 皆の頑張りに期待しているぞ。